群ようこエッセイ「この先には、何がある?」
群ようこさんの小説は
「かもめ食堂」しか読んでいない。
好きな作家さんではないけど
本屋さんの平台に置いてあるのを見て
なんとなく読みたくなって。
親との確執って言葉、
最近よく目にするけど
群さんとお母さんとの関係性が
独特で。
群さんが作家になってから
群さんにお金をたかるお母さん。
分不相応な家を建てて、
そのローンを群さんに払わせ、
群さんは部屋も与えられない。
そんな親と縁切っちゃえ、
と思うけど
不満を持ちながらも、
馬車馬のように仕事をして、
金を払い続ける群さん。
不思議。
編集者などには、
自分の意見をはっきり言って、
正義を通す人なのに
親には、結局従ってしまう。
親子ってそんなもんなんですかね。
親にお金をたかられるから
群さんは作家という仕事を続けてこられたとも言える。
それがある意味原動力。
でも、私はそんな親、嫌です。
金たかる→金くれる
だからまた金たかる、、
負のループ。
金でしか繋がれない人間関係って
空っぽすぎて、虚しい。