食費に調味料代、家計に自己研鑽費を含まないってどうなの?
関西から遊びに来ている大学時代の友人に、仕事終わりに千葉(!)まで会いに行って来ました。片道1時間の小旅行気分(笑)ガラガラに空いた電車に乗って、帰路に着いているところです。
家に居るとパートナーとお喋りする時間がメインになるので、通勤電車は(乗っている電車の時間に合わせて)読書やYouTubeを観て楽しんでいます。10分程の動画が有り難い!
そんな中でもよく見る節約系の動画。ずっと気になっていたのがタイトルにもある通り、「食費に調味料を含まない」「自己研鑽費は家計の出費に含まない」です。
「1ヶ月の家計簿大公開」なるテーマでアップされている動画たち。食費を月々1〜2万でやりくりしていて凄いな〜と思う反面、食費に調味料含みませんテロップを見て、「え、じゃあ何のカテゴリに含むの?」「無くなって補充しても、出費にはならないの?」と素朴な疑問でした。
節約家は自炊が基本なので、基本となる調味料は一通り揃えているだろうし、使う頻度から減る量だってまあまあ早いはず。自炊好きであれば、味変含めてそれなりに買っているはずだし…。
そう思い始めると「そもそもお米代って含まれているの?」とか、「飲み物代(お茶やペットボトルなど)も食費には入らないの?」なんて疑問がグルグル。「食費」としてカウントするかどうかは人によって異なるんですよね…かくいう私も、ドラッグストアでついで買いした食材は(額も小さいので)もれなく日用品費に入っていたこともありました…(笑)
同じく「自己研鑽費」も「出費には含みません」って、どこから出資しているのか!?という話で、恐らく貯金から出しているのだろうと思うのですが、これも過去に貯めた資産の中から出しているので、家計全体から見ると「出費」なんですよね。収入を上回る大きな金額が出て行くのなら、各月に分割して(まぶして)出費、あるいは毎月の貯金額を減らして出費とすべきなのでは?と思うのですが…まあ、このへんは魅せ方の観点からでしょうか。
私もこれまで帰省時の交通費などの通常より大きな出費は(変動する)「残業代へそくり」で家計簿にはつけていなかったのですが、毎月の給料から一部持ち出す金額が出てきたり、結局月の正規の支出が分かりにくい!ということで途中から家計簿に記載するようにしました。
趣味の「食器用貯金(へそくり)」も、積立用の「美容院代」「コンタクト代」も毎月の支出としてカウントしています。
貯金額だけ聞いていると「収入の半分も貯金していて凄い!」となりがちですが、よくよく見たり聞いたりしているとちょっとしたカラクリがあります(笑)
決して節約系YouTuberの粗探しをしている訳ではなく、ちゃんと前提や背景を見た上で、自分なりの家計を組み立てて行きましょう!というお話でした。
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