映画「アメリ」〜やっとわかった
2001年
話題作でしたが
当時、映画館で見た時は
良さがわからなかったんです。
いつもは映画はひとりで観に行くのに
その時は
珍しく、近所の人と3人で観たからなのか、、
ちょっと小洒落た映画だなって思ったくらい。
主人公のアメリが
拗らせ女で
好きな男を散々振り回すのが
いじわるだな、、と。
・・・・
でも、今回
Huluで観て、印象が変わりました。
アートですね。
アメリの赤い部屋。
緑のカーディガン。
写真のコラージュ。
ただ眺めるだけでうっとりする絵画のような。
・・・・・
この映画に登場する人たちは
みんなコミニュケーション障害を抱えているのですね。
それが、わからなさの根源でした。
親との肌感覚がなかった
長い間、人とつながらなかった
妄想の中で暮らしていた
アメリ。
親も、カフェの人たちも、
近所の人も
思い出の中に生きてる。
唯一そこから抜け出す術は
好きな人と繋がること。
でも、
傷つくのが怖くて
ストレートに愛を伝えられない。
そういう心情が、
そういう人たちが、
昔はよくわらなかったんです。
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