孤独にさせないで!-触れることで輝きが増すのです-
痛く感動した記事があります。
『100の基本』と言う松浦弥太郎さんのベーシックノートの一文です。
不思議なことですが本当です。さわると、その本は商品として輝きます。お客様に買ってもらえます。逆に一週間も触れずにいると、その本は輝きを失い、死んでしまいます。中目黒店の2,500冊、青山店の1,000冊をさわるのは大変です。それでも、端っこ、隅っこにある本でも、一日一回さわってあげるのです。さわるとは、「元気ですか? 今日もよろしくお願いします」と本に挨拶し、仲間として扱うことでもあります。
-『100の基本』松浦弥太郎のベーシックノート より抜粋~
書店に勤める方の習慣を紹介しているのですが、本に触ると商品として輝きが増すと言うのです。びっくりですが、よく考えてみますと少しだけわかる気がします。
隅っこや端っこにある本でも、1日1回触ってあげることが重要だと説いています。ここで言う「触る」とは、「元気ですか、今日もよろしくね」と言う気持ちのやりとりで、どちらかと言うと挨拶に近い。商品である本にも、自分たちと同じ仲間として接しているのです。
僕は痛く感動しています。
僕は仲間でさえ毎日のコミュニケーションができていません。リモートワークを理由に肝心なことを怠っている自分を恥ずかしく思います。
声をかけたり、メールだって良いかも知れません。
たったそれだけで人であっても輝きを増すのです。
輝きが増せばやる気が出るかも知れない。同じ仲間なんだと再認識出来るかも知れないし、独りではないと感じてもらえるかも知れない。
この書店の店員さんは商品である本を自分の仲間として考えており、常にコミュニケーションをとっています。そうすると不思議とたちまち売れていくのだそうです。
つまり、ものを売ると言うことは、ものを大切にすると言うことであって、
大切に扱うから輝き続ける。ものを大切にする意義とはこう言うことです。
これまで、コミュニケーションとは「愛情」を込めることだ学んできました。植物だってそう。確かに話しかけて愛情を注ぐと元気になる。
自宅のペットだって同じです。
物事はシンプルに考えるべきですね。
複雑なテクニックにこだわらず、挨拶や会話から始めることが大切。
さて、久しぶりに帰省した自宅。
妻の機嫌を注意深く観察しながら、恐る恐る声をかけようかな。
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最後まで読み進めて頂きありがとうございました。
台風が通過してもスッキリしない天気です。こんな時は読書を楽しもう。
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