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沼に突き落とされたバンドが対バンするので、和歌山に飛んだ

ゴールデンボンバーbacknumberっていうんですけど。

わたしと金爆、これまでの話はこちらから。

行ってきました。
行ってきましたよ。

backnumber 「anti sleeps tour 2024」和歌山公演!

わたしは2日目に参戦しました。

大好きなバンドが対バンツアーすると聞いて「へ~ふ~ん」などと思っていたら見慣れすぎた白塗りが視界を横切り、推しがゲスト出演すると知ったあの日の衝撃を、一生忘れることはないでしょう。

一体どんな徳を積んだらこんなことになるんでしょうね。明日は雪かな……?

そんなわけで、今回はこちらのライブレポをお送りしますが……すみません、ライブ以外のことも書きます。

一言で言うと金爆のオタク兼backnumberファン兼ニチアサオタクのわたしが和歌山に行くとこうなる、という狂気のブログです。

多界隈オタクによる盛大な反復横跳びをお楽しみください。

前日譚

参戦は22日だったので、21日はまるっと移動日になりました。

(埋込みが上手くいかなかったので、旧姓Twitterの旧姓ツイートで失礼します)

↑のショートを見てもらえればだいたい分かりますが、家から和歌山のホテルまで5時間かかりました。

待ち時間やご飯の時間も含めると、11時に家を出てホテルに着いたのは20時でした。累計9時間。

昨年沖縄旅行に行ったのですが、ぶっちゃけた話沖縄よりも時間かかってますね。
それでも辿り着くことができるのだから、日本の交通の発達に感謝です。

この日は和歌山駅のポムの樹でオムライスを食べて、すぐホテルで寝ました。

当日

22日はあいにくの雨。

秋田にはびこる雨雲を振り切って関西に飛んだはずなのに、なぜか和歌山も超絶雨予報でした。
なんで雨雲連れてきちゃったんだ……?

しかしこの日、わたしはライブまでに行きたい場所がありました。
皆さん、ポルトヨーロッパってご存知ですか?

和歌山市内にある、ヨーロッパの街並みをイメージしたテーマパークです。
和歌山駅からバスで30分くらいで行けます。

こんなに素敵な建物がたくさんあります

ディズニーシーのメディテレーニアンハーバーが好きな人は、全員好きだと思う。
では何故、超絶雨予報の中、バスに揺られてこの場所にやって来たのか。

ブンブンジャーのショーを見るためです。

ポルトヨーロッパには「アドベンチャーホール」というバカでかいシアターがあるんですけど、日時限定でヒーローショーをやってるんです。

それが、ワイヤーアクションがあればハイフォールもあり、火柱まで上がるというとんでもなくやばいショーらしいんですけど、

公演日が、
ライブ当日と、
被ってる!!


夏休みを除き月1~2回くらいしか公演がないなか、ドンピシャで被る奇跡。
こんなの、行かない理由がありません。

被ってると分かった瞬間前売り券を取り、11時台の公演に参戦してまいりました。

とんでもなかった。
真横でスパイダー・クモノス飛んでた。
火柱、超上がってた。
ブンブラック、飛び降りてた。


玄蕃推しのわたしとしましては、TVシリーズでは大変なことになっているブンオレンジさんの「ブーン、Orange🎶(ネイティブ)」を久しぶりに聞くことができてちょっと泣きました。

今、本当にしんどいんですよ。今期のニチアサの推しみんなしんどいので報われて欲しい。
え?推しは誰かって?
振騎玄蕃と兎山悟です。察して。

話を戻そう。

ポルトヨーロッパのアドベンチャーホール、これまでも色んなニチアサのイベントをやっているらしくキャストさんのサインが飾られたりしていて、眼福もいいとこでした。

撮影禁止でしたが、小澤亮太さんと竜星涼さんと伊藤あさひさんのサインを拝み倒してきたことは言うまでもない。

ちゃっかり撮影会参加してきました。

間近で見るブンブンジャー、あまりにもかっこよくて卒倒しかけましたね……何でこんなにかっこいいんだ……タイヤ人間なのに……

ちなみにスタッフさんが連写の手練すぎて、撮影終了後に限界オタク高速一礼ムーブしているところまで撮られてました。

撮影会というものに慣れていなさすぎる。

いや~ポルトヨーロッパ、良いところでした。
ショーの演目変わったらまた行きたいくらい。

ツーカイザーの出演が決まったら教えてください。また飛びます(一度行けると分かった土地には軽率にまた行こうとするフッ軽オタク)

……とまあ、そんなこともありまして。
お待たせしました。ようやくライブの話に入ります。

曲数がものすごいので、特に印象に残ったものだけかいつまんでお話しますね。
セトリはどれも最高に良かったです。

ライブ内容のネタバレを含みます。

己の感覚と記憶だけで書いているので、異論は認めますが「そうかそうかつまりきみはそんなやつなんだな」と思う程度にしてください。
いつも心にエーミール。

※会話はだいたい要約しています。

※喜矢武豊さん贔屓のゴールデンボンバー箱推しです。歌広場淳さんのTwitchに通う歌ガールでもあります。

※backnumberについてはメジャーのアルバムは全部聞いてるし、過去に3回ツアーライブに参戦したことがある程度のファンです。

座席

久しぶりのアリーナ席でした。

前回参戦したアリーナライブがそれこそbacknumberの「SCENT OF HUMOR TOUR 2022」仙台公演なのですが、その時は申込段階でスタンドを選びましたので。

前にも話しましたがわたしはスタンド席や2階席が大好きで選べる場合は絶対そっちを選ぶので、滅多にアリーナ席行かないんですよね。
今回は完全ランダムでアリーナです。

場所的にはだいたい真ん中くらい。
演出も演者も見えやすくて良かったです。

ゴールデンボンバー

公式がセトリを作ってくれていました。
ちなみに、1日目とセトリが全然違うらしいです。

なお、何度も言いますがこの日のわたしは2足のわらじ履いたオタクだったので、backnumberのライブTを着ているのにゴールデンボンバーの振りがほぼ完璧にできているという異質すぎるムーブかましてました。

ちなみに「いのち」はこの子

「なんだこいつ」と思われてたかもしれない。
止めるんじゃねえぞ。俺は止まらねえからよ(止まって?)。

・Hey Yo!
シタール響き出した瞬間ガッツポーズしてタオル構えるわたし。
Hey Yo!が来ると言うことは、推しのラップが生で聞けるということです。
全力でぶん回してコールしました。
配信で見てはいましたが、銀髪にした歌広さんのビジュがとても良かったです。

・元カレ殺ス
鬼「皆さん……元彼が憎いですか……!?」

「ハッピーエンド」「fish」「ヒロイン」など、胸が締め付けられるような儚く綺麗な破局ソングをたくさんお出ししているbacknumberさんの前でこの選曲です。
両隣から吹き出す声が聞こえて、わたしはニッチャリ。

・抱きしめてシュヴァルツ
「半透明人間」ってそういうことじゃないし(衣装半分にして半裸になって現れる喜矢武さん)、「クリスマスソング」をそんな風にカバーしてはいけない(Oバックほぼ全裸で大量の人工雪の中歌う樽美酒さん)。

後半、半透明になった喜矢武さんも参戦して見事なカメラ目線と見事なハモリを見せていました。
なぜそれを半裸&Oバックでやってしまうんだ。

なお、昨日はTバックだったらしいです。
T backnumberとO backnumberじゃないんだよ。

・今夜はトゥナイト
鬼「わたしが『今夜はー?』と呼びかけましたら『トゥナイト!』と叫んでください。今夜はトゥナイト、当たり前ですね!

「泡と羊」ってそういうことじゃないんだよ
泡風呂で泡にまみれた喜矢武さんを指さし『泡と羊だーー!!』と叫ぶ鬼龍院さん)。

なお、この後のbacknumberパートのMCでベースの和也さんが「袖で見てたんですけど、目の前で泡風呂が作られていくのが衝撃すぎて写真撮った」と言っていました。
普通は舞台袖で泡風呂作らないんですよね。

友達が「昨日は喜矢武さんがミラーボールで回った」と言っていたので「ミラーボールとシンデレラ」を擦ったんだろうな……と思うなどしました。

・忙しくてよかった
鬼「backnumberさんは情けない男を描いている歌が多いんですけど、ゴールデンボンバーのそういう曲を歌いたいと思います」

ガチバラードもちゃんとぶっこんでくるとは思ってなくて、両手合わせました。
ガチでギターソロしている時の喜矢武豊さんは世界一ビジュが良いんです。分かりますか?

鬼「こんな『声を変え顔を変え』なんて情けない奴ですよこいつ。何言ってんだ」
喜歌樽「「「あんたでしょうが」」」

・トラウマキャバ嬢
曲開始前に鬼龍院さんによる分かりやすい振り付け説明。ワンツースリーフォー!!

鬼「これをイントロとサビでやって、この後喜矢武さんのギターソロ、2拍だけ生演奏です。このためだけに音楽スタッフがついてきてます
会場大爆笑。
なお、ギターソロは1番だけミスってました。

backnumber

公式プレイリストがなかったので作りました。

backnumberさんの方は、両日とも同じセトリだったみたいですね。
有名どころを全部おさえて、動くより聞かせる曲の方が多かった気がします。
良いセトリだった……

ちなみにゴールデンボンバーさんからの舞台転換中、このツアーで対バンするアーティストさんたちのMVが流れていました。
きっと、どこかの会場で「イイね」も流れていたことでしょう。

そして、わたしは舞台転換中にタオルを「金爆はどう生きるか」から「NO MAGIC TOUR」に取り替えるのでした。

・大不正解
ぜっっっっったいライブで聞きたいと思っていた曲が「高嶺の花子さん」からのノンストップできて爆沸きしました。
サビで飛び跳ねようと思いましたが、そういえば靭帯を損傷し治りかけだったのを思い出してすんでのところで堪えました。えらい。

・曲間MC

依与吏さんにこう言わせるゴールデンボンバー、やはりとんでもないバンドです。

依「俺らも来た人を楽しませようと思ってやっているけど、ベクトルが違いすぎて
和也「そっちの道を極めた人達だよね、彼らは
寿「淳ちゃんを見習って、俺も煽ってみていいですか!?(この後煽るがとても爽やかで良い)

なお、寿さんと歌広さんは同い年らしいです。奇跡!

・ロンリネス
「SCENT OF HUMOR 2022」で初めて聞いた時から大サビ前の語り?部分を生で聞くのが大大大好きなのですが、今日も最高にねちっこくて良かったです。

・スーパースターになったら
依「会いに行くからな。会いに行くからな!スーパースターになったら!!」

backnumberのライブでいちばん楽しいのはここだと思ってます。
大サビを会場全員で歌うのがまっじで楽しい。

イントロで銀テが飛ぶんですがわたしの座席はギリギリ降ってこない場所で、「まあ仕方ないか~」と思っていたら隣の席の方が1本譲ってくれました。
優しい世界だ……

・バンド
オーラスがこれでした。

ギターもベースもドラムも全部
うるさいから消してくれないか
今はひとりで歌いたいから
少し静かにしてくれないか
こんな事を言える幸せ
消せるということはあるということ
そしてまた鳴るということ
いつでもすぐにバンドになる

ここの歌詞にすべてが詰まっていて、依与吏さんがアカペラで歌うのも含めて大好きです。
backnumberさんはサポートメンバーが入るんですけど、この曲だけは正規メンバー3人でやるのも含めてエモすぎる。

・ラストMC

依与吏さんの呼び込みでゴールデンボンバーさんが再登場したのですが、鬼龍院さんは若い頃の依与吏さんのコスプレだし、樽美酒さんは全身オイルでぬるぬるだし、最後の最後までやりやがってくれました。

依「俺の若い頃やらなくていいから」
鬼「(樽美酒さんについて)すみません……本人がどうしてもやりたいって言ってて……!

喜矢武さんと歌広さんは今回のツアーTシャツでした。

普段樽美酒さんを制止している歌広さんに和也さんと寿さんが加わって3人で制止しているの、奇跡の光景すぎて目がくらみました。

鬼龍院さんと依与吏さんは元々交友関係にあるらしく、にこやかに会話してるのを見てこちらがほっこりしましたね。

ステージ移動する時「色々ついちゃうからあなたはそこにいて」と依与吏さんにステイ食らって中央から動けない樽美酒さん。

ここぞとばかりにソロでファンサしまくっていて、上手下手で挨拶している依与吏さん達そっちのけで目立っていました。
あれ、これ何のライブだったっけ……??

最後に一礼する際、全員肩組んでる(ここで依与吏さんと喜矢武さんが隣同士で肩組んでいたのでわたしは無事卒倒)中、ヌルヌルなのを気にして近づかない樽美酒さん(じゃあヌルヌルにすな)、最終的に歌広さんとおてて繋いでたの面白かったです。

順番的に最後にはける和也さん、にこにこで手振ってて癒し。

というわけで、最高に楽しかったです。
5時間かけて秋田から飛んできた甲斐がありました。雨なんて知らねえ。

後日譚

伊丹発の飛行機がフライトまで時間があったので、さっさと大阪に移動してプチ観光しました。

生で見る太陽の塔はバカクソでかかったです(あまりにも語彙力が少なすぎる感想)。

いつか関西に行くことがあったら食べたいと思っていた551とりくろーおじさんも買えたので満足です。

どちらもあまりにも美味すぎて卒倒した。関西には美味いもんがたくさんありますね。
なぜ、これが東北で買えない……?(スペースキャット)

そんな感じの関西遠征でした。
未踏の地を踏みしめるって、どこでもわくわくしますね。
ハイパー遠かったですが、機会があったらまた行きたいです。

終わり!

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椎瑠(しいる)
美味しい肉を食べます