プロ選定の育児用グッズ全リスト(0ヶ月~1歳まで)
前回の記事が好評で、友人からも役立ったとの声が寄せられているため、今回は続編として1歳までに必要なグッズを挙げていく。月齢に合わせてどんなおもちゃを与えたら良いのか、必要になるものはどんなものか、何を買えば良いのか悩む人も多いと思う。そんな方のためのリストである。今回も保育士として20年以上のキャリアを持つプロのシッターさんに選んでもらった厳選のグッズである。前回の記事はこちら。
なお、各月齢でできるようになることのめやすとしては、こちらの図がわかりやすい。
1.生後0ヶ月
・学研の絵本:1冊968円
0歳児は視神経が未発達なため、ほとんど目が見えていない。視力でいうと0.03くらいのレベル感である。こちらはその視力でも見える色で構成された絵本だ。泣いている時に見せると泣き止むことが結構よくある。使い方としては、赤ちゃんの目から20㎝くらいの位置で見せるようにする。視線が本に引き付けられていたら、本を上下左右に動かしてみる。育児中、ミルクおむつミルクおむつの繰り返しで頭がおかしくなりそうになった時の気分転換にも良い。子どもが何か反応してくれると、自分のやっていることに意味があるのだと思えるようになり、少しは気が紛れる人が多いのではないかと思う。ただ、泣き止まない子どももいるし、気分転換にならない人もいると思うので、その場合は半年くらいしまっておくのが良いだろう。
赤ちゃんの脳の発達のために読み聞かせをがんばろうとする方が多いが、赤ちゃんの脳の発達のために最も重要なことは睡眠である。読み聞かせよりもぐっすり眠ることが何よりも発達を促す。眠れているのであれば、無理して読み聞かせする必要はない。
シリーズがいくつかあり、私は「しましまぐるぐる」「ぶんぶんきいろ」「けろけろみどり」「みかんオレンジ」の4冊を購入した。別の組み合わせにはなるが、同じシリーズ4冊セットのリンクを掲載しておく。出産祝いのプレゼントにもお勧めだ。
・6WAYジムにへんしんメリー:4980円
首もすわっていない赤ちゃんが寝ながらでも楽しめるベビージムである。ベビーベッドの場合はメリーとしても使用できるが、私はネムリラを使用しているため、メリーとして使用することはなく、ベビージムとしてのみ使用していた。ついているぬいぐるみを取り外してにぎるおもちゃとして使用することも可能だ。
2.生後2ヶ月頃
・スタイ:2枚組790円
生後2-3か月頃からよだれが多くなる赤ちゃんが多い。よだれかけはユニクロがお勧めだ。
・天使の羽のコスチューム:1280円
2ヶ月頃になると生理的微笑を卒業して社会的微笑、つまり、赤ちゃんが人の顔を見てにっこりと笑うようになる。これはただ写真を撮る時にかわいいというだけのコスチュームである。
3.生後3-4ヶ月(首がすわる頃)
・にぎるガラガラ:620円
3ヶ月頃から物をにぎることができるようになってくるので、にぎりやすい形状で、顔に落ちてきても優しい素材でできているガラガラを与える。
・オーボール:960円
こちらはガラガラとは違った形状でつかみやすい形でできている。
・カシャカシャ布絵本:2199円
触ると赤ちゃんの好きなカシャカシャという音が鳴るタイプの布絵本。よだれだらけになるので洗濯できるものがお勧めである。実際にはこんなにたくさんはいらないので一つで十分だ。
・バンボベビーソファ:7500円
首がすわるようになったらマストで買うべき商品がバンボベビーソファである。首がすわるようになってから、腰がすわるようになっておすわりできるようになる(6-7ヶ月)までの間、このソファがあると、腰がすわっていなくてもおすわりできるようになるので、ずっと抱っこしていなくて済むため、非常に楽である。シートベルトがついていたりいなかったり、テーブルがついていたりいなかったりするが、両方特に必要ない。私は両方取り外して使用していた。素材的にソファ部分が経年劣化によって割れやすいため、中古品を買う際はひび割れ等がないかを確認してから購入しよう。
・ダイソーの絵本:各100円
バンボに座れるようになったら、ダイソーで売っている絵本を与える。こちらは読み聞かせのためというより、赤ちゃんが自分で本を開いて見る目的が大きい。上記で挙げている学研の絵本は大きくて重たいので赤ちゃんが自分で持つのは難しい。ダイソーの絵本は小さくて軽く、ページもめくりやすく、素材も上部な紙質でできているので、赤ちゃんに自由に読ませるのにぴったりである。
4.生後6-8ヶ月(おすわりできる頃)
・鼻吸い器:3850円
生後半年頃になると、母親から受け継いだ免疫の効果が切れるため、急に風邪を引きやすくなる。赤ちゃんは自分で鼻をかめないので、鼻水を吸ってやる必要がある。安価な鼻吸い器は大人が口で吸ってやるような形状になっており、失敗すると赤ちゃんの鼻水が大人の口に入ってきて非常に不快なので、口で吸わなくて済むこちらのタイプが衛生的で良い。
・ハミコ(ベビー歯ブラシ):1980円
6ヶ月頃から歯が生えはじめるので、歯が生えたらこれで歯磨きするようにする。
・お風呂のアヒルちゃん:1320円
おすわりできるようになると、ベビーバスでお風呂に入れる際もバスタブの中におすわりできるため、お風呂のアヒルちゃんをたくさん浮かべてやると、興味津々でつかもうとする。なお、アヒルちゃんはダイソーにも売っている。
・ベビーチェアテーブルつき:3480円
おすわりできるようになるまではバンボに座らせて離乳食を食べさせるが、おすわりできるようになったらこちらのチェアに移行していく。
5.生後9-12ヶ月(つかまり立ち、つたい歩きができる頃)
・頭ごっつん防止クッション:1380円
つかまり立ちやつたい歩きができるようになると、自分で立ったのに自分で転んで頭をごっつんする場面に多く遭遇するようになる。こちらを背負わせるとごっつんしなくなるということであるが、どちらかというと見た目がかわいいので親の満足のために購入する方が大きい。
・コーナーガード
つかまり立ちするようになると、部屋のあちこちで立とうとする。テーブルやテレビ台の角に目や頭をぶつける事故防止のため、コーナーガードをつけておく。なお、コーナーガードはダイソーにもある。
・ベビードラム:2255円
この頃の月齢になったら音の出るおもちゃを与える。
・いたずら1歳やりたい放題:3574円
身の回りの実用品そっくりな、いたずらアイテム15種類が大集合。大ベストセラー商品で子どもの食いつきがハンパない。
・明治 ステップ らくらくキューブ:3867円
私は産後5日目で卒乳し、明治ほほえみらくらくキューブを使用していた。1歳になると、そもそもミルクを卒業して牛乳で代用する(安いから)という人も多いそうだが、牛乳には不足している栄養成分が多い。子どもの発達を促すため、個人的にはこちらのステップミルクを推奨している。
・ファーストシューズ:3798円
つたい歩きが本格化して、もうすぐ歩きそうという頃に購入する。履かせやすく脱げにくいこと、かかとの柔らかい骨を守るためのソールがしっかりしていること、つま先に約5mmの余裕があること、通気性が良いことなどを加味すると必然的に高価になってしまう。
・ベビーソックス:2足組590円
靴下はユニクロが良い。
・柵になる何か
目を離すとつたい歩きでどんどん先まで行ってしまうので危険である。目を離す際に入れておける場所が必要になる。自宅が広い方であれば、以下のようなベビーサークルが良いかもしれないし、自宅が広くない方はベビーベッドを柵の代わりに使用するのが現実的かもしれない。
番外編:保育園入園準備
・ベビーカー用レインカバー:1918円
都内の人であれば、徒歩圏内の保育園に入園するのが理想だと思う。理想通り徒歩圏内の保育園に入園できた場合はこちらをマストで購入するべきだ。ベビーカーにつけっぱなしにしておき、晴れた日は後ろに収納し、雨が降ってきたらさっと前に出してジッパーを閉めるだけで赤ちゃんを濡らさずに保育園に登園できる。子どもはすぐに風邪を引くので、濡れは禁物である。
・お名前スタンプ(おむつ用):700円
保育園には子どもの名前を記載したおむつを持参する必要があるが、1枚1枚名前を書くのは時間の無駄である。メルカリでハンドメイドを出品している方がたくさんいるので、発注することをお勧めする。
・お名前スタンプ(洋服用):800円
洋服にも子どもの名前を記載する必要がある。こちらもメルカリで発注することをお勧めする。
・スタンプ油性インク(洋服用):699円
おむつに押すスタンプはダイソーで売っている水性のスタンプ台で事足りるが、洋服に押すスタンプは水性だと洗濯するたびに取れてしまうので、油性インクが必要だ。ダイソーで油性が売っていないため、こちらはamazonで購入する。
・ループタオル5枚セット:944円
保育園ではループタオルやハンドタオルを要求されることが多い。3月などの入園ラッシュシーズンはダイソーで売っている場合もあるが、売っていないことも多い。そんな場合はamazonでこちらを購入する。
以上である。ぜひ参考にしてほしい。
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