読書感想・12月
読書メーター( https://bookmeter.com/users/940103 )に書いたり書かなかったりの最近の簡単な読後感想など。
『お父さんは心配症 5 (りぼんマスコットコミックス)』
岡田 あ~みん
ようやく読了。慣れると読み進むのだけど、普段読むものと系統が違うせいか、リズムに乗るのに時間がかかる。
『酒場詩人の美学 (単行本)』
吉田 類
図書館本。酒場放浪記での呑兵衛なイメージしかないのだが、思ってた以上にロマンチックな人のようだ。ビール、発泡酒以外も嗜めるようになりたい。つくづく。
『アンソロジー カレーライス!!』
阿川佐和子,阿川弘之,獅子文六,東海林さだお,安西水丸,滝田ゆう,寺山修司,中島らも,林真理子,藤原新也,古山高麗雄,町田康,色川武大,向田邦子,村松友視,山口瞳,池波正太郎,吉本隆明,よしもとばなな,吉行淳之介,伊集院静,泉麻人,伊丹十三,五木寛之,井上ひさし,井上靖,内田百閒,内館牧子,小津安二郎,尾辻克彦,神吉拓郎,北杜夫,久住昌之
図書館本。好きな作家を一冊読み通すのもいいけど、ひとつテーマで編んだエッセイのアンソロジーと言うのも楽しい。しかもカレーライス。大概面白い。案外多くが昔の思い出の家カレーについて語られてて、まあ分からなくもない。
『猫大好き』
東海林 さだお
図書館本。安定の面白さ。内臓にまつわる大作がしょうもないオチに収束するあたりがたまらない。
『アンソロジー ビール』
東海林さだお,川上弘美,阿川佐和子,山口瞳,吉田健一,川本三郎,恩田陸,平松洋子,久住昌之,角田光代,辰巳浜子,室井佑月,北大路公子,赤塚不二夫,内田百けん,大竹聡,椎名誠,村松友視,阿川弘之,伊藤晴雨,坂口謹一郎,星新一,小泉武夫,森茉莉,種村季弘,岩城宏之,開高健,千野栄一,小沼丹,田中小実昌,吉田直哉,立松和平,石堂淑朗,丸山健二,永井龍男,矢口純,佐多稲子,獅子文六,遠藤周作,吉村昭,長田弘
図書館本読了。テーマがビールなので酒量に起因するシリアスな悲劇もなく軽く読めた。チェコとドイツ、移動と日にちのかからない地のビールが1番、な話が多かった。
『片づけたい (暮らしの文藝)』
赤瀬川 原平,阿川 佐和子,新井 素子,有元 葉子,有吉 玉青
図書館本読了。今月は仕事が詰まってるので軽く読み流せるエッセイ系が良いだろうとアンソロジーを何冊か借りたうちのひとつ。ビール、カレーに比べると「片づけ」はテーマがアバウトでちょっとワンテーマ感が薄い印象。しなくてはならないことがある時ほど片付けなど始めてしまう話が散見。
『お父さんは心配症 6 (りぼんマスコットコミックス)』
岡田 あ~みん
やっと全巻完読。そして最終回近くの流れで泣く。後半のエッセイマンガみたいな感じのが読みやすいな。怖い話は怖くて参ったけど。
『マンソン・ファミリー 悪魔に捧げたわたしの22カ月 (ハーパーBOOKS)』
ダイアン レイク
読了。長かった。独白として淀みなさすぎて物語感が強かったか。ローティーンのセックスはなんかこう胸が痛い。
『サラ金の歴史-消費者金融と日本社会 (中公新書 2634)』
小島 庸平
図書館本。一業種一ビジネスモデルとしてのサラ金。かなりストイックな内容で、借りる側についてはあまり触れられていない。テーマごとで進む分、読み進める中時系列の移動がままあってちょっと戸惑うこともあった。並行する事象として国内のクレジットカードについても何か面白い本がないか探してみよう。
『若おかみは小学生!PART14 花の湯温泉ストーリー (講談社青い鳥文庫)』
令丈 ヒロ子,亜沙美
図書館本。前回借りれずひと月半ぶりの続刊。旅館業、恋愛、将来。なかなかバランス良い巻では?
『若おかみは小学生!PART15 花の湯温泉ストーリー (講談社青い鳥文庫)』
令丈 ヒロ子,亜沙美
図書館本。えらいことになってきたな。次も借りててよかった。ちょっと幽遊白書的な展開に。
『若おかみは小学生!PART16 花の湯温泉ストーリー (講談社青い鳥文庫)』
令丈 ヒロ子,亜沙美
図書館本。今回借りたのはここまで。キリのいいところでよかった。魔界の様子はかなりサイケデリック。
『文明開化がやって来た―チョビ助とめぐる明治新聞挿絵』
林 丈二
図書館本。読了。暮らしの歴史は面白いのだが、明治はいささか昔過ぎた。ちょっと記憶や想像から距離がありすぎた。
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