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組織の箔なしで生きられる予感

 金曜日は、前の仕事の関係で、外部の人たちとの飲み会でした。

 新天地に来て2カ月半、ここの仕事もなかなか奥深く、日々、いろんなことで学びの機会を得ていますが、前の仕事の関係も、引き続きかかわっており、人的ネットワークは成長を続けており、そこを流れる情報の鮮度も落ちていない状態です。

 当然ながら、僕自身の組織内の役割は変わってますので、組織の中から、その筋の情報が公式に入ってくることは、だいぶ少なくなりましたが、それでも、担当レベルからはちょこちょこ情報が入ってきますし、個別案件について相談を受けたりもします。

 一方で外部とのやりとりは、僕の個人的な資質に着目し、いろんなところから相談を受けるようになり、また、外部のキーパーソンとのつながりは続いており、このへん、この2カ月半、僕の方から人的ネットワークの積極的なメンテナンスをしてこなかったのですが、それでも情報が入ってくる現状から、メンテナンスはしっかりやっておいたほうが良いかもと、考えるようになりました。

 同時に、僕は組織の中で、組織の与えた役割の中で、役者として独創的な演技をして、いくつかの部門では、時代にあわせた仕事のやり方の仕組みづくりに取り組み、後進に伝えてきた、そうした自負はこれまでもありましたが、ここに至り、ようやく、組織の看板を外しても、自立していけるかもしれない、という思いを、はじめて持てるようになりました。

 むしろ、ファシリテーターとしての役回りでは、組織の色がついていない方が、いまの僕には良いかもしれないと思います。

 ファシリテーターとしての力の源泉として、人を巻き込み力を借りて仕事をする力、基本的な仕組みや根回しの構造を理解し、意思決定へのアプローチができる力、こうした力の合わせ技で、合意形成を図り、プロジェクトを着地させる、こうした自分の力をあらためて棚卸しして、きちんと商品、価値として見せられる、6月中に、そこをできるようにしたいですね。

 正直、転職エージェントでどうこうというような、市場性の高いスキルではないので、そこからのアプローチは難しいかもしれませんが、とはいえ、僕のスキルの棚卸しを手伝っていただけるのであれば、複数のエージェントにコンタクトをとってみて、話を聞いてみても良いかもしれません。

 じっさい、今のポジションを離れ、シームレスに新天地に行くには、僕がフリーになる時期を関係者にそれとなく知らしめて、求めのあるところに行った方が、より確実性は高いのですが、一方で、僕のネットワークから外れたところに、僕の知らない新しき道が拓けている可能性もあり、そこは、転職エージェントから、覗いてみたいと思います。
 

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