
展覧会メモ:坂本龍一「音を視る 時を聴く」
現代美術館で、ようわからん展示を味わってきた。
なんでも、こういうのはインスタレーションとかいうらしい。

ようわからんなりに、なんとなく、ぽやん……と見入ってしまうような展示が多かった。

24個ものiPhoneやiPadに、それぞれの動画がうつっている。まとまりとしてそこにあるけれど、全体を一度に見ることはできない仕掛け……らしい。

いやもう、この部屋は時間が溶けるかと思った。

現代美術は馴染みがないのだが、その馴染みのなさがある種の問いかけとなってどこかを刺激してくれることに、現代美術の現代美術たるゆえんがあるのかもしれんなと、そんなことを思いながら帰路についた。