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喜びで自己一致が起こり、自己一致が無限の可能性を開く

結局のところ、人は自分の人生を生きるしかない。

どんなにあがいても他人の人生を生きることはできない。

だから、人生は自分で考え自分で創るしかないといっていいだろう。

ではどうすれば、自分の人生を創ることができるようになるのか。

どうすれば、自分を生きることができるのだろうか。

それは、喜びと感じることと一致して生きるということなのだと思う。

日々、自分の喜びを体現して生きることができれば、我々は自分の人生を創り自分を生きられるようになる。

自分自身を生きられない理由は、自分自身に制限を加えてしまうことだ。

何かに興味を持っても、自分には無理だとか、お金がないからとか、そういった理由で制限を作ってしまい、何もすることなく諦めてしまったりする。

そういった制限によって自分の可能性を閉じてしまえば、自分の人生を創ることもできなくなり、その結果、自分を生きられなくなってしまう。

また、何かをやろうとしても周囲の反対によって可能性を制限してしまうこともあるあるだろう。

特に年齢が若く自由に使えるお金のないときなどに家族の反対などがあったりすると、自分のやりたいことを諦めてしまうことになったりする。

自分の望みを諦めると、それに代わる何かをすることになる。

特にこれから先の進路を選択しなければならないという場合は、立ち止まることができないため、それに代わることをしなければならなかったりする。

もちろん、その代替えとして始めたことに楽しさや喜びを感じることができれば、それはそれで問題ない。

しかし、そうではない場合には、自分に不一致な状態が生まれてしまうことになり生きることが苦しくなってしまう。

個人的なことでいうなら、僕はそういった不一致で長い時間苦労してきた。

だからこそ、一人でも多くの人に自分と一致した状態で生きていけるようになってもらえればいいなと思っている。

もちろん、不一致を生み出してしまった原因は僕にもあった。

自分のやりたいと思っていたことを、情熱を持って周囲を説得することができなかった。

たとえ反対されたとしても、それを覆すだけの熱意やそれまでしてきた努力をちゃんと示すことができればよかったのかもしれない。

もし周囲の反対を覆すくらいの情熱と説得できるような材料を持つことができていたなら、あるいは家族の支援を得ることもできただろう。

ただ、残念ながら自分の熱い思いを伝えることができず、その当時やりたいと思っていたことを諦めることにした。

それ以降、他責で生きることになった。

他責で生きれば生きるほど人生がつまらなく感じ、自分に自信を持つことができずに長い間、不一致の状態で過ごすことになった。

しかし、この世界は優しくできている。

この世界には、自分を生きるためのヒントが散りばめられている。

このことに気づくことができ、少しづつであるが自分と一致して生きていけるようになった。

ひとつづつパズルのピースを拾い集めていけば何とかなる。

幸い、今は自己一致した状態で過ごせるようになっている。

我々は、自分の可能性を知りたいという思いを持って生きている。

自分とは何か、自分には何ができるのか、自分は何に喜びを感じるのか、そういった自分の未知なる可能性を知りたいという欲求を持っている。

だからこそ、そういった思いには蓋をしない方がいい。

我々が自分とは何か、自分にはどんな可能性があるのかと考えるのは、誰もが「空」の世界から生まれたからだ。

「空」は、宇宙の創造主といわれたり、サムシング・グレイトといわれたりしているが、今回はあえて「空」という言葉を使う。

「空」は、まさに何もない状態であり、その何もない状態から空自身の可能性を知るために、この宇宙を生み出した。

「空」という何も持たない意識が、自分を知りたい自分の可能性を知りたいといった理由から物質宇宙を生み出し、そこで繰り広げられる様々な出来事を観察することにした。

そういった物質宇宙に我々は存在している。

「空」から生まれた我々は、そういった空の意識を持っている。

だからこそ、人は自分を知りたい、自分の可能性を知りたいという欲求を持っている。

また、我々は「空」と同様に、自身を観察する能力を持っている。

観察する能力を持たなければ自分を知ることができないし、自分の持っている未知なる可能性も知ることができない。

この自分を知りたいという欲求とそれを観察する能力を持ってすれば、人は自分を知ることができ、自分をより詳しく知ることができれば自分に一致して生きることができるようになるだろう。

ある一つの対象に興味を持って、それを実際にやってみる。

すると、そこに何かしらの感情が生まれ、その感情を観察することで、それが自分に合っているかどうかを知ることができる。

新しいことに挑戦してみれば、必ず何かを感じるはずだ。

楽しかったとかつまらなかったとか。

あるいは、上手くできなかったけど楽しかったとか。

やっている最中はもういいやと思ったけれど、時間が経ったらもう一度やってみたくなったとか、実際にやってみて上手くいったけど少し簡単すぎた等々。

そういった自然発生的に浮かび上がってくる気持ちを、丁寧に観察していくことで自分の可能性を知ることができるようになり、自分ならではのオリジナルの人生を歩んでいける。

そして、シンプルに楽しいと感じることを継続していけば自身の可能性を広げることができるし、楽しく感じないことはしないという判断をすることもできる。

そうやって興味を持ったことを行動に移し、そこで得た感情を観察していけば、自分が持ち合わせている可能性を知ることができ未知の自分を既知にすることができるだろう。

主観的に行動し客観的に自分を観察することで、何が必要で何が必要でないかを知ることができるようになる。

そういった取捨選択の作用を通じて、人は自分を知ることができるようになっていく。

興味を持ったことに挑戦し、その感情を観察していけば自分を知ることができ、今度はそれを言語化できるようになっていく。

若かりし頃の僕に足りなかったことは、こういった挑戦するという思いだったといってもいい。

もっと挑戦していれば、自分の可能性を的確に知ることができ、それを伝えることで周囲の協力を得ることができるようになったに違いない。

興味を持ったことに失敗してもいいから挑戦すれば、自分を知ることができる。

結果は、自分を知るために存在している。

この世界は自分を知る場所である。

だから、心が動いたことに挑戦していかなければ自分を知る機会を失っていく。

とはいえ、僕の場合でいえば幸運にもこれまでの自己不一致が今に生かされている。

自己不一致だった経験が、こうして記事を書く原動力となっているし、現在、自分の人生を自分で創ることができるようになっている。

人生に、無駄なことは何ひとつない。

これまでの不具合という伏線を一つづつ回収していくことが、文章を書く原動力となっている。

もちろん、僕一人の力で今の状況を生み出せたわけではない。

たくさんの人の協力があったからこそ、今こうして自分に一致して生きていけるようになっている。

自分を生きる道のヒントはたくさん存在している。

このことに気付くとき、人は自分の人生を歩んでいけるようになるだろう。

好奇心が自分の人生を創り出す。

自分が興味を持ったことを実践し、そこに喜びを感じることができたなら自己一致が起こる。

そうやって何をすれば自己一致が起こるかを丹念に探し観察していくことで自分の可能性を知り、それを広げていけるようになる。

それが空の目的でもある。

我々に自己一致が起こるとき、それが空の可能性を知ることになり空自身の可能性を広げていくことになる。

もちろん、その逆もある。

我々が自己不一致の状態を知れば、空は空の可能性を広げられない理由を知る。

我々の経験から、空はどうすれば空自身の可能性を広がられるのか、何が原因で可能性を狭めてしまうのか、そういったことを観察することで空自身の持つ可能性を知ることができる。

空は、常に自分自身を成長させたいという欲求を持っている。

空の分身でもある我々も、空と同じように成長したという欲求を持っている。

大は小を兼ね、小は大を兼ねる。

マクロとミクロは同じ構造を持っている。

梵我一如。

成長とは自己一致できることを増やすことであり、自己一致が起こるとき、そこに喜びが存在している。

このため、喜びと感じることをたくさん得ることができるようになれば、自分の可能性を広げていけるようになり、人は幸せを感じられるようになっていく。

この世界は宝探しをしているようなものだ。

この世界に潜んでいるたくさんのヒントを見つけ出し、見つけたヒントを自分なりに使いこなしていけば自分の可能性を広げていけるようになるだろう。

ヒントはどこにでも存在している。

自分の喜びは何かというアンテナを張り巡らせていけば、日常の些細なことでもヒントを見つけることができるようになるだろう。

そういったヒントを使ってネガティブに感じることでも、それをひっくり返せば喜びに変えることができる。

実をいうとネガティブなことこそ最高のヒントであり、そのヒントを使ってマイナスをプラスに転換させていけば、それを喜びという自己一致につなげていくことができる。

人生は自分で考え自分で創るしかない。

しかし、ちゃんとゴールは用意されている。

そのゴールに向かっていくには、好奇心とその好奇心を満たすための行動と、行動したことを観察することで前に進むことができる。

喜びという感情をたくさん見つけ、自己一致の状態を起こし続けていけば、ゴールに近づいているという感覚を得ることができるようになるだろう。

喜びとともに自己一致して生きるとき、我々の可能性は無限に開かれる。

この人生を諦めなければ、いつでもどんなときでも我々の可能性を広げていくことができる。

自分にとっての喜びを見つけ出し、それを拡大させていけば人は至福というゴールにたどり着くことができるだろう。

喜びで自己一致が起こり自己一致で可能性を開いてく、我々はそんなゲームをしているに過ぎない。

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