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【不定期連載エッセイ:二進も三進も行かないVol.11】 ヨーロッパサッカー観戦旅行

前回のVol.10は自分でもカロリーが高かったしちょっと内向的すぎる文章だったと思います。正直すぐ消すかも。
そして旅行は本当に楽しかったので、今回は日記形式で全貌をお届けしたいと思います。どなたかのご参考になるかも分かりません。
3月の上旬から中旬にかけて約2週間、友人とサッカーを観に、ヨーロッパへ旅行をしてきました。一日ひとことメモくらいで書こうと思ってたのですが、めちゃくちゃ長くなってしまったので気になるところだけでも是非。


1日目 マンチェスターシティVSコペンハーゲン(UEFAチャンピオンズリーグベスト16)

トランジットも含めれば17時間以上のフライトを経て、ようやく到着したロンドン・ヒースロー空港。同行した友人とは昔(ティーン初期)からいつか一緒にイングランド行ってマンチェスターダービーみたいねなんて話していたもので、なかなかに興奮しました。
機内食がとんでもなく美味しかったです。なんかお肉がじゅわってするんですよ。したことないでしょ。機内食でじゅわって。
まずは今回お世話になった留学生時代の友達の家へ電車で向かい、久々の再会の抱擁を交わした後、シャワーを借りて軽食を食べて安心感で爆睡。
少し休んで夜行バスでマンチェスターへ出発しました。5-6時間ほどで到着となりました。海外のスタジアムは場所によっては荷物検査が厳しいらしく持って入れないものも多いので、事前にホームページで調べておくのが吉です。僕たちは防犯のためにも服の内側に財布などを入れるポシェットを下げて、外観としては手ぶらの状態で過ごしていました。(今回の旅は基本的にこの装備でしたので、危険を感じるようなことはありませんでした。それもこれも安心できる場所に荷物を置いて行けたからなので、本当にありがたい限りです。)
マンチェスターの中心街から歩いて20分ほどで夢のエティハドスタジアムが。だんだんと全貌が明らかになってくるあの景色はこれからも忘れません。道中、住宅の窓にクラブのフラッグが飾ってあったり、壁画として選手たちが描かれていたり、これがフットボールが街に浸透しているということなのかとまざまざと見せつけられました。(大興奮でした)
着いてからはオフィシャルショップで爆買いしつつ、ぐるっとスタジアムを見て、正面出口でチームの出待ちをしていました。(シティは公式でイベントとしてバスを出迎える習慣がありますが、チームによっては禁止されているところもあります。)すぐそこにフォーデンが、アルバレスが、ベルナルドが、、、書いていたらキリがありませんが、去年の夏の国立来日の時とはやっぱりまた違う雰囲気でかっこよかったです。
この日はチャンピオンズリーグという欧州の上位クラブが王者の座を競い合うトーナメントのベスト16セカンドレグ(決勝以外はホームとアウェイの二試合の合計点で決めます)コペンハーゲン戦で、ファーストレグは3-1で勝利していたのでかかりすぎないスタートでした。とはいえ5分にアカンジのゴールで先制してからすぐに追加点をアルバレスが決め、結果同じく3-1での勝利でした。ゴール裏の席でシティのゴールは全てこちら側で見れたので大満足でした。とにかくロドリは上手すぎました。

夢の場所で選手たちが本当に目と鼻の先でした

2日目 ロンドン観光 ウェンブリー散歩

シティの試合を見て、そのまま夜行バスでロンドンへ帰還。1日目は食事の内容を書いていないわけではなく、ロンドンを出てからロンドンへ帰ってくるまで一切の食事をしていませんでした。そういう旅行です。
というわけで友人宅に帰って日本から持ってきたレトルト食品を食べつつ、流石に夜行バスで睡眠をカバーできるわけはなかったので少し仮眠をして、この日は特に何も決まった予定はなかったので、ウェンブリースタジアムに行こうということになり、Googleでは徒歩2時間だったので歩いて向かいました。話しながら雨上がりの公園を抜けて、絶対に旅行客の来ないであろうシンプル住宅街をただひたすらに闊歩しました。
ウェンブリーは想像の5倍はデカく、この中のサッカーはどんなもんなんだいといつか行きたい場所にもなりました。スタジアムにはまさかのイングランド代表ショップが併設されていて(何その神仕様)、ちょうどユーロに向けた新たなユニホームが発表される時期だったのもあってw杯から着用されていたモデルがネーム入りで半額でした。そらもちろん、予想外の出費でしたよ。

聖地ウェンブリーはとんでもなく大きかったです

3日目 ロンドン観光 マーケットそしてカジノ

続いて翌日もやることは決めていませんでした。サッカーは基本的に週末開催なので平日はカップ戦やチャンピオンズリーグなどがない限り試合はありません。なのでこの日は泊めてくれている友人と3人で街へ繰り出しました。オーストラリアで知り合った友達と日本の中学で出会った友人が同じ場所で関わっているのが僕だけウキウキでした。
キャンデンタウンのマーケットにいって、雰囲気を体感してちょっと一息というところでどこからともなく怒号が鳴り響き、近くで客と店員の喧嘩が発生。周りが止めに入るも収まらない様子で最終的には警備の人たちが出てくる始末。友人曰くあるあるとのことでした。
その後、初めてカジノに行きました。ここは飲み物が無料だから助かるんだと本来の目的とは違う使い方をしてる示唆がありまして、初挑戦スタート。まあお察しの通り、ベットするような資金はないので手元の20ポンドでチャレンジしたものの、3人とも0になったところで顔を見合わせおとなしく家に帰りました。

マーケットはすごく広く、殴り合いの喧嘩が巻き起こっていました

4日目 マンチェスターユナイテッドVSエヴァートン(プレミアリーグ)

この日は、ヨーロッパサッカー2試合目、ランチタイムキックオフのマンチェスターユナイテッド対エヴァートンを観に行きました。プレミアリーグはこれが初。開始時間は早めなのもあって前日の夜に安定の夜行バス、朝6時くらいに街に着いて歩いて1時間ほどで本拠地オールドトラッフォードへ。ここも出待ちができるらしいということでゲートで現地の親子などと待っているとテンハグ監督を先頭にぞろぞろとユナイテッドの選手たちがスタジアム入りをしてきました。中でもエリクセンやダロトは待っていたファンへサインや写真撮影の対応をしてあげていて、僕の友人も写真を撮ってもらえました。よかったねえ。友人はユナイテッドファンで、本来のフットボールファンダムの感覚であれば一緒に旅行しないべきとみられるようなペアなのですが、そんなことよりだいぶ前に友達ですのでっていうね。ワクワクしている彼を見れて楽しかったです。
やっぱり雰囲気は最高の一言なオールドトラッフォード。誇りを持った老人や血の通った子供たちがアクションがあるたびに総立ちで応援。これが普段のスケジュールに入るって幸せだなと。ちなみにピッチリポーターとしてレジェンドルーニーとファーディナンドが来ていました。流石にびっくり。

これぞ老舗というような雰囲気のオールドトラッフォードでした

5日目 ブライトンVSノッティンガムフォレスト(プレミアリーグ)

さあ、前回のエッセイで少し書いた場面の日なのですがあれは置いておいて、土日連続でプレミアリーグを観ようという強行策。残念ながら三笘選手は怪我で離脱してしまっていたのですが、昨シーズンからブライトンはよく配信で試合を見ていたのもあって他のチームよりは全体的に把握しており三笘さんがいなくても十分に楽しみな試合でした。
ロンドンからは電車で1時間ほどで(多分東京から逗子とか鎌倉行く感じ)、割と体力的は余裕で向かうことができました。ただこの日は雨模様だったのもありだいぶ寒かった印象です。ブライトンについて少し時間があったので街を散策。海が近くにあるので開けた坂道など、とても好きな雰囲気でした。このあと出てくるバルセロナと並んでこの旅で特に好きな街でした。
W杯以降、ブライトンの試合をフルで見ることを始めた妹の依頼でクラブショップに出向き買い物をして、勢いで自分のも買い、スタジアム内へ。もちろん左ウィングの見やすい席を取ったのですが、聞こえてくるのは8割日本語。ちょっとムード変わるくらい日本語でした笑。しょうがないのです、そりゃ三苫さんみたいですもの。
試合は1-0で勝利。当時公式戦3,4試合ぶりの勝利でサポーターも安堵の歓声をあげていました。グロース上手かったな。

雨のアメックススタジアムでした

6日目 ロンドン観光 バッキンガム宮殿とかフィッシュ&チップス

旅程上実質最後のロンドンで1日過ごせる日でした。この後スペインに行って、フランスに行って、帰ってきた日にそのまま帰国の便なので、最後何しようかと。流石に観光地いっとくかというわけで、バッキンガム宮殿やビッグベンなどを訪れ、僕の頭の中では歌羽さんがマイクを握って、写真を撮ったりデモに巻き込まれたりしながら軽食の惣菜パンを食べていたのですが、今夜くらい外食してもいいんじゃないかと突如現れた己の甘さに唆される形で”郷土料理”フィッシュ&チップスを食べました。
めっちゃおいしかた。イギリスは〜〜という話をよく聞いてたものの、外食がこれくらいしかないので僕らのイギリスは飯うまです。

バッキンガムケンジントンアルハンブラバチカンジャイ・マンディル宮殿

7日目 スペインバルセロナへ!FCバルセロナVS SSCナポリ(UEFAチャンピオンズリーグベスト16)

舞台は変わってスペインはバルセロナ。飛行機はかなりすぐ着きました。事前に調べておいた電車のチケットの買い方(ロンドンはキャッシュカードでピッだったので切符を買う必要がありませんでした。)に沿ってチケットを購入し乗車。車内アナウンスが本格的に聞き取れなくなってきたところで表示された駅名と乗換案内を照らし合わせ無事バルセロナ中心街に到着しました。そこからは街を歩いて宿舎にチェックインをし、荷物を置いて(ロンドンにほぼ全て置いてリュックのみの軽装です。)試合までの間街を練り歩きました。ガウディのクリエイティブ一強で成り立っていると錯覚させるほどのガウディ関連の観光地の多さ。偉大です。
ただ、今回僕らは節約行為に変に少し気持ちよくなっていたので、入場料のかかる場所は外観でお世話になるというひもじい行動をしてしまいました。後悔もないことはないですが、いつかの次回に取っておいたのです。あの、取っておいたのです。
そんなことしてたらもう時間になってチャンピオンズリーグバルセロナ対ナポリを観に行くことに。ホームバルセロナの本拠地カンプノウは現在改修工事で使えないので1992年のバルセロナオリンピックで主要スタジアムだった会場をホームとして迎え撃ちました。入る前から道ではでっかい花火の音や発煙等の数々。これがスペインサッカーなのか!とイングランドとはまた違った雰囲気が漂っていました。
入ってからもスペインはよりイベント、エンターテイメント性に力を入れているようで、FanCamだったり、DJの音や司会の人のトークなど、決戦よりはお祭りに近いムードでとても楽しかったです。
こちらはファーストレグを引き分けで終えていたのでこの試合で決まるというさぞおもしろ間違いなしのカードで案の定大盛り上がり、日本代表でも聞いたことのある音のチャントやその場で簡単に真似できる応援で声を出し、最高な雰囲気で3-1の勝利を見る事ができました。

初めてのスペインサッカーは催し感がイングランドとは違いました

8日目 アトレティコマドリードVSインテル(UEFAチャンピオンズリーグベスト16)

バルセロナでの熱戦から一夜明け、電車で次の目的地マドリードへ向かいました。ここからの一泊は別の旅程でスペインに来ていた2人の友人たちと合流して過ごすことになっていたので、アトーチャ駅で待ち合わせ、まさかこんな場所で本当に会えるとはねとなったらそういうありきたりな抱擁を交わし宿に向かいました。
4人というのもあって少し大きめの部屋で興奮したり、ここに辿り着くまでのお互いのエピソードを話したりして、飯を食って、アトレティコマドリードの本拠地メトロポリターノへ電車で向かいました。もう車内にはインテルファンとアトレティコファンがひしめき合っていて、それぞれのチャントで盛り上がっていました。
この夜が僕らにとって旅行で最後となる試合でした。シティやバルセロナと同じくUCLで、ファーストレグは0-1で負けて折り返しており、ホームで逆転の可能性があるという試合。 とんでもない盛り上がりのスタジアムは試合前から大合唱と大ブーイングの嵐。
先制点はインテルでした。理解できない特殊な流動的フォーメーションを生で観れたのは最高だったのですが、ホームはすごいムード、アウェイサポは携帯のライトでひらひら煽っていました笑。いちいち書いてないので実はこの試合だけではなく、煽りも一つのカルチャーなんだなと5試合とも感じたのは個人的収穫です。
ここからの展開はサッカー好きならもう知ってるかと思いますが、その後すぐにグリーズマンのゴールで一点返し、後半終了間際に追加点で同点。延長線もなかなかに拮抗しつつもPK戦に突入。神オブラクの魂の2セーブなどあり、なんとアトレティコがベスト8進出を決めました!最後の試合でこんな展開が待ってるんかい、最高の締めじゃないかと大満足でした。
アトレティコサポは大量のライトで煽り返していました。やめたげなよ。

結果を調べて貰えば分かるのですが本当にすごい試合でした

9日目 パリへ行くためにロンドンへ帰るはずが、、、

激闘で満足爆睡をかまし、4人ではラストのランチを食べ、その後それぞれの目的地へ向かうために空港へ。僕たちはフランスはパリに行くのですが、急遽決まったため一旦ロンドンに戻り、その足で別の空港へ移動、また新しい飛行機に乗るというような予定でした。
さてマドリード空港に着いてゲートを確認しようとしたところ、1時間遅れているではないですか。これが問題の始まりでした。というのも安いプランのためロンドンへは直行便ではなく、ポルトガル・リスボン経由でのチケットだったため、1時間の遅れは後半のロンドン行きに乗れないことになります。
そうなると、ロンドンからパリへの飛行機に乗れるかも怪しい、、、というめちゃくちゃめんどくさい&もったいないトラブルが発生。そんなことを受付の人に問いただしてみるもリスボンについてからどうにかしてくれるの一点張り。遅れは1時間半、2時間と増えていき、ようやくリスボンに到着した頃にはもうロンドン行きの便は飛び立っていました。アーリョ-ン
ロビーに舞い降りると僕ら以外の数名のロンドン難民も集められて、今日はもうロンドン行きがないこと、ホテルを用意したこと、次の朝の便で帰ってもらうことを伝えられました。
いやなんかごめんとかはないの、ないか、日本じゃねえしな。となりそうなところでどうしても引き下がれず、たとえばこっからパリに行けませんかなんていう提案をしてみたり、失った航空券代はどうなるのかなどTAP(航空会社)地上勤務の方と四苦八苦していました。幸い凄く良い方で、要望を聞いた上で諸々の説明や理由をしてくれ自分たちは理屈的にも精神的にも対応を受け入れる事ができました。
ちなみにこのトラブルシューティングトークで一気に約2年ブランク明けの英語が戻ってきたのを感じました。環境と感情と即興はやっぱり段違いの効力がありました。頭と口が伝えなくちゃで無理くり引っ張り出された感覚です。

この日関係ないけど完成しないことの例え第一位として有名な完成前のサグラダ・ファミリア

10日目 リスボンからようやくロンドンへ

ホテルはだいぶ良い部屋で2人では持て余す広さでした。予想外のトラブルのストレスが一旦ホテルという休息の地に辿り着いたことにより変換されてちょっと面白がるフェーズに入れたのはよかったです。調子乗って冷蔵庫の飲み物飲もうとしたところであれこれ課金制なのでは?と気付けるくらいの冷静さは残して。なんせこの旅終始雰囲気良いですからね。長い時間揉めずに共にするためにも人間性は大事だと思います。恵まれております。
起きて空港に”戻り”、出発の時間まで前日の係員さんにもらったご飯バウチャー(最初は1人10ユーロだったのが、チケットについて色々話していたらなんでか知らんけど68ユーロになって帰ってきた)で豪遊をしようと、お土産屋さんでお菓子を買おうとしたらレストランでしか使えないよという戦力外通知を受け、急いでカフェやピザハットで軽食を爆買い。最初のお土産屋さんでのロスで今度は僕たちが乗り遅れそうになったのですが、ここで安定のTAP。景気良く遅れてくれました。これに関してはちょっとありがたい遅れという矛盾。前日のタイミングでロンドンの友人に連絡をし、イレギュラーで迎えてくれることになりました。本当にありがとう。

若干キレ気味で乗り込む私です

11日目 パリ観光 熱出たっぽい

TAPさんからは交渉トークの末全額帰ってくるという話になり(銀行とのやりとりも入ってくるのでまだ返ってきてはないですけども)、であればパリを取り直すのもアリという方向性になり、調べてみるとまだ1人7000円くらいで行ける感じ。観光地はまたいつかとか言ってるくせして、こんな機会ないしなとか言いながらパリに向かうことに。ただその日の朝からちょっと体調が悪い気はしていました。フランスについてからもとりあえず宿までは辿り着かないとガッツでなんとか2人で部屋に入れたところでドッとくたびれてしまいました。飛行機トラブルから連日の移動、僕が倒れたら話せる人いなくなっちゃうなどで気疲れしていたのでしょう。悪寒と頭痛、関節痛など、おそらく熱出てたとは思います。
スペインで合流した別の2人もなんかパリにいるみたいだぞ、ご飯する?ともなったのですが残念ながらもうその日はもうどうしようもなく、僕らの部屋に来てもらって3人で楽しんでもらい、僕は寝かせてもらいました。

次回はちゃんとルーブルに入ろうと思います

12日目 パリ観光 復活と意地の観光

明け方目が覚めてしまい、興味ないショート動画で数時間起きて二度寝をかますと症状は治まっていました。(ナイス!)
次の日のロンドン帰還便が早朝なのもあり、この日の夜中には空港に向かわなければならず、1日で堪能プランが始まります。まず一緒にいる彼が行ってみたかった古着のストリートに向かったのですがこの日は日曜日。海外あるあるかもしれないのですが日曜はほぼどこでもやってないんですよね。彼は日曜こそ稼ぎどきだろ!と息巻いていました。これにも色々背景があるんだよっていう動画を昔見た事がある気がします。
幸い数軒開いているお店があり、そこを物色する事ができました。その後最大手のルーブルを例によって”見に行き”、夜中空港へ移動する際に凱旋門とエッフェル塔を目に焼き付けに行きました。なんですがエッフェル塔は節電計画で向かっている間に消灯してしまいました。真っ暗な闇夜に聳え立つ漆黒の塔は迫力がありました。(やっぱり昼間にちゃんと来るべきでした。)
事前情報ではパリの深夜の公共交通機関はとても治安が悪いとのことで今回は僕らも例に漏れず荷物を持ってはいるしなかなか緊張していました。バスに乗ると運転手の前に1人、中盤の降車口付近に2人、とんでもなく体の大きいセキュリティが常駐しており、かなりのプレッシャーを放っていました。途中で2人の銃を持った警官も乗車し、一つのバスに5人の限界警備体制。
まあこれだけ配置をするということはそういうことなんだろうと察し、もし仮に何か起きても守ってはくれるのだろうと感じました。明らかに面倒臭い相当な泥酔状態の乗客も流石に静かに隅っこで大人しくしていました。

パリのセーヌ川沿いです

13日目 最終日

なんとかシャルル・ド・ゴール空港に辿り着き、今度は問題なく朝の便でロンドンに凱旋。泊めてくれて荷物も預かってくれていた友人宅に向かいます。帰国便まで後数時間なので最後のレトルト爆食をかまし、旅のリキャップをしながら少しの名残惜しさを抱え、お礼を伝えて家を出ました。
節約節約とは言いつつも最後の空港ではほぼ全てのお店に顔を出し何か手に入れたいものがないか物色をします。それっぽい柄の入ったクッキーとかコーヒーカップを購入しヨーロッパにさようなら。
東京に辿り着くと、見えてくるのは知ってる音と景色でなぜか少しイラッとしたのを思い出します。理由は色々思いつきますが、総じて僕にとっては現実逃避旅行でもあったのだなと。つまりとても素敵な時間でした。

電車の窓でセンスを出します

まとめ

長くなってしまいました。ありがとうございます。
思い出しながら書いていたので現在形と過去形とが混在していると思いますが情緒だと思ってくれると助かります。
写真の数々は一緒に行った友人が撮ってくれていたものです。とても良い写真ばかりで各日程どれにしようか悩みました。
もし乗り継ぎを使う予定があるなら遅延にはご注意を。
ホーム全試合勝利でなかなか嬉しかったなという気持ちとは裏腹にホームの敗戦でサポーターがどんな雰囲気になるのかも気になりました。
ちなみに気になる費用的な話なんですが、チケットは全て自分たちで取りました。代理店などもあるかと思いますが、各試合の発売日やクラブアカウントの開設などを調べておけば意外と簡単に購入できました。あとは僕らの場合宿泊費がほとんどかかってないので多分参考にはならないかと思います。。

爆食中の躍動です

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