【読書の時間】仕事とは?働くとは?考え抜くとは?
題名:トヨタで学んだ「紙1枚」で考え抜く技術
著者:浅田すぐる
「考え抜く」。掴めそうで、やっぱり掴みきれないそんな感覚の言葉です。人生で幾度となく自分の課題としてあげてきた「考えが浅い、甘い、薄い」。私はやっぱりよく考えて仕事をしたいし、人生を歩みたい。そんな思いで手にした一冊です。
考え抜くことを徹底的に考え抜き、実戦レベルで解説してくれています。
・仕事でよく考えているねと言われてみたい!
・考え抜くってどういうこと?
・結局どう行動すればいいの?
そんな疑問を感じた方におすすめです!
この言葉がとても印象的でした。
先日グループのリーダーが言っていた言葉を思い出しました。
「課題は自分で見つけるものなんだよ。製造現場を歩いて話をしていたら何に困っているかがわかるようになる。その問題を解決することで生産性向上につながることになる。」
確かにそうだ。でも実際はもう決められた課題があってそれを解決するために日々忙しく働いている。そんな中で突発的に問題が起きて、また課題が増えていく。
そんな状態で自ら課題を見つけにいくなんて出来ないのが現実だと感じました。
しかし、それこそが仕事=働くということなんだとこの本を読んで気づくことができました。そして、課題解決のために必要なのが「考え抜く力」。
ん〜、でもやっぱり目の前の仕事をこなしていくだけでは、なかなか身につけることができ無いんだよなというのが本音のところ。
いや、だからこそそんな状態で考え抜けるように、必要な要素だけを残した手法を教えてくれているのか。
あとは自分がやるかやらないかだけ。行動した人だけが見える景色があるということだということはわかります。行動でどれだけ大事なのか、あらゆるビジネス本や自己啓発本に書いてある。確かに、妄想しているだけでは何も始まらないですよね。
人生なんとかなるし、暇つぶしぐらいの心持ちでいれば、最初の一歩は踏み出しやすいかも。
最近の自分の思考は、「わからないからできない、わかってからやる」に寄っている気がします。よくわからなくても、できるかどうかもわからなくても「とりあえずやってみる」と決めて、何かしら行動し始めることが行動量がもっとも多くなるとのこと。
確かにそうだ。でもわからずにやるなんてとても勇気のいること。だから、いつでも起動修正できるように、でも歩みを止めないようにスモールステップから始めることが大事なんですよね。
そう、この歩みを止めないっていうことがほんとに大事だと実体験でとても感じています。
最初の仕事とは他者への貢献の話に戻ると
私は、働く上で誰かに貢献できているのだろうか?と社会人になってからずっと考えてきたことでした。
これまで考え抜く力が弱かったから、感じることができなかったのだろうか。
他者貢献なんて考えると、私には壮大で思考が停止してしまっていたのかもしれない。だから解像度を上げたり下げたりしながら、焦点を合わせていく。行動しながら繰り返すことで「考え抜く力」は備わっていくのだろう。
ここで印象に残った箇所を3つ紹介します。
今日は、何をするのか?スモールステップで行動していこう♪
最後まで読んで頂きありがとうございました!!