悔いなく生きていますか
あなたは悔いのないように生きることができていますか。
私は最近、落ち込むことが多く、
人のことをうらやましいなと思ったり、
あの時もっとああしていれば違ったのかなと後悔したり、
本当はもっとこうしたいのにと思い悩んだりすることが続いています。
だからそのモヤモヤにきちんと向き合おうと思いました。
もしあなたも同じようにモヤモヤすることが少しでもあれば、
一緒に向き合ってくださいませんか。
まずはじめにモヤモヤしていることを4つに分類してみました。
そうです、もうこの時点で「ん?」となっていますね。
こういうところが悩みの原点であるような気が私の中でも薄々感じています。
しかしながらもう4つに分類しましたので以下に続きます。
すると下の図のように分類することができるとわかりました。
他者のことをうらやましいなと思っている悩みは
「他者が別の他者に認められて、自分とは違う扱いを受けている」ということ。
それはこの分類でいう
『他者に求められる他者にできること』に該当します。
そしてあの時もっとああしていれば違ったのかなと後悔している悩みは
「他者に認められるチャンスを自分の行動のせいで失ったかもしれない」ということ。
それはこの分類でいう
『他者に求められる自分にできること』に該当します。
最後に本当はもっとこうしたいのにと思い悩むことは
「自分がしたいことがあるのに他者が自分の思い通りにならない」ということ。
それはこの分類でいう
『自分がしたい他者にできること』に該当します。
そして、この図の左半分、
自分ができること以外の部分は、
当たり前ですが自分ではできないので、
自分にはコントロールできないことがわかります。
つまりこの時点で上記3つの悩みのうち2つ、
「他者のことをうらやましいなと思っている悩み」
と
「本当はもっとこうしたいのにと思い悩むこと」
は
【悩み】ではないことが判明します。
なぜなら、考えて解決したり改善したりすることができるものではないからです。
それらは残酷ですが自分に受け入れがたい【事実】でしかないのです。
そして残りの悩みの1つ、
「あの時もっとああしていれば違ったのかなと後悔している悩み」
は過去の事実に基づく、希望を含んだ憶測です。
たとえ今の状況が自分にとって納得のいくものではなかったとしても、
当時は『他者に求められる自分にできること』だったはずです。
そして、その時点で自分のできる一番良い行動を選択をしているはず。
今思い悩んでいるのはあくまでも結果を知った上での結果論で。
その当時の条件下では自分にできる一番良い行動を選択をしていた、それが事実なのです。
この「自分にできる」というところがポイントで、
思い悩んでいる要因に自分ではない別の人だったら、という要件が含まれたらそれは『他者に求められる他者にできること』になってしまう。
更に付け加えると当時は『他者に求められる自分にできること』だったけれど、今は『他者に求められる自分にできること』ではなくなっているだけ。
つまり残念ながらこれも【悩み】ではありません。
後悔、悔いとは、「過去に自分がおこした言動が結果論として間違っていたのではないかと思い悩むこと」。
それなら悔いはないことになります。
その時点では間違っていないし、その時点では自分にできる一番良い行動をしているから。
ということは、私たちの人生は悩みのない、悔いのない人生だということ。
たとえやりたいことがあっても、自分に言い訳してやりたいことをやらないのも今の時点での自分の選んだ最善の選択。
ダラダラして過ごすことも、嫌なことから逃げ出してしまうことも今の時点での最善の選択。
たとえ結果論としてその選択で未来の自分がガッカリしたとしてもそれは悔いではない。
『自分がしたい自分にできること』をこれからも続けて
『他者に求められる自分にできること』のチャンスがあればその時のできることをし続ければいい。
それってもうやっていますよね。
【結論】私たちの人生は悩みのない、悔いのない人生です。
受け入れがたい残酷な事実があるだけで。