文庫案内 ＆ 1・2月の文庫講座
シルクロード文庫について
シルクロード文庫は、アフガニスタンをはじめ中央アジアの遺跡の研究保護に尽力され、2022年10月に亡くなった前田耕作さんの発案で始まった、東西交渉関連の書籍約1万冊を収納した私設の書庫です。
集められた書籍はシルクロードにまつわる宗教、美術、歴史、民族などに多岐にわたります。
場所は東中野駅西口から山手通りを渡って徒歩2分、パオコンパウンドの8階です。
ちなみにパオコンパウンドは、ひとつのビルにシルクロードの文化が凝縮した複合施設です。
1階はシシカバブやカライといったアフガニスタン料理の店「キャラバン・サライ」。
https://tabelog.com/tokyo/A1319/A131901/13006879/
4階は鍼灸院「未衣呂馬（ミイロマ）」。
https://www.instagram.com/miiromah?utm_source=ig_web_button_share_sheet&igsh=ZDNlZDc0MzIxNw==
9階はバー「驢馬駱駝（ろまらくだ）」。
https://tabelog.com/tokyo/A1319/A131901/13111768/
そして、
8階のシルクロード文庫では書架から本を出して、備え付けのテーブルで、自由に読むことができます。ガラス張りの窓から西側の眺望、抜群！
住所／営業時間
住所：164－0003 東京都中野区東中野2-25-6 パオコンパウンド8F
休館日：毎火曜日
開館時間：火曜日以外 10：00～17：00
環境：電気コンセント・USBコンセント完備、Wi‐Fi完備
貸し出し：蔵書の貸し出しは行っておりません。
連絡先：03-6676-5686 srlbunco@gmail.com
※所用で席を外していることもあるので、訪問される場合は、電話やメールで確認していただくと確実です。
1~2月の文庫講座
文庫では以下のような講座を開いています。参加を希望される方は、各講座の連絡先まで、お問い合わせください。
書の会
徳泉さち先生による「中国書道史」講義＆「臨書」体験。9月王義之の「蘭亭序」、10月王義之の「興福寺断碑」、11月王義之の「集字聖教序」を臨書。12月、ともに楷書の完成形とされる虞世南「孔子廟堂碑」、欧陽詢「九成宮醴泉銘」を臨書。
https://note.com/silkroad_bunko/n/n170bc1a5319d
日時：毎月1回開催。参加費3000円。
1月27 日（月）15時～17時
2月の開催日時は次回1月27日に決定。
連絡先：srlbunco@gmail.com 嶋岡
八尾師 読書会
八尾師誠先生主催の読書会。第3期は、吉田正春著『波斯之旅』を読み進めている。なお、参考文献として、『波斯紀行』（古川宣誉著）および『西亜細亜旅行記』（家永豊吉著）を使用。使用テキスト等については、八尾師先生に相談のこと。
日時：毎月1回開催。参加費2000円。
5回目 1月30 日（木）18時～20時
次回の予定は未定。
※参加希望の方は、tabriz@mbj.nifty.com 八尾師誠先生まで。
M³
シルクロード文庫の前代表であった故松枝到さんがパオで行った夜ゼミを継承した集まり。短文を読解しながら読みの実践を試みる。そこから拡がる話も絡めて論議を交わす。最近では五十嵐一著『音楽の風土』から「ラクダに乗った儒者たち」、ヴォルター・ベンヤミン著『歴史哲学テーゼ』のⅨ、白川静著『文字遊心』から「狂字論」などを取り上げた。
昨年11月11日の三井記念美術館へのお出かけM³については、下記の記事「みろくのヒカリ」を参照。
https://note.com/silkroad_bunko/n/n62ec21701c33
日時：毎月1回開催。参加費無料。
次回は25年2月3日（月） 18：00～
読む本は『イワンのばか』（トルストイ）。
※参加希望の方は、namakcafe@icloud.com菅谷まで。
ペルシア語基礎講座
八尾師誠先生によるペルシア語基礎講座は4回目を終了し、ペルシア語の文字と読み方については、ほぼ学習済み。4回目の1月14日には、自分の名前をペルシア文字で書くことにチャレンジした。
日時：毎火曜日 18：30～20：00 全20回40000円
12月17日、12月24日、1月7日 1月14日 ―終了
1月21日 1月28日
2月4日 ２月11日（祝） ２月18日 2月25日
開始日が1週間遅れたため、参加者に相談のうえ、講座日程を調整。
詳細は下記をご参照のこと。
https://note.com/silkroad_bunko/n/nf78b6ac324d1
announced by シルクロード文庫事務局 嶋岡