東大生から見た、SIVAでのインターンってどんな感じ? 【インターン1ヶ月目】
こんにちは!2024年4月からSIVAでインターンとして働いている、東京大学4年生の上田響司です。
はじめに自己紹介がてら少しエピソードを語ります。
私は3兄弟の長男であり、生まれてから高校卒業までずっと大阪で育ってきました。
そのため大学も元々は京都大学志望で、現役の頃は京大の工学部を受験しました。
そこから紆余曲折あって東京大学に進学したのですが、きっかけは高校時代に友人と、受験1ヶ月前に交わした1つの会話でした。
友人「浪人って1年勉強し放題やから、どこでも行けそうやんな」
私「確かに。じゃあ京大落ちたら東大受けるわ」
私の高校から東大を受験する人は滅多にいなかったので、この時は完全に冗談で話していました。
しかし実際に浪人すると決まったとき、不意にこの会話を思い出し「本当に受けてみよう」と思い立ちました。
こういった何気ない会話一つひとつが人生の方向性を決めていくのだろうと感じます。
インターンとしての1ヶ月
これを書いている時点から一ヶ月前の4月、私はインターンとしてSIVAに入社しました。部署は人事の採用担当です。
すでに就活も終わっている4年の春からインターンを始めたきっかけとしては
「とにかく早く社会に出て成長したい。じっとしていられない」
という思いからでした。
入社してから実際に自分が行なっていった業務、そこから得た学びを述べたのち、『結局じゃあSIVAでは何ができて、何が得られるのか』といった部分を書いていきます。
具体的にどんなことをやっていったのか
1. 他のインターン生に、インターンの心得を説明する
入社してすぐに、インターンとしての基本方針「インターン5箇条」を他のインターン生に説明するという課題を与えられました。
最初に作った文章は、文字通り説明。各項目の意味や内容を説明したものでした。
「この説明をする目的は?」
「具体的に説明を聞いた人が何をして欲しいの?」
とフィードバックをいただきました。その後何度も修正し、都度フィードバックをいただいたが、なかなか具体的にならず、自分はこんなにも抽象論大好きな評論家なのかと痛感しました。
なんとか説明資料を作成し、他のインターン生に説明し、具体的にこういうアクションをとって欲しいことまで伝えました。
これで自分の仕事は完了かと思っていた時に、上司に「説明したことを実践しているか確認してみ」と言われ確認すると、正直なところ半分も実践されていませんでした。
勘違いのないように言うと、実践しない人が悪いわけではなく、むしろ何をしたらいいか伝えきれていなかった自分に落ち度があるのです。
あとそもそも人というものは他人から受けた説明なんて半分以上はすぐに忘れるものです。
ここで学んだことは、「進捗をしっかり確認して行動し続けてもらう」ことが重要だということです。一旦やってもらって終わりでは、なんの意味もありません。
その後は社内日報を通して進捗を確認し、改善の余地があればその改善案の提案を行なっています。
また余談として、フィードバックの際に上司から「人を動かす」という本を読んだことはあるか、と聞かれました。
自分は「カーネギーのですよね。前に少し読みました」と答えましたが、正直覚えているのはカーネギーの顔くらいでした。今一度読み返そうと思います。
2. 入社後の100日プランの作成
「入社して100日後にはどんなことができるようになっていたいか」という目標を定め、その目標達成に必要な要素を列挙していきました。ここで学んだこととしては
「網羅性」「測定可能性」
の重要さです。
最初に掲げた目標は「採用を任せられる人材になる」というものでした。そして達成に必要な要素を8個ほどあげました。(信頼関係、採用の知識、など)
自分としてはまあまあ高い目標とそれらしい要素をあげて満足していたのですが、作成したものに対する投げかけられた質問は次の通りです。
「本当にその8つの要素で十分、また適当なのか」
「達成したと言えるラインはどこなのか」
考えてみると、パッと挙げた8つで十分なわけがないし、採用を任せられる人材になったとは誰がどう評価できるのか不明でした。
そこからいわゆるミーシーやSMARTの法則を元に、網羅的でかつ測定可能なものになるよう意識し改善していきました。
最終的な100日後の目標は「100名に対してスカウト送信を行う(目標返信率は媒体ごと)」またそれを達成するための必要要素を23個挙げ、そこから8個に集約させ、具体的なアクションを要素ごと8個挙げました。(8x8で計64個)
また作成した後も毎週末にその進捗の振り返りと反省を行っています。
目標を作成したっきりそれで満足してしまわないように意識が変わっていきました。
3. 採用スカウトのロールプレイング
入社から1週間と少し、6営業日目から採用スカウトのロールプレイング、いわゆる「スカウトロープレ」というものを始めました。
どういうものかというと、実際の履歴書のリストを100名(+α)分送ってもらい、それぞれの候補者についてスカウトするかについて評価し、その評価理由を書くというものです。
「ようやく採用らしい業務ができる」とテンションが上がりました。
最初は当然、何もわかりませんでした。ぱっと見どの人も凄そうな経歴を書いているので、誰が自社で活躍できそうかと聞かれたら、「誰でもいけそう」というのが所感でした。
自分なりに理由をつけて評価をしていきました。
例えば「この人は営業歴5年もあって、かつ年100件以上の成約実績があるからうちでも活躍してくれそう」と評価した場面がありました。
フィードバックとしていただいたのは
「その実績は果たしてすごいのか。目標に対する達成率や社内平均など比較できる数字がないと評価できない」
「またそれに気づいていないところもマイナス」
「5年やってマネージャーなどのリーダーを任されていない点も気になる」
ということでした。
たしかにその人の会社では200件の実績が平均かもしれないし、平均以上なら昇進してリーダーを任されているはずです。
こういったアウトプットとフィードバックをただひたすら繰り返し、評価の精度を高めていきました。
履歴書の見方だけでなく、色々な企業の知識や業界の理解、そして自社の理解もこの業務を通して深まっていきました。
今は履歴書を読みスカウト文を作るまでしか行っていませんが、面接なども行うようになると「こういう文章を書く人は、こういう話し方や考えをする」みたいな経験則も身についていくので、機会があればその領域まで体感したいです。
次の1ヶ月、そしてその先への意気込み
ここまで1ヶ月間にやってきたこと、学んできたことを書いてきましたが
「次の1ヶ月は何をしていくか」「どんなスキルを身に付けていきたいか」
について最後に書いておきます。
「次の1ヶ月は何をしていくか」については、とにかくスカウト業務の量をこなしていきたいと考えてます。
とにかくこのサイクルを回し経験量を蓄積することが、採用業務においてだけでなく人生のキャリアにおける自己の成長につながると確信しています。
「どんなスキルを身に付けていきたいか」については100日プランで設定した、目標達成に必要な以下の8つの要素があります。
仕事のスピード
言語化する力
リーダーシップ
プロダクト・サービス理解
採用業務における知識
周囲との信頼関係
当事者意識
目標達成の確度向上
この中でも特に、『リーダーシップ』を重視していきたいと考えてます。
伊賀泰代氏の著作「採用基準」(ダイヤモンド社)には
とあります。
『ある課題を解決したい時、正しい解決策を提出しても問題は解決しない。自ら周りや相手に働きかけ、問題を解決する方向に行動させなければならない。』
このことを自身のインターン業務でも実感しており、リーダーシップの必要性を日々再認識しています。
終わりに
SIVAという会社や、そのインターンに関して興味を持っていただいた皆様にとって、このnoteが少しでも参考になればと思っています!
引き続きSIVAでのインターンに精進していきますので、しばらく経ったタイミングでまた記事を更新しようと考えています。そちらもぜひご覧ください!