推しが出ているドラマへ軽率に足を踏み入れると、それはそれは見事な沼だった
日本統一っていうんですけど。
有名だと思うので、説明は割愛しますね。
一言でいうと任侠作品です。詳しくは公式HPを見てくれ。
こちら、わたしが沼に突き落とされて5ヶ月経ったバンドことゴールデンボンバーの最推し、喜矢武豊さんが出演されています。
もっと言うと、オタクの情緒をぶっ壊した「ナダショック」で有名なスーパー戦隊「騎士竜戦隊リュウソウジャー」のリュウソウブラック・岸田タツヤさんも出演中です。
キャスティングの時点で情報過多が過ぎます。
どこかのシリーズでパトレン3号・奥山かずささんも出演されておりました。
オタク、見知った名前が多すぎる。
いやまあ、存在は知ってたんですよ。
わたしを沼に突き落とした天才役者こと喜矢武豊さんが出演されていますので。
つまり金爆の沼に突き落とされるまで日本統一の「に」の字も知らんかった、といえばそこまでなんですが。
推しはいつだって新しい世界を見せてくれますね。
話を戻そう。
ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、こちらVシネ作品です。
1本1時間半の尺を持つ、立派な映画。
そして、とてつもなく長い。
本編とスピンオフを含め、とんでもない作品数を誇ります。
それなのに、リリース頻度がとてつもなく早い。
この間、シリーズ56が出るのとほぼ同時にシリーズ57の告知がありました。
今月末にはスピンオフ「山崎一門8」がリリースするそうですね。
一体どんなスパンで制作してるんだ。
ちなみにその「山崎一門8」ですが、喜矢武豊さん演じるテルがメインです。
予告の時点で推しの顔が良くてぶち泣きました。
早く6月25日になってくれ。
話を戻そう(2回目)。
つまり、めちゃめちゃ追うのが大変なんですよ。
ただでさえ女児アニメ朝活で時間が足りないと嬉しい悲鳴をあげているのに、一体どこに1時間半の映画×60近くの作品数を追う余力があるのかと。
そして、これまで足を踏み入れてきたジャンルとは180度毛色が違います。
もちろん任侠の「に」の字もわたしは知りません。
ヤ〇ザなんて某火貂組若頭にしか縁がないので。
まあ、早い話がろくでもない言い訳を並べてスルーし続けていたんです。
1ヶ月くらい前までは。
だかしかし、スルーできない転機が訪れました。
地上波進出。
この春から「関東編」が連ドラとして放送されています。
また、各種サブスクでノーカット版の先行配信も始まりました。
1時間半の映画が30分のドラマに分割されたわけです。
そして、もうひとつ。
推し、ED曲歌唱。
まさかの「山崎一門」メンバーとして喜矢武豊さんが歌唱参加するという、とんでもねえ事態になりました。
これについてはニコ生「月刊ゴールデンボンバー」にて自らお話していましたね。
メジャーデビューおめでとうございます。
話を戻そう(3回目)。
しっかりお膳立てされてしまったわけですよ、環境が。
週1で30分の尺ならニチアサと同じです。
そして、喜矢武豊さんの歌声は世界遺産よりも貴重です。
見ない理由がない。
それでもしばらくスルーし続けていたので、ようやく重い腰をあげた時には既に6話まで進んでいました。
東北は地上波で放送していないので、先行配信で見るしかありません。
「とりあえず1話だけでも見てみるか~」と我らがAmazonプライムへ220円を落とし、いざ視聴を始めたわけですが……
気づいたら6話分見ていた。
何が30分だ。
30分×6話で180分じゃないか。
いや、わたしの体感は30分だったんだ。信じてくれ。
何だよこれ!
めちゃめちゃ面白いじゃん!!
1話の最初で本宮泰風さん演じる氷室が『俺たちはカタギに迷惑かけてんだから、交通ルールくらいは守れ(要約)』と言っていたのを聞いた瞬間に「あっこれ絶対面白いわ」と確信しましたね。
もちろんヤ〇ザの話なので、話の本筋はアウトローだし息をするように人が死にます。
なお、関東編の黒幕・一ノ瀬竜さん演じる清純はシリーズ屈指のサイコパスらしいです。
やってることは非道なのに名前が「清く純粋」な清純。
皮肉がすごい。
なかなかにえぐい展開だらけなので、心が元気な時に見ることをおすすめします。
まあその傍らでコスプレしたり、
マジックハンドで握手したり、
メイドに扮したり、
病室でバンザイしてたり。
(さりげなく推しの好きなシーンを入れるな)
とにかく、本編がどシリアスなのにギャグセンが高いです。
温度差で風邪ひく。
あと、バチバチにアクションかっけえ!!!!
スーツ姿の強面の男が並んで立ってるだけでかっこいいのに、銃撃戦ドンパチやられて心奪われないオタクいます?
わたしは奪われた。
岸田タツヤさんのアクションがまた見られる日が来るとは思っていませんでした。
リュウソウジャー以来です。ありがとうございます。
なお、地上波版は尺やコンプラの都合でカットされまくって全然違う内容になっているそうですね。
とんでもねえな!
あとVシネの管轄が東映だからか分かりませんが、ニチアサに馴染みのある場所が沢山出てきます。
ドンブラザーズが特訓した階段とか。
キングオージャー2話でヤンマ総長が初変身したところとか。
テン・ゴーカイジャーで敵陣営と最終決戦したところとか。
リュウソウチェンジするタツ兄とか。
ニチアサのオタク、静かにニヤニヤするの巻。
(こちらはスピンオフの一場面ですが、関東編でもリュウソウチェンジしてましたね)
あと、日本統一はオフショットがやべえです。
関東編を見始めた直後に公式Twitter・LINE・Instagram・YouTube・TikTokをすべてフォローしたのですが、投稿されるオフショが全部違うんですよ。
TwitterとLINEとInstagramであがる写真が違うし、TikTokはYouTubeのダイジェストにとどまらない。
スタッフさん達の愛と労力が垣間見えますね。
本当にお疲れ様です。いつもありがとうございます。
しかも本編が本編なので、オフショとのギャップがとんでもないんですよね。
こんなの全部フォローして通知オンにするんよ。
おかげで、通知の5分の1が日本統一。
ちなみにもう5分の1が金爆で、5分の1がニチアサで、5分の1が仲村宗悟さんで、5分の1がその他。
個人的にいちばん好きなのは、氷室と田村が幼稚園児になるやつです。
何を言ってるか分からないでしょう?現実なので見てください。
あと、岸田タツヤさんの個人YouTubeでも撮影の様子があがっています。
タツ兄に蹴りをかます泰風さんが最高です(じゃれてるだけ)。
もうお分かりでしょう。
沼でした。
トンネルを抜けるとそこは雪国でも不思議の町でもなく、広大な沼でした。
喜矢武さんのために見始めたはずのドラマで、喜矢武さんが出ていない部分のコンテンツに至るまで血眼で追い続けているんですから、そういうことです。
こんなおもろい作品があるなら、もっと早く教えて欲しかった。
歯ぎしりしてオフショを摂取しつつ並行して関東編を見ていたんですが、
昨日、地上波では第9話が放送されました。
ノーカット版は1週間早いのでもう見たんですけど、色んな意味で情緒がジェットコースター。
上述のメイド回が9話だったんですが、メイド回にサイコパスをぶち当てちゃだめだって(褒めてる)。
ラストが衝撃すぎて、初見は開いた口が塞がりませんでしたね。
ちなみにノーカット版はキャスト対談があるんですけど、9話は喜矢武さんとタツ兄でした。
まさに情緒がタワーオブテラー(どんな表現だ)。
あまぷらのレンタル期間中(3日間)に5回は見た。
そして同日、ノーカット版は一足先に最終話が配信されました。
すぐ見ました。
感想がこちらです。
おめでとうございます!!
立派なオタクですよ~~~!!!
気づいたら推しとか関係なく、山崎一門を愛してるわたしがそこにいた。
スタッフロールの「KOBUSHI」を聞きながら、そっと天を仰いでいましたね。
実感できなかったよ。もう終わりなんて。
……いや、終わりじゃないんだけどさ。
わたしは「関東編」を完走しただけで、日本統一全体で言うとまだほんの一部しか……知らないわけで……
もう長いとかスパン短いとか関係ねえ。
見るわこんなの。見させてくれよ。
とりあえず地元のレンタルショップやあまぷらを駆使して、徐々に一門の皆様とお知り合いになっていこうと思います。
あっでも、これだけは言わせてほしい。