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ソフィア・コッポラ月間〜私はそんなに虚しくない
20年くらい前から、
ソフィア・コッポラの
ファッションに憧れていました。
シンプルで品があって洗練されている。
ずっと観たいと思っていた彼女の監督作品を
Huluで観ました。
「マリーアントワネット」は
カンヌでブーイングが起こったと
ネットには書かれていました。
日本のTVCMでは、
ケーキを食べるシーンばかり流されて、
おかしな先入観も抱かされたと思います。
子供ができないのを女のせいにされたり、
婚家で疎外感を感じる、
私は共感できました。
プチトリアノンの情景と
天然素材のドレスが好きです。
![](https://assets.st-note.com/img/1700608855764-BXOU0y74G9.jpg)
でも
「ロストイントランスレーション」をみて
あー、これはブーイングだわ
日本人ブーイングしようよ
と思いました。
出てくる日本人がしょーもない。
LとRの違いのわからない娼婦。
あほなCMディレクター。
空疎なパリピ。
カラオケとポールダンス。
胸糞悪い。
LとRの違いはわからんよ。
日本語にはない発音やもん。、
主演の2人もしょーもない。
冴えないオヤジと
目的意識のない女。
日本は京都と富士とネオンだけではないよ。
夫が仕事行ってる間
日本を東京をもっと知れるよ。
なぜはるばる日本まで来て
冴えないおっさんとつるむ?
![](https://assets.st-note.com/img/1700608878782-x5QlitSweq.jpg)
そして
「somewhere」を見て
あーこの監督さんは常に
虚しさを描きたいんだなと
思いました。
でもその虚しさって
ソフィアコッポラ特有な気がします。
大多数はそんなに空虚じゃない。
ふと虚しくなることはあるけど
そんなに虚しくない。
日々の生活、家族との対話、
仕事、好きなこと、、、
虚しさの穴はさほど大きくない。
根源的に虚しさを抱えている人には響くのかもしれないけど
私には響かない。
そんなことに気づけました。