外来看護師のひとりごと39 残業ってあるの?
みなさんこんにちは。
紅里です。
今日は外来看護師の残業について綴らせていただきます。
外来って、早く終わるイメージがありませんか?
診療時間が決まっているのだから終わるのが当然ですよね?
しかし!
終わらないんです(笑)
終わる診療科ももちろんあります。
その診療科によって大きな差が出るところだと思います。
まず、私が勤務している病院は急性期病院で、基本、紹介状を持って受診にくる病院です。
午前中に近くのクリニックなどを受診し、これは早急に処置や手術が必要だとクリニックの医師が判断し紹介されれば、それは当然引き受けることとなります。そこから処置だ、入院だとなれば残業は当然です。
これはすべての診療科に当てはまることだと思います。
それ以外としては、その地域にその病気の専門がない場合です。
他に診れる病院がなければある病院に行くしかありません。
すると患者はどんどん増えていきます。
他に紹介できる病院がないのですから、予約人数は莫大なものとなります。
結果、診療時間内に診察が終わることなく残業になります。
(医師の数を増やせばいいじゃないかとの声もあるのかもしれませんが、それは医師の世界の話で一看護師がどうにかできる問題ではありません。)
夜勤がある救急外来とは違い、一般外来は夜勤がないため自分の仕事を引き継ぐ人がいません。
なので自分が外来が終わるまで残るしかないんです。
過去、病院全体で一番残業が多かったのは外来、なんて時代もありました。
今は業務改善がされて、残業が多い診療科には正職員を二人いれて、二人で交代で残業し、一人に負担がかかるのを防いだり、病棟の早めの受け入れ、救急外来にお願いするなどの対策がとられています。
しかし、
患者に左右される病院は、残念ですが残業なしとは無縁のようです(笑)
いかがでしたか?
では今日はこれで失礼します。
また読んでいただけると嬉しいです。