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茶の湯の本たち #72 外国人は日本文化の「何」を知りたがっているのか─そのエッセンスは茶道の中に─ (淡交新書) 

読み易さ ☆☆ (三点満点)
新書・文庫サイズで内容がコンパクトにまとまってます
清める所作は、Purifyとしておきましょう

このシリーズについて

茶道初心者が茶道の本を紹介する記事です。ほぼ自分のメモがわりです。
本記事では、茶道の初心者向けのおすすめ本を紹介します。
本の中身と関係ないことがほとんどです。

今回の本はこちら


おすすめポイント

外国の方に向けて茶道を伝える点について本書の印象的な叙述は

  • 茶席内の会話が少ないほど心を通わせる場の実現が可能になる

  • 清浄無垢の人間の生き方を伝える

  • お点前の清めるは Purify であり、Clean ではない

  • 和敬清寂はそれぞれ、 「和」Harmony 「敬」Respect 「清」Purify 「寂」Tranquility 

  • 一方的に説明しないで、考えさせる質問を投げる

読んで思ったこと

  • 海外方向けに考えることで、客観的にお稽古を捉えることができそうです

当然ながら英語で盆略点前をご説明されているものはあります。海外の方には、見るよりも実際に体験していただきたいです


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