ダムの崩壊
空虚な2日間と数時間を過ごした。
ぐっと堪えて
興味のある事への集中を無理やりにしいて
しかしながら、
此処ではないどこか別の時空への旅は
私の心の我慢のダムを
せき止めることはできなかった。
このたった
2日間と数時間という時の流れは
2年間と数ヶ月と
まるでイコールとなった。
ダムの崩壊だ。
目からは思わず涙がこぼれ落ち
苦しかったときを
もう少しの間でも過ごすことは不可能だと告げていた。
ただ、気がついて欲しかっただけのようにも感じる。
私という人格がそこには無意味に存在し
ただそこに居るということを
かけがえの無いことのように強いる群衆の圧力と環境が
どれほどの苦痛を与えているかを。
私は自らの足で歩き出したい。
私は自らの意思でぐうたらと過ごしたい。
全ては自らの意思と選択で。