紫陽花の植え替えと挿し木をやってみる
冬は、何かとやることが制限されて、少しだけモンモンとしてしまう。
ガーデニングや家庭菜園という趣味は、ある程度は植物たちの力、自然の力によって起こる変化を待つしかないタイミングがある。
特に冬は、秋冬~春にかけての軽い手入れや、苗の植え付けが終わってしまうと、少し暇になったりする。
この時に、何かやりたくて調べてみても、大体出てくるのはほとんど土づくりの情報ばかり。
あとは、春に上手く咲かせるための軽い手入れなんかもあるけど、どちらもわりとすぐ終わってしまう。
土づくりも、堆肥スペースに落ち葉や米ぬかを混ぜ込んでおいて、あとは菌や虫たちにお任せなので、結局待つしかない。
不思議ですよね。
ローメンテ、ローコストにするために試行錯誤するのに、暇になるとわざわざやることを探そうとしてしまう。
自分の中で、ここらへんはやってること矛盾してるんだよな~、といつも感じる。
この、「暇だから何かやりたい」という衝動が、恐らく増やす行動へつながってる気がする。
皆さん同じかわかりませんが、私の場合は、苗を買ってきて植える、というところが楽しい感覚のピークで、とにかく作業を完了させていく感覚が好きなんですね。
だから、また新たに鉢や苗、土を買ってきて植えるということを繰り返して、どんどん増えてしまう。
たまに思うのは、たぶん私は仕事、活動そのものが好きで、その対象は何だっていいんだろうなあってこと。
掃除をするのも好きですし、料理をすることも好き。
物を並べたりすることも楽しいし、やれることがあるなら何だって楽しく感じてしまう。
で、今は1月。
これから極寒の季節に向かうタイミングで、本当にやることがなくてアレコレと情報を探していたら、発見した。
情報を得たのはこちらの、やまかなファームさんの動画。
「アジサイ 冬」で出てきました。
アジサイは、落葉低木で、冬は休眠期に入るので、植え替えするなら落葉した冬が良いということは知っていましたが、この動画によって忘れていた冬のタスクを思い出せました。
ただ、それだけではなくて、気になった情報がもうひとつ。
春のための剪定をしてから、冬でも切った枝を挿し木で根を出すことは可能だということ。
「え?そうなの?」
暖かい時期よりも少し時間はかかるけど出来るとのこと。
私は、心の中で
「よっしゃ、やることが出来た!」
と喜びの声をあげました。
我が家のアジサイは、いつかは地植えにしようと思いながら、まだ鉢植え管理にしていたので、せっかくなのでこのタイミングで今年は決行してみようと思いました。
そのついでに、軽く剪定をして、挿し木もやってみようと思います。
タスクに飢えていた私。
やることを見つけたので、ゆっくりのんびり楽しみながらやってみようと思います。