石狩鍋のこと。Shinkaron『北海道シールあそび』シリーズより(9月15日は「石狩鍋の日」)
こんにちは、Shinkaronのwatanabeです。
9月15日は「石狩鍋の記念日」。
ということで、
今回は、Shinkaronの『北海道シールあそび』シリーズの郷土料理「石狩鍋」編より、「石狩鍋」のことをちょっと掘り下げて紹介します。
ちなみに、9月15日が「石狩鍋の記念日」な理由は…
「石狩鍋」は「道民の好きな鍋料理」の上位に選ばれるなど、「ジンギスカン」や「ちゃんちゃん焼き」とならび、道民に親しまれている北海道の代表的な郷土料理です。
もともとは、日本海に面した石狩川の河口付近にある石狩町(現在の石狩市)から生まれた漁師たちのまかない料理でした。石狩市は江戸時代から鮭漁が盛んな地域で、その後、地元の割烹料理店「金大亭」がアレンジしたメニューを提供し、一般に広まったといわれています。
昔から寒い冬に体を温める定番の鍋料理「石狩鍋」。具材はぶつ切りにした鮭の身とアラを使用し、大鍋に地元でとれた野菜を昆布のだし汁の中に入れて、味噌でぐつぐつと煮込みます。
野菜には煮込んで甘みが増すキャベツやタマネギが入り、仕上げにイクラをちらして、アクセントに粉山椒を振りかけるなど、本場ならではの味わい方があります。(お好みの具材で楽しむこともできます)
「石狩鍋」が鮭の鍋料理であること以外、その特徴や他の鍋料理との違いについては、あまり知られていないのも事実です。
ある札幌市のアンケートでは、「札幌の食」として思い浮かぶものは? という問いに対して、1位「スープカレー」(28.19%)、2位「ジンギスカン」(24.8%)、3位「しめパフェ」(10.43%)に続き、4位「石狩鍋」(3.49%)といった回答結果があります。
札幌のイメージが強いのか、それでも、地域の垣根を越えて、認知されていることは確かなようです。
Shinkaron『北海道シールあそび』シリーズの郷土料理「石狩鍋」編を通して、子どもたちに地域や自然、地元の鮭のことを、もっと身近に感じてもらうきっかけになるとうれしいです。
きっと、子どもと一緒に遊んでくれる大人たちにも新しい発見があります。
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『シールあそび』シリーズ「いしかりの郷土料理『石狩鍋』編」と、「いしかり厚田の海 編」は、石狩市内にある以下の店舗で販売しています。
道の駅石狩「あいろーど厚田」(地場産品販売コーナー「i-store」)