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ソフィア・コッポラ月間〜私はそんなに虚しくない

20年くらい前から、
ソフィア・コッポラの
ファッションに憧れていました。

シンプルで品があって洗練されている。

ずっと観たいと思っていた彼女の監督作品を
Huluで観ました。

「マリーアントワネット」
カンヌでブーイングが起こったと
ネットには書かれていました。

日本のTVCMでは、
ケーキを食べるシーンばかり流されて、
おかしな先入観も抱かされたと思います。


子供ができないのを女のせいにされたり、

婚家で疎外感を感じる、

私は共感できました。

プチトリアノンの情景と
天然素材のドレス
が好きです。


でも
「ロストイントランスレーション」をみて

あー、これはブーイングだわ
日本人ブーイングしようよ

と思いました。

出てくる日本人がしょーもない。

LとRの違いのわからない娼婦。
あほなCMディレクター。
空疎なパリピ。

カラオケとポールダンス。

胸糞悪い。

LとRの違いはわからんよ。
日本語にはない発音やもん。、

主演の2人もしょーもない。

冴えないオヤジと
目的意識のない女。

日本は京都と富士とネオンだけではないよ。

夫が仕事行ってる間
日本を東京をもっと知れるよ。

なぜはるばる日本まで来て
冴えないおっさんとつるむ?

そして
「somewhere」を見て

あーこの監督さんは常に
虚しさを描きたいんだなと
思いました。

でもその虚しさって
ソフィアコッポラ特有な気がします。

大多数はそんなに空虚じゃない。

ふと虚しくなることはあるけど
そんなに虚しくない。

日々の生活、家族との対話、
仕事、好きなこと、、、

虚しさの穴はさほど大きくない。

根源的に虚しさを抱えている人には響くのかもしれないけど

私には響かない。

そんなことに気づけました。


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