「気持ちの伝え方」を制すれば、きっと勝ちパターンに入るよ!
この歳になると、人に何かしてあげたくなる。
余計なお世話だと言われそうですが、兎に角、無性に何かをしてあげたくなるのです。
何故だろう。
まだまだ役に立つんだと自覚したいのかも知れない。
いや、喜びの声を聞きたいだけなのかも知れない。
僕も若い頃、上司や先輩の世話になり続けました。
勿論、時には叱られたり、勇気づけられたり、一緒に泣いてくれたこともありました。だから世代を超えて恩返しがしたいのかも知れない。
人に何かを施されたり、投げかけて頂くことは多々あります。
そんな時に絶対に守っている自分ルールがあるのです。
「お礼」の仕方です。
人からの好意にお応えする際に「ありがとう」の一言はとても重要。
でも、その一言だけで済ませてはいけないと思っています。僕は必ず主語をつけてお礼を言う様に徹底してきました。
自分が何を感じたのか、それで気持ちがどの様に変化したのかを率直にお伝えする。そうすると、決まって諸先輩方はこの様におっしゃいます。
「教えて良かった!」と。
好意で教わったり、助けられたりした際に、具体的に何が有難くてどの様に助かったのか。それで自分がどの様に変化しそうなのかをお伝えすると、次からも支援して頂けます。苦しい時にも目をかけてくださったり、自分の成長を気にかけてくださいます。
とても有難いし、心強いです。
だから僕も後輩君たちに教育し続けています。
1歩抜け出したいのであれば『気持ちの伝え方』を工夫することが重要だと。
「ありがとう」だけでは不十分なのです。
少し練習してみますか?
奥様やお母さんの手料理を頂くとき、勿論、お友達の手作りのお菓子をご馳走になる時だって良いです。
「ご馳走さま、美味しかった」と単に感謝するのではなく、
どの点が、どの様に美味しかったのか、または、他と比べてどうだったのか、自分が作るときに工夫すべき点などを聞いてみる。たった一言で良いのです。これで印象がガラッと変わるのです。
言われた本人もきっと良い気分になるでしょう。
「作って良かった」「またご馳走するね」なんて言葉が返ってくるでしょう。オススメです。
この方法は別のシーンでも応用が効きます。
叱られた時です。
「ごめんなさい、反省します」では相手の怒りが治まりません。
どの点が不味かったのか、どの点を改善すべきなのかを具体的に示してお詫びすれば、意外と怒りの治まりが早くなります。
でも例外があります。
月末になると、妻からの着電が怖いのです。
「あなた、またアマゾンでポチッとしたね」
「あ、は、はい」
「どうしてそう簡単に買い物するのよ」
「あ、は、はい」
「少しは自粛してよね」
「あ、は、はい」
相手によっては+αの戦略が取れないこともあります。
こんな時は、「あ、は、はい」でひたすら辛抱かな。
最後まで読み進めて頂きありがとうございました。
あきはとっても過ごしやすいです。体調を崩さずご自愛ください。🍁
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