33) 「楽しみ」は山登り 「人生」は川下り
確か「人生は川下り」っていうことを雲黒斎さんが言っていたな、と思ったので調べたらありました。
それが、こちらの記事です。
どういうことか簡単に説明すると、頑張って「山登り」をするように生きるよりも、のんびりと「川下り」をするように生きるのが、これからの生き方ですよ、ということです。
ポイントとしては、この記事のタイトルあるように、「学び」ではなく「遊び」でいきましょうということですね。
「学び」は、頑張って習得するというイメージがあるので、それが「山登り」に例えられてます。
その一方で、「遊び感覚」でできることは、特に学ばなくても吸収できてしまうものであり、頑張らずに楽しみながら川の流れに身をまかせていればゴールにたどり着けるということから「川下り」が比喩として使われています。
つまり、遊び感覚で生きることができると、人生が楽しく進んでいきますよ、という感じでしょうか。
これまでは、仕事というとどうしても固いイメージがありました。
しかし、今はそういった固さが徐々になくなってきているので、「川下り」的な人生を歩んでいる人も増えてきているのではないかと思います。
そして、これからどんどん「川下り」的な生き方をする人が増えていくと、無理して頑張るということが減っていくことになるので、柔らかい世の中が出来上がるのではないかと思います。
とはいえ、「川下り」ができるようになるには、自分を知る必要があるといっていいでしょう。
というのも、「川下り」ができるようになるためには「遊べる」ようにならないといけないからです。
実をいうと、自分が心から楽しいと思える「遊び」を見つけることは大変だったりします。
たとえば、休日に映画を観るとか、バーベキューをするというような一時的な遊びは、比較的簡単に見つけることができたりしますが、一日を掛けて遊べることを見つけるのは意外と難しかったりします。
人は、のんびりと川下りをするように生きたいと思ったりするものですが、川下りも、案外、夢中になってしていないと飽きてしまったりするものです。
そういった意味でも、山登りをするような達成感を味わえる「遊び」がないと、「川下り」そのものを楽しめないのではないかと思うのです。
日帰りで登山をするにしても、だいたい5、6時間は掛かるものです。
したがって、夢中になって遊べることを山登りに例えるなら、毎日、最低でも5、6時間、夢中になれることが必要だったりするのです。
もし、これから先の未来が明るいものになるのであれば、「遊び」が「仕事」とイコールになっていくのではないかと思います。
というのも、今、この世界で結果を出している人の多くは、仕事を仕事としてしているのではなく「遊び」の延長でしていたりするからです。
では、なぜ彼らが「遊び」延長で仕事が成功しているかというと、「遊び」だと無尽蔵にエネルギーが湧いてくるからであり、エネルギーが枯渇しないからといっていいでしょう。
そして、彼らのエネルギーの消費の仕方は、どちらかというと「川下り」ではなく「山登り」を楽しんでいるように見えたりします。
毎日、山登りをするような達成感を得られていると、どんどん高いハードル
を越えられるようになっていくものです。
山は高ければ高いほど達成感を得られるものであり、仕事も遊びも高いハードルを越えていくにつてれ達成感を得られるようになっていきます。
これからは、人生は「川下り」、楽しみは「山登り」というのが、明るい未来の生き方なのかもしれないと思います。
いずれにせよ、人生を賭けて遊べるテーマを見つけられると、「川下り」の人生を歩めるようになると思います。