入院、手術とコロナ
ふと、
もし私が今このタイミングでコロナに感染したとしたら、どうなるのだろうと、考えました。私は1月19日に内視鏡で、直腸癌が見つかり、築地がんセンターで来週精密検査、いずれ入院を予定している身です。
無症状の場合。37.5度以上の発熱がなければ、粛々と入院手術は遂行される事でしょう。でも、入院した先で、クラスターとなる可能性があります。
発熱がある場合は、医師に連絡する事という注意書きはあるものの、入院手術お断りという文言はありません。コロナが出たら、入院病棟の談話室ロビーが隔離スペースとなります、ご了承くださいという文言は見かけました。
もし、私が今コロナを発症したら。発熱し、軽症だとしても肺炎を起こせば手術は延期になります。院内クラスター発生を防ぐのも一つですが、私自身が手術に耐えられない可能性が出てくるかもしれないからです。
たくさんのコロナ経験者のブログやnoteを見ると、高熱、味覚臭覚の喪失、倦怠感、肺炎に伴う呼吸困難、頭痛、下痢、などなど色々な症状があります。そして、10日の隔離期間を経たのち、激しく後遺症が残るとあります。味覚臭覚の喪失は3ヶ月続くとか、倦怠感や呼吸困難がずっと残り、レントゲンで見る肺は真っ白、正常に戻るのにどれくらいかかるか未知数だと、経験者は語っています。結果的に生き残れて良かった、くらいの激しい闘病生活が様々に綴られています。
この『肺炎』『呼吸困難』というのが、1番の問題だと思いました。手術前の検査では肺活量を調べるのです。肺機能が、手術に耐えられるかどうかが、大切なのです。禁煙を言い渡されたのも、ここに大きく関わっています。
もし、私が罹患し発症したら。最悪のケースとして、手術は当然延期、10日間の自宅隔離、後遺症の肺機能低下があるかないか、あれば肺機能の回復を待つまで手術の見通しもたたず、切って仕舞えば今時は完治しますよ、という医学の進歩の恩恵に預かれず、癌の進行を、他への転移をただ指を加えて見ているしかできない、という可能性も出てきます。勿論、放射線や抗がん剤という治療もありますが、果たしてコロナ患者の体力でそれが可能なのか。
ただでさえコロナでひっ迫した病院が、救える命を必死に救おうと予定を立ててくれているのに、私がもしコロナに感染したら、、
そんな恐ろしいケースを考えてしまいました。
今まで、そこまで深く考えず、普通に手指の消毒とマスクくらいで、それなりに気をつけているとは言え、外出したり、人に会ったりしてしまっていた事実を、震えと共に反省しました。直腸癌で死ぬ事は、今時ない、転移がなければ完治もできる、そんな現代医学の希望の光を、コロナという暗雲が遮る事もあり得るのだという現実に、今さらながらゾッとしました。
コロナで仕事も奪われ、この上、頼みの綱である入院手術の機会も奪われ、命まで奪われてしまうとか、想像もしたくないです!(想像してしまったから、コレを書いてるわけですが、、)
無事入院が叶うまでは、病院へ行く以外は人とは会わず、病院も高いけどタクシーで行って帰る、外出も控え、買い物も通販にして、引きこもりに徹しようと決意しました。
とりあえず、今出来る事として、コロナ抗体検査キット、抗原検査キット(PCR)を、お見舞いにいただいたpay payで、購入しました。(pay pay送金して下さったYさん、ありがとうございます!)
このアマビエちゃんは、私が描いたキャラクターで、ちえfun倶楽部が公式グッズとしてポーチを作ってくれました。
私もお守りに、持ち歩こうと思います。。早く検査キット届かないかな。。
ちえfun倶楽部
こんな形で、再びコロナの牙の存在を受け止める事になるとは、、、受け身でいるしかないのが、悔しいです。
でも、出来る事を精一杯がんばります。