自己肯定感がマイナスからのスタートをしたヲタクが「できること」を綴ります
「不思議だね」「何を言っているかわからない」と言われてから制御し始めた特性
幼少期に遡りますが、自分が「とっても楽しい!素敵!」って思うことについて、何かしら批判をされたり、冷ややかな目で見られることが怖くて、人から変って思われることをやめるようになりました。
批判されることばかりではなかったけれど
大人になってから知りましたが、私はHSP(ハイセンシティブパーソン)らしく、一度にたくさんの情報を得ては複数の文脈を想定してしまいます。それはポジティブにもネガティブにも作用します。
それもあって、なかなか「仲間に入れて」が言えなかったり、もし誰かと遊べても「嫌な思いをさせないようにしなきゃ」という考えが先行してなかなかのびのびと遊べませんでした。
そんな私が集団生活の中でも自然体で楽しめた遊びがお絵かきでした。一人ぼっちで没頭して描いていたら、いつの間にか机の前に列ができていてびっくりしました。「目がキラキラしててかわいい、私にも描いて!」と、自分が「いい」と思うものを他者から評価されて嬉しかったことを覚えています。
一方「目がキラキラしすぎて気持ち悪い」と言ってくる人もいました。「私は変なんだ、変なものを描いていたんだ。」と、怖くてみんなの前で絵を描かなくなりました。
好きなものは好きなままでいたいという気持ち
大学生になって、人生の転機になる体験をしました。それまで自分が「いい」と思っても、人から「変」と言われるかもしれないものは封印してきましたが、ラブカメラ〜セカイが恋するメッセージ〜というコンテンツや、当時のエレクトロポップミュージックに出会ってから、そんなこと気にするのはもったいない!と思うようになりました。
自分の大好きな音楽×テックによる体験価値の拡張は、今でも私に勇気と希望をくれています。
ものごとにはいずれ終わりが来るもので、ラブカメラでコラボしていたセカイカメラも、SweetVacationというアーティストも、あの感動に出会ったクラブハウスも、活動・営業を休止・終了してしまいました。「あれだけの感動をもらったのに。」と、とても悲しい気持ちでいっぱいでした。
そこから、新しい飛躍した体験について「いいものをいい」と自信を持って表現する人たちに希望をもらった私は、「めっちゃいいものはいいと言うべきだ!」と強く思うようになりました。
最近、人から褒めてもらうことが増えた
まあそんなことがあってから、HSP×ヲタクである私にだからこそできることをが少しずつ見えてきたのでした。
- 価値の整理や構造化が上手
- 定性的な情報を言語化するのが上手
- 人のいいところを引き出すのが上手
- こだわりがあることに関しては納得するまでやり切る←ヲタク
こんな感じのことを最近ほめてもらえるなって感じています。
今まで「いいと思ったもの・ことをいいと言い続ける仕組みづくり」について自分にできることを無我夢中で模索してきましたが、こんなかたちで評価を受けられるなんてと、とても嬉しく思います。
近い感覚の人がまわりに増えた
気づけばこんな状況があることに気づきました。自分が成し遂げたいことは、近い感覚の人たちとだけでは達成できないこともありますが、でもそれでも、近い感覚の人たちがいてくれるから、自分は自分のままで居ていいんだって、定期的に不安になる自分を肯定できるんだなって思います。
日々不安になるけれど
自分のまわりにある素敵な要素一つひとつに感謝して、大切に育てていきたいなって思いました。そんな気持ちをnoteに書くことも、まず第一歩だなって思っています。明日からもまたがんばるぞいという気持ちです。
最後まで読んでくださりありがとうございました。