ドライフラワーの道へたどり着いた自分のルーツ vol.1
開業月ということで、そういえば、私はいつからどうなって今こうなったのか、あらためてゆっくり振り返りたくなりました。人それぞれに、何かを始めたきっかけや転機があり、noteを始めてから、自分とは違う人のストーリーを読む機会が増えたこともあり、私もやってみよう!と。ご興味のある方は、よろしければおつきあいください。
社会人デビュー
大学時代になんとなくお花に興味があり、社会人になったらフラワーアレンジメントを習いたい、という思いが漠然とありました。無事就職して、いわゆる「アフタ-5に銀座でお稽古」的な響きの良さもあり、友人と手頃なお値段と会社からのアクセスの良さで習い始めました。
手に取る花材が全て目新しく、決められたライン取りをしながらお花を挿す、グリーンとお花の配置やバランス、ワイヤリングの仕方等々初心者にわかりやすいスタンダードな教室に1~2年ほど通いました。
デザインを作っていくことがとても楽しくなり、作品数をこなすうちに、自分の中の想像力も少しずつ膨らんでいきました。その過程で、資格をとって決められたコースを行くよりも、より自分に響くデザインやセンスを見つけたくなり、次のお稽古先を探すようになりました。
やめた理由のひとつに、銀座から家まで1時間超、完成した作品を混んだ電車の中に持ち込むのが、それなりのストレスになっていったということもありましたが(笑)
2つ目の教室
今度は自宅から2駅、持ち帰りのストレスはなくなり、HPを見たり体験レッスンをして決めた教室。オランダのフラワーデザイナーと交流があったという先生のセンスは、お花だけでなく、グリーンをふんだんに使ったナチュラルなアレンジがとても魅力的で。今日の見出し画像は、そこで制作したレッスン作品のひとつです。久しぶりに過去作品のアルバムを引っ張り出しましたが、10年以上経った今でも、先生の花材選びのセンスの良さは色褪せてないと確信します。
この教室に、8年ほど通うことになるのですが、ここで様々な経験をすることになります。今までで一番内容が濃かったと思える旅にも出会えたり。その旅のアルバムもまだ引っ張り出せていないので、今日はここでおしまいにします。
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