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グレーゾーンの息子と迎える小学校の壁!揺れる親の気持ち【2】

息子の小学校進学を前に、これからどのクラスが良いのか悩む日々が続いています…。

先日、そんな気持ちを抱えたまま姉に会う機会がありました。

姉は元小学校の先生で、1年生を何度も受け持ってきた経験があります。


グレーゾーン息子の小学校のクラスどうする?元小学校教員に聞いてみた!

ちょうど教育委員会と息子の進路について相談する日が近いこともあり、「どう思う?」と

元・小学校の先生だった姉に相談してみることにしました。

息子の特性や、普通学級か特別支援クラスのどちらがいいのかなど、気がかりなことを率直に話すと、姉は真剣に耳を傾けてくれました。

ちなみに息子の特性は以下の通りです。【自閉症(ASD)グレーゾーン】

・こだわりが強い
・好きなこと苦手なことの差が激しい
・初めての環境や人が苦手
・手先が不器用
・集団行動はできなくはない、でも苦手

元・小学校教員の経験談|グレーゾーンの児童を担任したときの気持ち

先生としても、グレーゾーンの子を受け持つときは心苦しいことが多いよ」と、姉は当時の思い出をぽつりぽつりと話し始めました。

なかでも印象に残ったのは、テストの評価についてのエピソードでした。

日々その子どもがどれだけ努力しているかを見ているからこそ、「バツ」をつけなければならない場面がとても辛かったと言います。

例えば、ひらがなを書くとき。
1年生の場合は「はねているか」「はらえているか」を厳しくチェックしないという決まりがあるみたいです。
姉が受け持ったグレーゾーンの子は、どうしても「はね」と「はらい」ができなかったそうで、テストでいつもバツに…。
とうぜん、成績はいつもいまいちなものになってしまったようです。

「その子なりに、一生懸命に頑張っている姿を見ているからこそ、評価をするときに心が痛いんだよ」

と姉が話してくれたとき、その複雑な心境が伝わりました。

親や子どもだけではなく、先生としても心苦しくて辛いなと思うことがあることを初めて知りました。

元教員の姉からのアドバイスは

・誰かを傷つけることがなければ、様子見で普通学級でいいのでは?
・1年生は普通学級で様子をみる保護者がとても多い。
・通級(つうきゅう)を検討するのもあり。通級から、普通学級に戻る子もいる

とのことでした。

支援クラスに行ったからといって、ここで人生が決まるわけじゃない。

本人の成長次第で未来は大きく変わる!

姉からの言葉にとても励まされました。

通級か…。

聞いたことはあったけど、仕組みをよく知らないし、検討したことはなかった。

通級(つうきゅう)という新たな選択肢が増えて、視野が広がりました。

補足:通級とは??(私調べ)

通級は、特別なサポートが必要な子が、「普通のクラス」に通いながら、必要に応じて別の教室で専門的なサポートを受けることができる制度のこと。

通級は、週に数回だけ特別な指導を受けるので、基本的には同じ学年の友達と一緒のクラスで過ごします。

★ 通級の3つのポイント

  1. 普段は普通のクラスで学ぶ

    • 通級を受ける子どもは、普段は同じ学年の友達と一緒に、普通の授業を受ける。そのため友達との交流も続けられ、「特別なクラスだけにいる」というわけではない。

  2. 必要な時だけ特別な教室でサポートを受ける

    • 読み書きが苦手な子や、人と話すのが少し苦手な子は、週に数回だけ専門の先生からサポートを受ける。このサポートはその子に合わせてくれるので、無理なく学ぶことができる。

  3. 通級での指導は、専門の先生が行う

    • 通級では、特別支援の先生が担当してくれるので、その子にとって学びやすい方法で教えてくれる。

気をつけることは、学校や地域によって、通級で受けられるサポートの内容が異なること。

通級を考えるときは、事前に学校とよく相談するのがおすすめかなと!

グレーゾーンの息子と迎える小学校の壁!揺れる親の気持ち

療育の中でも、息子の成長を少しずつ実感しています。

先日は間違い探しが初めてできて、難しい課題も先生の指示をちゃんと聞いて考えている様子が見られました。

少しずつ変わっていく息子を見ていると、なおさら「どの選択がいいんだろう?」と悩んでしまいます。

仮に普通クラスに通うことになったときに 双子の兄に負担をかけてしまうのかが本当に心配です。

1:のびのびと息子のペースで学習できる特別支援クラスがいいのか?
2:ついて行くのが難しいけど、大好きな双子の兄と一緒で学習できる普通クラスがいいのか?
3:通級にして苦手なことをサポートしてもらいながら、双子の兄と一緒の普通クラスに行くのか?

どの選択肢を選んでも正解だ!という意見も聞きますが、ほんとーに悩む…。

これも息子たちが大切でかわいい存在だからこそ。

息子たちを観察しつつ、彼らにとって一番いい道を選べると信じて、もう少し考えてみようと思います。

感情的にならず、客観的に!

年内には決断したい!

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