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#読書感想文 #1984 #ジョージ・オーウェル

ジョージ・オーウェルの1984は、監視管理社会の未来を1948年に描いた小説だ。ジョージ・オーウェル(George Orwell)の代表作は、『カタロニア讃歌』(1938年)『動物農場』(1945年)『1984年』(1949年)等。

ジョージ・オーウェル(1903年6月25日 - 1950年1月21日)は、イギリスの作家、ジャーナリスト。生誕地はイギリス植民地時代のインド。

英文は、著作権フリーになっており、上記のホームページで全文が公開されている。日本語翻訳は、著作権が翻訳について存在しており早川書房等で発行されている。

この本は、「生きている意味」「生かされている意味」「何をもって人なのか?」を深く考えさせられた。

 「本当に、今、私は、生きているのか?」

1984の世界の中では、何度も、何度も、そう問いかけられている気がした。

全体主義、監視社会が、2020年の日本でも本格化する5Gにより、急速に加速する。本文中で監視方法として登場する「テレスクリーン」という、テレビジョンと監視カメラを一緒にしたもので、どこにいても監視されている。

まさに、2020年の今。5Gが日本でも、始まった。

5Gと監視カメラによって、この「テレスクリーン」が現実になっていく。ガラケーの3G、スマホの4Gの次が5Gだ。5Gは、直進性のミリ波を採用しており、これまでの4Gよりも有害電波が大量に放射される。直進性のため大量の基地局も必要となり、必要な電力量も大量になる。環境破壊そのものの愚策だ。さらに、5Gの電磁波は健康懸念だけでなく、5Gミリ波により、動植物や人間の感情をコントロールできるのだ。1960年代、既に、脳神経学者ホセ・デルガード博士は、公開実験をしている。スペインの闘牛場で、博士は、闘牛に対峙し突進してくる闘牛に、無線機の電極ボタンを押すと、猛牛はぴたりと止まった。動物の感情が、電磁波によりコントロール可能であるという実験が成功している。その後、この技術は、イギリスにおける反原発デモの静止や長期的なミリ波の照射による発癌誘導に使用されている。すでに、電磁波は、兵器として利用されている。日本でも、それが報道されていている。2020年5月11日付の産経新聞一面に、「露、電子戦とサイバー戦一体化-無線遮断 ウクライナ混乱 携帯に誤情報誘導し攻撃」の記事だ。リンクは、電子版の記事で内容が少し違う。 http://a.msn.com/01/ja-jp/BB13QVPJ?ocid=st

要約するとこうだ。宇宙・サイバー・電磁波という防衛上の「新たな領域」をめぐる最先端の軍事的脅威が10日、明らかになったと。記事中では、国レベルでの戦争において、電磁波攻撃でまず相手国の無線通信を断絶し、相手国が携帯電話通信のみ利用できる状態にした上で、サイバー攻撃により、偽の指令通りに相手国を誘導させ、火力攻撃等リアルの攻撃をするというものだ。いつの時代も戦争は、個人の生命と財産を奪う。LCP(ライフ・コンティニュイティ・プラン)では、大きなリスクの中の一つである。

この記事中では、5Gについては、一切触れられていないが、海外資本の5G機器が実際に導入されていっている日本において、電磁波攻撃、サイバー攻撃からのリアルな攻撃となる脅威レベルが上がっている。個人のレベルでも同様だ。

この記事が、1面に掲載される意味をまず考えさせらる。紙版、電子版の記事の両方とも、「なぜ2020年5月10日に、電子戦つまり、電磁波とサイバー攻撃の一体化による脅威が明らかになったのか?」 という説明がどこにも直接的には書かれてない。記事で引用されている脅威は、「2014年から続くウクライナへのロシアの軍事介入」で行われたロシア軍による電子戦とサイバー戦を一体化させた世界初の作戦を取り上げております。しかし、なぜ今なのか?の説明がないのです。卑見では、5Gと考えてしまう。


知人に、この本「1984」を勧められた時に、その世界観について知った上で読んだのだが、それでも、本を読んでいるだけなのに、体が辛く、心にも重たく、そこに現実としてリアルに存在している、何も出来ない自分がいる現実感を強く感じた。そして、その現実感は、常に心から離れなくなってしまった。

この本を、読む前と、読んだ後では、人生が変わってしまう。

覚悟をしてから、読まないと、一生後悔することもあるので、真実を知る覚悟が出来るまでは決して読んではいけない本だ。

2020年の現在、最もこのジョージ・オーウェルが描いた世界の様に見事に、多くの人間に気づかれずに実現された国がある。

その国では、プロパガンダによる精神と体のコントロールに、世界一成功している。

次は、1984の世界の様に、「愛」がコントロールされる。

本当に、私は、生きているのか?


その国とは、日本だ。

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