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【読書の時間】それ、ジブンゴト化できている?
題名:ひと目でわかる!見るだけ読書
著者:浅田すぐる
トヨタ自動車に勤務していた時に身につけた紙一枚という仕事術を応用して、
1枚ワークスというビジネスで社会人教育をライフワークとされている。
これまでに紙一枚をベースに、まとめる技術や考え抜く技術などの本を出されており、今回は読書がテーマになっています。
▶︎感想
ブックガイドということで出されていますが、これまでこの方の本を読んできたことを考えると、
やはりただのブックガイドではなかったなと感じた。
この本のキーワードは、
”ジブンゴト化”
終始これに徹底してる。
本の中では24冊の名著が紹介されています。
もちろん紹介の仕方は紙一枚にまとめたもの。
その本の本質や著者が立てた問いが書かれていて、それだけでその本を読んでなくても概要というか本質がわかる。
それだけでもインプットとしては十分な内容となっている。
ただ、それだけではない。
この本で伝えたいことは、
本を読んだ後に学びをどう活かすか?
つまりは、自分ごととしてどう活かしていくか?
その方法を実践した形になっています。
だからここで紹介されている名著だけでなく、
読書を学びにつなげるエッセンスが詰まっている。
章立てとしては、成長が軸となっています。
・成長の前段階としてのコミュニケーション
・成長の本質
・成長した先のなりたい自分になる
作者も時代もジャンルも違う24冊の本を引用して導いている。
全てが繋がっている。いや、つなげて本質を捉えている。
これが読書の本質かとも感じました。
読みっぱなしではなく、読んだ内容を自分の中で蓄積された知識と繋げていく。それにより、新たな価値が生まれてくる。無意識レベルでそんな読書ができたらなと強く思いました。
▶︎印象に残った一節
「読後、どう活かすか?」を大切にするということは、要するに「本を読み終わることは、ゴールではなくスタート」だと言い換えることができます。
この本を「読んだ後」にあなたはまず何をしますか?
この言葉がずっと心に染み付きそう。
この本を読んでまずはアウトプットしてみること。
あとは、ここに紹介されている名著を1冊でも読んで紙1枚にまとめてみたいなと思います。
音声配信でも読書の感想を話ています。
是非聴いてみてください✨