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【少年憧憬社】 #文学フリマ東京39 ありがとうございました!

栗山真太朗です。遅ればせながら、 #文学フリマ東京39 ありがとうございました。
初の東京ビッグサイトでどうなることかと心配もありましたが、蓋を開けてみれば一般入場者が1万人越えとすごい数に。少年憧憬社も12年における歴史で最高売り上げ冊数&最高売り上げ金額を大幅に更新しました。いらしてくれた皆さまやご協力いただいた皆さまのおかげです。ありがとうございます!

別に記事を書きますが、今回販売した新刊小説『覗き見るもの』(第55回新潮新人賞最終候補作品)とエッセイ『新潮新人賞の最終候補になると何が起こるか日記』はBOOTHでも匿名通販しておりますので、買い逃しや気になったお方はぜひこちらでお買い求めください!


参加中の雑感


東京ビッグサイト
でっかい看板
今回のブースはこんな感じでした。紫色の造花を添えました。

来場者の方々はやはりブース数が多い分、計画的にいかないと回れないと判断したのでしょうか、体感として事前にチェックしていただき、ノールックで購入していただいた方が多い印象でした。WEBカタログの「気になる!」も史上最多でして、本当にありがたいですね。先日noteにも書きました「(文化系トークラジオの)ポッドキャストを聴いてきました」という方もいらっしゃったり。ご紹介いただきました機械書房の岸波龍さんにここでも感謝の意を表します。

「ご無沙汰しています」と「はじめまして」な嬉しい方々に沢山立ち寄っていただいたのですが、新潮新人賞の最終候補時のエッセイとその時の小説を出した者としては、公募に向けて頑張っている人たちや、同じく五大文学賞の最終候補に残った方々がいらっしゃって、それぞれお話できたのは特に嬉しい出来事でした。頑張って学び、書いて、これからみんなで売れていきましょう。おれたち、まだまだ伸びる!

開場前に食べるようにとツマチャンが持たせてくれたおにぎり。海苔の巻き方がレッチリ。


自分の足りなかった部分、反省点


反省点としては、他の出店者さまのブースに全然まわれずワンオペの限界を感じました。次回以降なんとか改善したいものです。しかし来場者からすれば著者はブースに張り付いてた方がいいしという葛藤もありまして、信頼できる筋にお買いものを頼もうかなと考えています。今回の買い逃しは書店さんで購入するか通販などでゲットしたいものです。

今回はアイコンと名札を兼ねた社員証を首に下げていました。来場者にとって著者が分かった方が親切かなと


両隣のブースの方々もいい人たちでありがたかったです。
「す-31」のレレレ舎さんは「道端と村上 気圧となかよくなれない人たちの会話」というフリーペーパーを配っていたのでわたしも読ませてもらいクスリとさせてもらいましたし、「す-32」のTurn the page東雲かやのさんとお話してもらったり。Turn the pageさんは鎌倉で実店舗の古書店を開いているそうです。

レレレ舎の道端凡凡さんとTurn the pageの東雲かやのさんには当社刊行物も購入いただいたりと。本当にありがたかったのですが、疲れすぎてその時点で「本を買わせてください」と言えなかったの、おれ大人として色々ダメだったなと、後述しますがお酒飲みながらかなり自己嫌悪していました……。本当に足りないところばかりです。今回の反省と学びとさせてもらいます。次回以降参加されたら立ち寄りたいです。

次回文学フリマ東京40の予定

次回5月に出店できるとすれば、ある大好きなお方とのスプリット合同誌か、実験作としてエッセイ・詩・短歌・短篇小説を収録する『栗山通信 VOL.1』(仮)を限定10部でやるというチャレンジをしてみようかなと考え中です。実は細々と11月末から文学フリマ前から「1日1詩」「1日1短歌」を宿題として課しております。
他にも仕事や創作活動をしていますが、より個人としては文芸に特化した人間になりたい、というのが近年のわたしの指向です。がんばっていきたい。

文学フリマの創始者であり最初に呼びかけた大塚英志さんについて「文学でビッグサイトをやるのは難しい」と言っていたアナウンスを聞いていました。偶然ですが、当日は電車移動中に読むために『アンラッキーヤングメン』(藤原カムイ×大塚英志)(超面白い)を持参していました。

弱い人間だから酒を飲む(ただし自腹で)

そして、終了後は1人打ち上げ a.k.a.酒マラソンとして野方の名店、秋元屋に行きました。


夜の闇の中でこの看板を認めると心に光がぽっと灯る


酒マラソンとは、移動中は歩きながら人の迷惑にならないようにしながら缶の酒を飲み(歩飲)、きちんと缶は始末し、酒が飲める店で飲食し、店を出てからもコンビニで酒を買い求め、1〜2時間ほど飲み歩いて帰る行いです。さながら酒の求道者——あるいは酒クズ——といえます。もちろん給水としてペットボトルの水も携行し、帰宅後は太田胃酸を飲み、翌日以降の仕事に支障をきたさないようにする。

わたしはお酒は好きですが、日常的に飲む人間ではありません。小説を書く人間は、本を読むためにも文章を書くためにも酒はあまり飲まない方がいい。ただし、ぶち上がる時は一気にやってしまった方がいいというのが持論です。

赤星。とセルフオーダー札。そう、秋元屋は老舗なのにスマホでのセルフオーダー制なんですよ。


※もちろん飲食費は栗山のポケットマネーです。少年憧憬社の売り上げ金は次回以降の活動資金として運用しています。ご留意ください。

焼きが旨い。酒エッセイも書こうかな

まとめ


12月はお酒の機会が多いのですが、体調を崩さないようにして毎日小説をこつこつ書き進めていきたいと考えています。こつこつ、と。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします!

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