Singha Beer Meets タイレストラン《ミャオミャオ編》
今回訪れたのは、東京都渋谷区幡ヶ谷にあるタイ料理店「ミャオミャオ」さん。幡ヶ谷駅北口を降りて3分ほど歩いて到着。
「いらっしゃいませ!こんにちは!」と明るく快活なスタッフの方に迎えられ、「あぁ来てよかった」と早速ご機嫌に。親切で丁寧な対応でテーブルまで案内してもらった。開放感のある大きな窓から明るく優しい陽の光が店内を照らして気持ちいい。
都会の中にあるオアシスのように、ゆったりとした時間が流れている。とても居心地がいい。おもわず長居してしまいそうだ。
店内はカウンターとテーブル席があり、一人でもグループでも気軽に立ち寄れる気さくな雰囲気。インテリアも見ていて楽しい!
居心地の良さにすでにリラックスしてしまっております。
それでは、ミャオミャオおすすめの3品をご紹介していきます!
1 ミアンねぎトロ
2 ガイトードタクライ(揚げ鶏とレモングラスのサラダ)
3 スッキーヘーン(豚肩肉と春雨のスパイシー甘辛炒め)
では、乾杯!春を感じる窓辺で昼間から最高!
まずは1品目「ミアンねぎトロ」いただきます!
この「ミアンねぎトロ」は、タイ料理「ミャンカム」をミャオミャオ流に表現した大人気のおつまみメニュー!
タイ語でミャンは「葉に包まれた食べ物」、カムは「齧る」という意味があり、「一口でいろいろなものを食べる葉っぱ包み」の料理のことをいいます。
本場タイではハイゴショウ(這胡椒)というハーブの葉を使うのが定番ですが、ここミャオミャオではエゴマの葉を使ってるという。エゴマの葉はコクがあり、ハーブやスパイスたっぷりのタイ料理にぴったりの風味と食感で相性抜群。
そこにねっとりもっちりとした新鮮なネギトロを包んで一口で頬張る!
コクのあるエゴマの葉とねぎトロが口の中でとろけます。濃厚なのに爽やかな後味がヤミツキになるおつまみ!シンハービールの香りと喉越しがこれまた爽やか!
タイ料理は「薫りを味わう料理」ともいわれるように、ここミャオミャオでは食材とハーブの組み合わせが素晴らしくマッチして食欲をそそる。
それでは、2品目「ガイトードタクライ」いただきます!
「ガイトードタクライ」は、タイ風の鶏の唐揚げである。ガッツリ食べ応えのある鶏の唐揚げとレモングラスをはじめとした爽やかな5種類のハーブをたっぷり使った、おつまみにもメインにもなる大満足まちがいなしの一品!
ボリューム満点かつヘルシーでおすすめです!
それでは最後に、3品目「スッキーヘーン」いただきます!
「スッキーヘーン」は、タイの鍋料理「タイスキ」の味をそのままに、汁なし麺でいただく炒め料理。シーフードや豚肉、野菜がたっぷり食べられます。つるつるモチモチの春雨にタイスキの甘辛いタレがたっぷり染み込んで絶品!
タレにこだわりあり!タイ料理の旨さに欠かせない発酵調味料でソースを作っているので、チーズのような濃厚な薫りと風味を生み出しています。
シンハービールとの相性も最高!
3月の少し春めいた陽気の中、
居心地の良い空間で、薫り豊かなタイ料理をいただく至福の時間。
弾むような気持ちにぴったりの軽快なシンハービール。
身も心も幸せ。満腹!満福!
さて、お腹も心も満たされたところで、今日のお店「ミャオミャオ」さんの美味しいストーリーをお話しよう。
オーナーシェフの宮尾さんがこのお店の店主だ。謙虚な方で写真でご紹介することはできませんが、宮尾さんの「美味しいもの」への情熱、探究心、美的感覚は唯一無二な空気感を纏っている。ぜひお店に足を運んでみてほしい。
オーナーシェフである宮尾さんは、21歳のときタイ料理店でアルバイトをしたことがタイ料理との出会いだったという。その美味しさに衝撃を受けた宮尾さんは、そこからタイ料理一筋で、自身でお店をオープンするまでに至ったそうだ。
タイ文化への情熱が高まった宮尾さんは、タイ本国へ渡り、タイ人男性は一生のうちに一度は出家して僧侶になる風習がある、と知るや「自分もタイで出家する」といって10日間ほど僧侶の生活を送る経験をしたという。なんという熱量の高さとフットワークの軽さなのだろう、あっけらかんと話してくれるあたりがとても面白い。
タイでの経験は、宮尾さんのタイ愛をさらに深めることとなった。そして、ついに2022年1月10日ここ幡ヶ谷にて「ミャオミャオ」をオープンした。新進気鋭のタイ料理店なのである。
店内の見ると気付くとおり、瓶詰めにされた様々なお酒が並んでいる。
宮尾さんは、料理だけでなくお酒にも並々ならぬこだわりをみせる。
シンハービールはもちろん、生ハーブサワー、タイのクラシックな薬膳酒、ナチュールワインまで厳選されたバリエーション豊かなお酒が楽しめるのも特徴だ。
美食家のお客さんも足繁く通うのも納得。ここミャオミャオのもつポテンシャルは計り知れない。
「東京という場所でタイ料理店を出す意味を見出したい。自分の知っている本場タイ料理をそのまま提供するのでは物足りない。日本人のお客さんにもタイ人のお客さんにも楽しんでもらえるような、自分だからこそ表現できる美味しさを追求していきたい。」そう語る宮尾さんの言葉に、ここミャオミャオの美味しいストーリーのすべてが詰まっている。
そして宮尾さんの情熱に共感しついてきたという素敵なスタッフの皆さんと一丸となって今のミャオミャオがある。そんな一体感を感じさせる素晴らしいお店でした。
ごちそうさまでした!今日も素敵な出会いに、乾杯!
ありがとう、「ミャオミャオ」さん!
ありがとう、シンハービール!
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