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「新古事記-あとがき」

「新古事記」あらすじ


新古事記とは、ある日僕に訪れた
インスピレーションを形にしたものです


それは日本神話「古事記」を
宇宙の根源神である「天之御中主様」の意識で
書いてみるということでした


でも、漠然としていてどうしていいか
わかりませんでした


そもそも、そこまでしっかり
古事記や日本書紀を読んだことはなかったので
まずは戦前の古事記の教科書を入手して
読むところから始めました


戦前の古事記にしたのは
できるだけ原作に近い状態で
知りたかったためです


そもそも「天之御中主様」のこともあまり
しっかりと理解できていなくて
そこまで多くご祭神になっている神社もないですし

でも日本にとって、
すべての始まりは「天之御中主様」とわかり
一番の祖先ということになることもわかりました


ちなみに日本建国と菊理媛様は
「日本書紀」から引用しました



でもそこからが大変で、
視点を自分自身ではなく、
「天之御中主様」の意識で書くということに
とても時間がかかりました


そのため
何度かチャレンジして
これを形にするのに
一年近くかかってしまいました


古事記の世界観を尊重しつつ、
記載のない部分や解釈について、
その意図を大切にして筆を進めました


ただ僕の感性で受け取った
言葉を時間をかけて組み立てていきました


もちろん古事記は決められた解釈が存在しないので
正解とか間違っているということではなく
何かのメッセージ・ヒントとして
この物語を受け取っていただけたら嬉しいです


書いていく中で感じてきたのは
古事記は一つの日本の神様のお話でありながら
実は宇宙の真理が書いてあると思ったのです


天上界での神々の物語は
この宇宙が何もない所から誕生し
陰陽が生まれ、男性性・女性性が生まれ
生と死が生まれ、光と闇が生まれた
それは2極という原理が生まれたということ

この2極が生まれたことが
この地球の真理であり
すべての創造の原理です


そして、天上界の神々(意識界)から
地上界(肉体を持った世界)へと
神々が体験のために肉体を持って降り立った
それが瓊瓊杵尊ということだと感じました

それは日本の万物に神が宿るという
精神性にも一致します




そして、新古事記という名前で
この天之御中主を主人公として始めた物語に
続きがあるとすれば、それは僕たちが
このすべての2極の分離の幻想から醒めて、
一体になって生きることだと思い
それを菊理媛様によって表現しました


日本書紀には、
「伊弉諾神」イザナギ神
「伊邪那美神」イナザミ神
の前に、菊理媛神が現れ何事か言った
そして2神は仲直りしたと書いてあります


もちろん、
何がそこで伝えられたかは想像しかないですが
僕はそれを、この宇宙の真理、
2極性で作られてきたこの世界が
一体であることを伝えることによって
2神がそれを超越したのだと思ったのです


この作品を産み出そうと思ってから
1年近くかかってしまいました。
読んでいただいた方々に
心から感謝いたします


新古事記とは、すべては宇宙の一部であり、
元は一つであることを思い出し、
新しい時代の目覚めを提案するものです


この物語が
誰かの心に届き、
受け取っていただけたらとても嬉しく思います


本当に1年近く
ありがとうございました。
感謝いたします。





☆新古事記のコンセプト映像☆




 最後まで読んでいただいて
 ありがとうございました(^^)
 フォロー・いいねに感謝します。
 ありがとうございます



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新日本精神道 ~日本的宇宙の成幸法則 ~


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