諸行無常
人間の脳は可塑性が他の動物と比べたら桁違いにその脳力は高い。
しかし、それは知性や知識、概念やメタファという抽象的な高次脳出での世界に限定されるということでもある。
人間社会は男性がその中心となって築いてきたが、近代に入りその状況には変化が出てきた。
男性がシステムを作り上げた社会(組織や会社)で女性が成果をあげようとするならば、男性脳にその脳力を合わせるのが得策と言えるし、逆に女性がシステムを作り上げた社会(組織や会社)で男性が成果をあげようとするならば、やはり女性脳にその脳力を合わせることが得策と言える。
しかし、どう逆立ちしても生化学的に全てを平等や差別のないという状況には、大脳新皮質の作り出す世界なら可能であっても、大脳辺縁系、そして命の基本となる脳幹脊髄系はその限りではない。
適材適所ということを差別や偏見とするのか
適材適所という差別や偏見を平等とするのか
多数決で決めても、その多数決は時代と共に常に変化するということには逆らえないのである。
諸行無常
変化を恐れる人は自然淘汰されるというのは、人の道理ではなく自然の摂理である。