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短歌・俳句・川柳まとめ

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短歌や俳句、川柳などをまとめていきます。
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2024年2月の記事一覧

寝ることで時は早まる いつから、体が弱くなったのだろう

目薬で涙を薄めた夜がある ただ日常は激しく過ぎる

大空の信号がよく故障してぎこちなくなる愛、天使たち

三寒四温【短歌5首】

外は冬 結露に描いた雪だるまがだらだらになっていく ごめんね カツ丼とミートソースをかき込んで明日の自分の血肉にしていく 自由だと気づいてほしい人は皆精一杯に今を生きてる 幸せは形を変えて届けたい 早春の空、樹々にはるかぜ 春の夜 涙の温度を上げたくて君の作ったお粥を食べた

外は冬 結露に描いた雪だるまがだらだらになっていく ごめんね

幸せは形を変えて届けたい 早春の空、樹々にはるかぜ

自由だと気づいてほしい人は皆精一杯に今を生きてる

春の夜 涙の温度を上げたくて君の作ったお粥を食べた

カツ丼とミートソースをかき込んで明日の自分の血肉にしていく

守りたいもの【短歌5首】

半日をなんとか過ごす体力で数え切れない守りたいもの ゆったりと休めた日から平日の慌ただしさへゆったり移る ぴいんとね、張り詰めました空気のね、中をゆくのよ。ぬくぬくゆくの。 ああもっとざっくばらんに話したい春花吹雪に祝福されて 「愛してる」春一番のただなかの信号待ちで君に伝えた

「愛してる」春一番のただなかの信号待ちで君に伝えた

ああもっとざっくばらんに話したい春花吹雪に祝福されて

ぴいんとね、張り詰めました空気のね、中をゆくのよ。ぬくぬくゆくの。

ゆったりと休めた日から平日の慌ただしさへゆったり移る