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何度でも言うが娘とデートするのはさいこう

 子どもがカワイイので子どものことばっかり書きますけど、先日、娘とデートした。
 子育て支援の情報とパワーが集う虎の穴《クレオ大阪中央》で催された、パパと子どもでいっしょに絵本を楽しもう! という主旨の読み聞かせイベントがあった。
 ママは決断的にお留守番である(付き添いしてもOK)。ぼくは娘(1歳4ヶ月)とともに、タイガーホールへ向かった。

 こういうイベントはわくわくする。なにせ、ぼくと娘、両方に対してウェルカムな空気だからだ。
 ふだんお出掛けは、ちいさな子どもを連れて行っても大丈夫かなぁ、ということを考える。だが、このイベントにおいては、大丈夫かなぁ、というマインド自体ナンセンスであり、むしろ主催者側は完全に、
「おまえらを待ってんだよ」
 とコーナーポストの上から言ってきており、ぼくも安心して
「行ったらぁ!」
 となることができるので気兼ねゼロで赴ける。

 そして行った。
 パパと子どもがたくさんいた。
 すごい。ほかのパパと子どもだ! と思った。

 いろんな親子がいる。
 絵本の読み聞かせがメインなので、とくに他の親子との交流とかはないんですけど、同じイベントにみんなで参加することによって浮き彫りになるパパ像・子ども像がおもしろかった。
 いろんな子どもがいた。
 おとなしい子、アンケート用紙にずっと落書きしてる子、「あの絵本知ってるー」という子、髪型が娘と似てる子、泣いてる子――

 おお、違い!!
 
 いろいろであるということがめっちゃおもしろい。

 うちの娘はというと、えんぴつとアンケート用紙を持ってずっとぼくの回りを公転していた。ときどき重力を振り切って読み聞かせのひとのとこまで歩いていくので、追いかけていって周回軌道に戻したりした。
 読み聞かせはちゃんと見たり見なかったりしていた。最近ひとみしりをよくするけど、周りにひとがたくさんいてもにこにこしているので、楽しめたのだと思う。

 イベントが終わって、ベビーカーに乗せるとほどなく眠った。楽しさと、実はひとがたくさんいて疲れたのかな。
 ぼくは寝顔をのぞき込んで、気持ちよさそうに寝てるな、ということと、まるいな、ということを思った。

 あとから奧さんが合流して、同日同施設で開催されていたマーケットイベントを見て回った。
 チャレンジカフェというブースで出店していた《れんげ堂》のカニパンを買って、目を覚ました娘といっしょに食べながら、カニパンってちぎって食べやすいからさいこうだな、と思った。

 良い一日だったな。雨予報だったけど、なんか晴れてたし。

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