毒親なのに愛されたいと思う心理
NHK あさイチ「毒親と離れて分かったこと」を見ました
その中で、公認心理師 信田さよ子さんは
そう言われてました
確かに家族って、何をしても許してくれるって思ってますよね
でも、それって、小学3年生までのように思います。
(魂的にも、9歳までと、10歳からは、生きる意味が変わってきます。)
「毒親」という言葉が出来てから
子どもが、「生きづらいのは、自分が悪いからではなく、親のせいなんだ」
と思ってもいいし、言ってもいいと思えるようになったと聞いて
自分はどうだったかと思い出してみる
中学高校と反抗したけれど
どこか親が養育してくれなくなったらどうしようとか
親からずっと愛してもらえなかったらどうしようと
心の底で思ったことがあった
本当に母親とは分かり合えなくて
それは、同性だということもあったのかもしれないが
ことごとく反対された記憶しかない
余りに酷すぎて
母親だと思うから分かって欲しいと期待してしまう
一人の人だと思えば、裏切られても、ひどい仕打ちをされても、
そういうこともあるかもしれないと、自分を納得させられると思った時から
少しだけ生きるのが楽になった記憶がある
この言葉を聞いて、ホッとする人は、苦しみに苦しんできた人だと思う
それから、苦しめる親から離れられない人がいる
私なんかそうなんだけど
大学へ行きたいという気持ちはあったけど
貧乏で
バイトをしてでも行こうかと思ったけれど
体がめちゃくちゃ虚弱で
働きながら勉強するのは出来ないだろうと思って
諦めた
高校を卒業して、地元に就職して
家を出たい気持ちはあったけれど
当時は、地元に実家のある人は、アパートを借りることができないような
暗黙の了解になっていて
家を出るには、結婚することしかなかったという
絶望的な状況だった
家から出たい人は、就職して、地元から出て行っていたのに
私は、進学で出ることは考えられても
就職で地元から出ることは考えたこともなかったという謎の思考に囚われていた
親を切り離せて、何となく親を許せて、親を穏やかに送り出せて良かったんだけれど
その次は、妹の依存が激しくなるという事態になりました
毎日、LINEで親への恨みつらみを書いてくるんです
堪らず、「止めてくれ!そうじゃなければ、やり取りを止める」と送ってしまったくらいです
その後も、私への甘えで、親への恨みつらみを言ってくることはあるけれど
以前よりもマシになりました
それは、
・妹をどうにかしようとしなかったこと
・私が相手をしなくても、妹の生きる力があると信じること
・何度無視されても、不平不満を書き出すように言い続けたこと
・一番重要なのは、嫌な時は、スルーして、返事をしなくても良いと自分に許可をしたこと
これらを、根気強くやっていて
妹は、今ノートに、自分が感じたことを書きだしているようです。
書くことで、嫌な気持ちになるようですが
それも書いていくと
いつかは、俯瞰して自分の人生を見られるようになり、少し楽に生きれたら、それで良いと思っています
どうして、母親は、私に対してことごとく反対したり、妹に対しても酷いことをやり続けたのか
まだしっくりくる回答はありませんが
私や妹の魂を鍛えるためにいたんだとは思えます
そして、私も妹も、自分の魂を鍛えるために
あの母親を選んで生まれてきたのだと思うと
つくづく、もう少し楽な人生にしておけばよかったのにと
心から思います。