![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/75757709/rectangle_large_type_2_c34a787780121d7f042836bfdd5dcb65.png?width=1200)
富士駐屯地モニターを通した学びや感想 / 駐屯地モニターの記録
■はじめまして
はじめまして、富士駐屯地(富士学校)の駐屯地モニターをしているてってけ氏です. (https://twitter.com/sima__tetteke)
2022年3月28日に、最後の富士駐屯地での駐屯地モニター活動を実施しました。
コロナ禍にも関わらず、振り返ると富士駐屯地の広報の皆様には、オフライン・オンライン問わずに様々な企画をしていただいて、非常に感謝しております。
駐屯地モニターになった経緯からモニター活動を実施して個人的に良かった事を振り返ろうと思います。
■富士駐屯地モニターになった経緯
自分は2020年に社会人になったのを機に、京都から静岡県の三島市に引っ越してきました。引っ越してきた大きな理由としては、東京にある会社が新幹線通勤可であることや地方に住みたかったこと等が挙げられます。
また大きな理由以外に、以前から駐屯地モニターという存在があると知っており、引っ越す前に富士駐屯地(富士学校)のホームページをみて「モニター募集」と書かれており、これは是非やってみたいと思っていたためです。
![](https://assets.st-note.com/img/1649083126412-RV7sGXfF7l.png?width=1200)
日々、国防や災害派遣などに備えて、自衛官の方々が訓練や生活をされる駐屯地という場所や活動について、実際に足を運んで知ってみたい。
さらに、その学びを発信して、自分以外の民間人の自衛隊に対する理解が少しでも促進されればという思いもあり、2021年2月頃に富士駐屯地モニターに応募し、選んでいただきました。
■実際、駐屯地モニターをやってみて
2021年度も相変わらずコロナ禍だったためモニター活動自体は中止になることもしばしばありました。
ただ、そんな中でも富士駐屯地広報班の皆様には、様々な活動を企画していただき、駐屯地に何回か足を運んで、普段は滅多にみられない施設や訓練を見学させていただきました。
欲を言えば、もっと現地に足を運んで見学してみたかったと思っています。
しかし、時にはオンライン会議システム(Zoom)を通じて、日々の訓練風景を動画で見せていただいたり、隊内の新聞や広報誌を送っていただいたりと、可能な限り情報提供していただけました。
これは本当に感謝しかありません。
![](https://assets.st-note.com/img/1649084314110-59jHzkxsyG.jpg?width=1200)
■自衛隊に対するイメージがよりポジティブになった
自衛隊という組織は、閉じたお堅い組織で民間人がその組織の中を垣間見ることは難しい、そんなイメージがずっとありました。
もちろん駐屯地の記念行事に行けば、訓練展示といった形で日々の訓練の成果を見学できますが、その成果までの過程はなかなか見えてきません。
駐屯地モニター活動では、その過程が見学できます、自衛官や自衛隊という組織の生の表情を見学できます。これこそが自衛隊のイメージを変えるため発信していく必要がある重要なポイントなのではないかと気づきました。この過程を民間人の自分にも見せてくれる自衛隊に非常に好感が湧きました。
また、今回の駐屯地モニターでは様々な年齢、職業、バックグラウンドをもった方々がモニターとして選ばれていました。そんな民間の多様な人々に対して門徒を開いて、意見交換会という形で真剣に意見を募る姿にも非常に好感が湧きました。
今回の1年間のモニター活動を通して伺った様々なお話や最近の自衛隊の広報の仕方を勘案すると、どんどん開けた柔軟な組織に変わりつつあるのかなと実感しました。こうして良い方向に変わろうとする自衛隊という組織は応援していきたいなと素直に思いました。
![](https://assets.st-note.com/img/1649083883802-v5og0nveui.jpg?width=1200)
■次のモニターさんに期待すること
駐屯地モニターで得た学びは、ぜひ発信して欲しいと思います。
駐屯地モニターは、人数も限られていて誰しもが応募すればなれるわけではないと思います。そんな中で、駐屯地モニターで得た貴重な学びを、どこにも発信せず、自分の中に閉じ込めておくのは非常にもったいないと思います。
TwitterといったSNSを通して発信するのも良いですが、やはり情報が流れてしまうので、ブログ媒体で文章を残すのも重要だと思い、自分は両方で発信していました。
また「ここが良かった!」というポジティブな学びだけでなく「ここが残念だった!」というネガティブな学びでも良いと思います。
発信の積み重ねが、自衛隊をあまり知らない人々に対しての理解促進や、モニター活動を企画・実施していただいた自衛隊の方々の気づきにも繋がると思います。
もちろん、間違って機密な情報は発信してしまわないように気をつけましょうね。「これ発信して良いんだっけ?」という場合は広報の方に確認が大切です!