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小話:集団浅慮

日本の政府、官僚は集団浅慮に陥っているのではないかと昨今の政策決定をニュースで見ている限り、一国民として考えてしまう。

今の政府は同じものの考え方を持つものが政策を考えており、その決定が正しいと信じているのだろうと想像します。
その信じるものが外の世界、いわゆる国民であったり、与党の中との考え方とはピントがズレているわけです。

今の状況を鑑みるに、政策を組み立てるロジックが独りよがりになっていることで周りから理解が得られない状況になっています。ゆえに政府が集団浅慮に陥っていると私は思うわけです。

政策は国民のためにあるべきです。
理解が得られない政策を実行するのは拙速ではないでしょうか。

確かに日本が置かれている北東アジア情勢は非常に緊迫したものです。
しかし、国防は1日にしてならずです。

急速に国防に予算をつぎ込むよりも、どのような防衛力を整備するかを徹底的に議論することでも現状では仮想敵国に対する十分な抑止力になるのではないかと私は考えるのですが、皆さまはいかがでしょうか。


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