人生は何をしたら正解?・・・私が行きついたこと。
人生は死ぬまでの間だけのこと。
ハッピーに生きても、後悔ばかりして生きても、全ては終わってしまうまでの間に起こることだ。
ここのところ、人生を大事にしよう!と強く思うが、どうすれば大事にしていることになるのだろうか。
まず、これまでどのように自分の人生を大事にしてこなかったかを思い出してみる。
主なところはこの3つにまとめられる。
執着、欲張り
人のことを気にしすぎる
自己否定
少し具体的に言うと。
・詰め込み過ぎ、時間を惜しんで常に何かしようとしている。例えば、歩きスマホ。TV見ながらスマホ、予定をなるべく1日に詰め込む、旅行も盛り盛りのスケジュール、1つのことをやりながら他のことが気になる。どれにも集中していない。心も頭も休まらない。
・大切でないことに執着し時間を使ってきた。ああでもないこうでもないと予定ばかり立ててる、1円でも安いものを延々と比較する、クーポンを使い切ろうと必死。
・後悔して苦しむ。これも一種の執着。自分が決断したのに、これでよかったのかと何度も反芻してしまう。自分が決定したのに、やっぱりそっちではなかったと取り消す、そしてその取り消したこともまた取り消したくなる。
・自分には自己否定。他人にはイライラ。思い通りにいかないことに不満が募る。人にも自分にもはこれが出来ていない、これが足りないと不足にばかりに目がいく。
・嫌われたのでは、無能な人と思われたのではと不安になる。嫌われないように深入りしない、人の顔色を見て言いたいことが言えない、相手の意見に迎合する、自分はつまらない人間と思う。
こんなことばかりにとらわれ、純粋に人生を楽しむことをしてこなかった。笑顔はなく。作り笑いばかりしているな。どうせ誰にも理解されないと自分からバリアをはってきた。そしてそれだけならまだいいとして、結局それがストレスとなり、そのストレス下でやけになりスマホ依存になり、菓子を仇のように食べる。もっともっと自分が嫌になる。
私は、向かうべき方角をよく見誤る。そして苦しんできた気がする。自分なんてと諦めてきた気がする。これからは向かうべき方向が自分を大切にすることになっているかを立ち止まって考えてみることにした。自分を大切にすることに時間を費やす。これが人生の後半でやりたいことである。
つまり、人生、自分を大切にすることができれば正解なのだという結論にいたったのである。
では改めて私がやるべきことを挙げよう。それは3つかな。10くらいはあるけれどそれもまた欲張りだから。
1. 執着しない。
執着し始めても、途中で止める。止めることを意識する。スマホで次から次にスクロールする。やってるなと思ったら止める。より良い選択をしたくて調べに調べていたとする。やってるなと思ったら止める。
第三者目線で自分を俯瞰するという行為はマインドフルネスを始めて初めて気が付けたポイントである。それまでは自分の行動は自分の意思なのに、全くコントロールできていなかった。自分の意思を自分でコントロールすることを意識すること、これが大事。
2. 人がどう思うかは考えない。
人がどう思うかは自分は知らない領域。例えば相手を怒らせてしまったと感じても本当のところは分からない。だから自分が動揺する必要はない。90%怒っている確信がもてる状況だとしても、本当のことは分からないし~と考えないと決めた。会社で苦手な人がいる、業務を進めるにあたり詳細を聞かないといけないが、聞くと文句をつけられたと思って食って掛かってくる人がいる。「文句をつけられたと思って」「イラっとして」「食って掛かる」これらは私は想像である。9割がたそうだと思うが、ここは知らんぷりして、「一生懸命説明しようとしてくれている」と思っておこうにする。
しかし1つ注意が必要だ。人がどう感じているかを考えないでいいと言い切ってしまうと、思いやりを持てない人になってしまう心配もある。しかしこの2つは似て非なるものである。こう考えるようにしたいと思う。前者の主役は自分。後者の主役は相手。今自分を主役に考えいる時か、相手を主格に考える時かは臨機応変に切り替える必要がある。これを同様なく冷静にできるようになりたい。
3. 悲しんで人生を過ごさない。
ストレスに勝つ。勝つための武装をする。ストレスを放置しない。絶対にストレスを自分の安全地帯に侵入させない。という意思をもつ。
私の人生の目標は穏やかに暮らすこと。穏やかに暮らすためには自然にそうなるのを待つだけではだめ。自分で自分を穏やかにする環境、行動、思考を作ることが必要。大事なことはそれを作るのは自分だということ。不満やもやもや、ストレスを排除することは人生で自分がやるべきこと。ストレスを排除する責務は自分自身にあるのに、なぜか自分を追い込み自分に負荷をかけるいらないノルマを課していた気がする。
自分に優しくする。自分を守る。自分を好きになる。だって人生終わった時点で自分は終わってしまうんだから。当然やるべきことである。自分を好きになれないよ、なぜなら…という言い訳なんてノーノーノー、お呼びでない。
自分を大切にできれば余裕が生まれ、人にも優しくできる。周囲に気を配れる余裕ができる。親、彼、それから身近な友人と仕事で関わる人。周囲を大切にできる自分は穏やかな心でいる証。これがなりたい自分の姿。そのための余白づくり=自分を大切にするをしていくのだ!!!
まとめると。自分を大切にするためにやらないこと。
1.小さいこと1つ1つにも執着しない
2.人がどう感じたかは知らんぷり
3.ストレスで自分をいじめない
繰り返しになるが、人は死ぬまでの間だけ生きているということ。その間を悲しんですごしても、平和に過ごしても、不幸に過ごしても、幸せに過ごしても同じ期間であるということ。もう一度生きることはできない。