最高のパフォーマンスを実現する:またダイエット編
前説
太っていることは悪。いいすぎなか?他者が太っていることに関して悪とは思わないけど、自分が太ることは悪だ。…今太ってんのかっていうと普通な感じ。理想に近づくにはどうすべきかっていう「詰め」を考えていきたい。
理想はダイエットより筋トレの方が重要な気がするけどね。
著者: メンタリストDaiGo
ダイエット2編
何故ダイエットは続かないのか
どうにでもなれ効果という現象によって続かなくなってしまいます。どうにでもなれ効果とは、決めたこと、計画したことに対して何かしらの支障が来たします。それが小さいことや取り返しのつくことであっても、そのつまづきによりその後の計画を続けることができなくなってしまうことです。場合によっては、さらには悪い方向へと行動してしまう効果になります。
例えば、ダイエットの計画として「1年は夜食をたべない」とします。しかし、1か月、2か月して夜食を食べてしまったとします。そした場合、「もう食べてしまった。計画通りいかなかった、もういいや」と明日から連続して夜食を食べてしまうような行動の事を指します。
この場合、1日であったならまた明日から再開すれば十分な効果はあったはずです。しかし「どうにでもなれ効果」によって、悪い方向へと進んでしまうのです。
どうにでもなれ効果の連鎖
どうにでもなれ効果の恐ろしいところは別の計画にも連鎖してしまうことです。例えば、ダイエットの計画が失敗したりすると、貯金の計画であったり、仕事の計画へもどうにでもなれ効果が波及してしまうことがあります。
どうにでもなれ効果を防ぐ:長期目標
~をしない、~をとらないなどの「短期目標」のみの計画の場合、どうにでもなれ効果が発生しやすいです。そこで表記の目標を持つことでどうにでもなれ効果を防ぐことができます。「年末までに体脂肪率を何%まで減らす」「来年の海に行く日まで体を絞る」などの長期の目標を立てることが重要です。
誘惑に負けそうになった際には、長期的な目標を目指し、再度挑戦することができます。
どうにでもなれ効果を防ぐ:代替行動
どうにでもなれ効果が発生しやす条件として、~をやめるという「しない行動」を決めることです。ただやらないだけだと人の行動は続きにくいのです。
そこで、代替行動を決めそれを行うようにすると継続しやすくなります。例えば、「炭水化物の代わりに野菜を食べるようにする」「お菓子を食べる代わりに果物を食べる」などしないだけでなく、代わりに何かをすることも大切です。
体重と脳の関係
太っている人は脳が小さい?
肥満は脳にも体にもよくないのです。そう、脳にも肥満は悪影響を及ぼしています。
BMIが上がるほど認知機能の低下が確認されています。この原因として、脂肪細胞による炎症が太ることによってより発生し、脳へ悪影響を与えていると考えられています。体重が増えることと脳機能には相関関係にあるのです。
魚を食べると脳の働きが良くなる
よく言われることですが何故でしょうか?オメガ3脂肪酸、DHA、ドコサヘキサエン酸、EPAなどを多く含んでいるからだと言われています。これらの栄養により、脳が柔らかくなり、脳細胞が活性化されると言われています。
また、DHAは脳のシナプス(伝達)を助けることも知られており、またEPAは酸化を抑制することも知られています。
最中を食すことは脳の働きを良くするのみならず、体全体に対しても良い効果が大きいということです。
サプリには要注意
フィッシュアプリ、市販のオメガ3脂肪酸は酸化が進んでしまっています。酸化が進んでいる食品は体の老化を早めてしまいます。また、サプリでは魚を食すのと同じような効果は得にくいと考えられます。
どの栄養素にも言えることですが、その単体のみで摂取してもそれを含む食材をとることと同じような効果は得にくいと言われています。
どの栄養も可能であるなら食材からとるべきなのです。
感想
読み直して書きてみて気づいたけど…なんか章ごとの中身まとまりが微妙な感じがした。章の題とずれているわけではないけど一致もしていない部分があるっていう感じ。
でも、1区切りごとの意味が完結しているか問題ないんだよね。いちゃもんに近いかな、この感想は。
改めて、どうにでもなれ効果は名前ふざけてる感あるけど弊害は大きいものだよね。特に、短期のみを目指してはいけないというのは納得。長期目標をどう立てるかの課題は残っているけど。
体重が脳機能に影響しているというのはこの本から初めて知ったことだったな。脳のためにやってはいないが、悪くならないためにはいいことだね。続ける理由が増えた。