21卒就活体験談①~最後に信じるのは自分の直感~
はじめまして。シノプス内定者の影山と申します。
この記事は、私の就活時代の回想を綴るものです。
と同時に、「なんのために働くのか」「最終的にどこで働こうか」と迷いながら就職活動をされている方にとって、なにかの参考になればと思い、書いていこうと思います。
「就活」ってなんだ?
私は大学入学後、学業の傍ら、吹奏楽部に所属して指揮を振ったり、議員インターンを運営するNPOの学生スタッフとして活動したりしていました。
そんななか、そろそろ就職活動を始める頃かと、ぼんやり就活を進めていました。
就活を始めてまもなく思ったのは、「なぜ就活生は、こんなにも何かに駆り立てられているかのように就活をしているのだろう」ということでした。
もちろんその理由はさまざまです。もとより、その積極性を否定するつもりはありません。
ただ、私にとって就活は、何かしたいことのためにやっていることではありませんでした。
なんのためにやっているのか。「就活」を通じて、自分は最終的に何をなしたいのか。そう思うようになったのです。
「人生をかけて為したいこと」を求めて
以上の疑問にはじまり、就職活動をすることの意味について考え、情報収集するなかで、「就職活動はあくまで自分の人生をかけて為したいことのための手段に過ぎない」という考えに至りました。
この前提に立ち続けることって意外と難しいんですよね。どうしても、「就活が終わりそうにない」「周りには内定を得ている人もいるのに自分は遅れている」といった不安や焦りから見失いがちです。
かくいう私もこのような不安や焦りに悩まされました。その結果、4年の5月末くらいまで、自分は何をしたいのか、ということについて考えてしまっていました。
でもこの、「自分の人生をかけて為したいこと」を、ぼんやりとでも描こうとすること、自分を深く見つめ、理解しようとすることは、自分の未来を切り開くためにすることだと思います。そして、その結果出た自分なりの答えが、未来を切り開いていってくれるとも思います。
かくして私は、「世の中の不活性な部分を生かしていきたい」と思うようになりました。
そして、並行して新聞を購読し、そのようなことができるであろう会社はないか探し続けた結果出会ったのがシノプスでした。
システムの導入により無駄な在庫を省き、従業員の発注のエネルギーも削減できるといった点に、「こんなにも物事を最適化することができる分野があるのか!」と感銘を受けて、エントリーしました。
内定承諾へ-最後は自分の直感を信じて
最終的に内定をいただきましたが、ある1社の内定とどちらを承諾するか、1か月ほど真剣に悩みました。
理由は、どちらの会社でもやりたいことができる上に、もう1社の方では採用プロセスから経営者の方をはじめ、一緒に働く人との関係性が構築されていたためです。
お互いの価値観を丁寧に確かめ合うような選考だったため、辞退する理由もありませんでした。
ただ、直感的にシノプスだと思っていました。
まず、「在庫」という広い裾野のもと、「無駄を減らす」というクリアな目的があり、自分のやりたいことと分かりやすく整合していたこと。
そして、その目的のもとに、社員一人ひとりが柔軟に「妄想」し、変化をものともせず突き進む風土が根付いており、自分のありたい姿がそこにあったこと。
最後に、社会人1年目から勤める会社として、どんな成長を描けるかを考えたときに、スピード感がある点に魅力を感じたこと。
簡潔にまとめると、以上のような理由でシノプスの内定を承諾しました。
最適な選択をしよう。そう思って考えても、ここまで迷うのかと思わされました。
理詰めで考えて考えて、最後は自分の直感を信じる。今考えれば呆気なかったですが、人生における重要な決断って、意外にもそういうものなのかもしれませんね。
おわりに
「世の中の不活性な部分を生かしていきたい」という思いが正しいかどうか。これはまだわかりません。ある意味、社会人になってからの働きのなかで磨かれ、修正されていくものでしょう。
また、シノプスが自分の方向性とあっているかどうか。これもまだわかりません。同様に、働くなかで気づき、そして他者に見出されていくものでしょう。
つまり、就活段階で「正解」はありません。
就活時の選択が、今後の人生に与える影響は紙一重です。そして見方によれば、それは微々たるものです。
より納得感のある選択をし、就職後、自ら「正解」にしていくべく仕事をしていければ良いと思います。
なんとなく同じような悩みを抱いている就活生が、もしこのnoteを読んでくださっていたとしたら、自分のやりたいこと、そして気持ちに素直になり、意思決定をしていってもらえれば幸いです。
ここまで読んでくださりありがとうございます😊
21卒内定者の自己紹介サイトで、もう少しゆるい感じで自己紹介をしているので、ご興味があればご覧ください!