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個人通信””Simple Dreams”1409号

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個人通信"Simple Dreams"               1409号
2025.2.16
石川 晋
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発行が3日ほど遅れました。毎日一つずつ目前の仕事と向き合っている状態で、心身結構厳しい中での日々です。2月は毎年越えるのが大変な氷壁です。どうぞご理解ください。

ぼくのnoteは1号だけの購入だと500円。月に4号は出ますが、月刊購読なら100円。どうぞ、単体ではなく月単位で購入してみてください、すぐ辞めてもいいですから、8号くらい(2ヶ月くらい)まとめて流れで読んでほしいなあと思っています。

今回は、2月10日(月)から2月16日(日)までの期間。

旭川市の小学校。
旭川で講座。
個別最適な学びと協働的な(協同の)学びのこと。少し辛辣に。
小金井市の小学校。
ケルンギュルツェニヒ管弦楽団&サカリ・オラモ&諏訪内晶子。
港区のフリースクール。
リベラルの退潮のこと。少し辛辣に。
府中市の小学校。
国立で講座。
多賀一郎さんとの講座。
「学級崩壊立て直し」で起きていること。少し辛辣に。
「自己選択」と「金」。少し辛辣に。

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2月10日(月)晴れ
 旭川の小学校。山岡さんのお誘いで。山岡さんの教室にはもう断続的に6年入っていることになる。
 今回は、前回山岡さんの体調不良で入れなかったので、半年近く間が空いてしまった。その分、教室の進展も、また変化や課題もよく見えたと思う。何しろ、何度も書くが、彼の教室にはもう6年入っているのだ。

8:35〜 9:20 1時間目 国語 「言葉を使い分けよう」
9:25〜 10:10 2時間目 算数 「どんな形ができるかな  正多角形と円」
10:30〜 11:15 3時間目 社会 「情報を生かす私たち」
11:20〜 12:05 4時間目 理科 (専科の授業) 〜ふりかえり〜
13:35〜 14:20 5時間目 道徳 「広い心で」<すれちがい>
14:25〜 15:00 放課後 〜ふりかえり〜

 今回、以前との変化ということで言えば、インストラクションが長くなっていること。これは動画を実際に見ながら、二人で話し合った。子どもたちがじいっと話を聞いてくれることに慣れている、もちろん彼らが話を聞くのが好きだ、ということが、こうなっている理由にはある。しかも、先生というものは大抵はお話好きで、お話上手でもある。でも、もう少し教室の個々の子どもたちに目を凝らしていく必要はあるだろう。
 隣の先生との教科の進め方の違いはとても面白い。
 方法をまず教えるのか、考えて気づいてもらうプロセスを作るのか。昔から議論になることだが、割と顕著に二クラスでの違いが見えて面白い。もちろん、この点は、二項対立させてはいけないことだよなと思う。それぞれの授業に工夫があり、見応え満点なのである。先生が最初に考えたスピードで授業が進まないのは、学校の常だが、そこを丁寧に堪えて、じっくり進めていく姿には感動する。今回もじっくり話すことができた。
 3時半に学校を出て、高砂温泉へ行く。
 インバウンドの人も来ていて、驚く。近くのサンタプレゼントパークから流れてきているのかな。それにしても高砂温泉。10年ぶりくらいだろうか、何もかも懐かしかった。多分父も母も存命だった折に、弟の家族も一緒に来たのが最後だろう。

 夜は市内で小さな講座。旧知のKさんも突然きてくれて楽しかった。彼とは10年ぶりくらいか、『説明責任時代の生徒指導』という本を3人で書いた。今や、彼は、短歌評論の第一人者である。6名で盛会だった。それにしても、これは読書会なのだろうか 笑。でもみんなで本を真ん中に置いていろんな話をするのは面白い。

 先日の長岡での研修会の感想を参加者の方が「本を土台にした豊かな雑談タイムでした」と書いてくれたのを思い出した。なんだかよくわからない会を開催し続けている身としては、すごく救われた気持ちになる。そう。「本を土台にした雑談だ」。「豊か」と感じていただければ、本当に幸せだ。

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