友人との死別が立ち直れない
時が経って、やっと8年
高校3年生の時から、
たった1人の幼馴染であり親友に話してから
それ以来は誰にもずっとこの事を話してなくて、話せてなくて。
なんどもなんどもなんっども、ずっっっと自分の中で後悔し続けていて。
そのせいにはしたくないけど、
周りともズレを感じ、生きづらさを勝手に感じて、
今より前向きになりたいと、ふと思いながら
少しだけ思いの丈を書いてみようと思いました。
そもそも、なぜなくなってしまったのか?を知っているのは
実は生徒の中でも、自分だけ。
何かのきっかけで、とても良くなった清掃員の叔母ちゃんが居て
たまたま、職員室で話していることを聞いてしまったそうで
自分に教えてくれました。
今思うと、ほとんどパニックになっていて、誰かに話さないと叔母ちゃんも落ち着かなかったのかもしれない。
正直、聞いた時は嘘だと思ってた。
けど結局、その日友人は学校に来ませんでした。
その後、先生から亡くなったことを聞き、
友人の死因なんて友達に話せる訳もなく。
同じ同学年、同年代の子達でも、誰も知らなくて、言えなかった。
それも今も思えばしんどかったのかもしれない。
それからは冒頭に書いたように、ひたすら後悔ばかり。
あの時にこうしていたら、なにか変わってたのかもしれない。とたらればの話ばかり考えたり。
どうして自分の事ばかり考えていなかったんだろう、と
周囲の事に目を向ける余裕や優しさを持ち合わせてなかった自分を責めたり。
そんなことをしているうちに、思ったことが1つ。
「同じことが身の回りでもう一度起きたら、二度と立ち直れない」
今も立ち直れていないから表現としてはおかしいのかもしれないけど、
2度目はもう何も出来なくなってしまう気がしていて。
(2度と立ち上がれない、の方があっているかもしれない)
じゃあそれを防ぐためにどうしようと考えた時に行き着いたのが
「誰かを助けられるような自分になりたい」
今度は見逃さないように
今度は手を差し伸べられるように。
そのまま大学生になり、
自分なりにもがいてみたものの、
あの時どうして助けてやれなかったのか
自分がこんなにのんびり過ごしている時間なんてない・過ごしてはいけない
この罪悪感がぐるぐる巡り巡って、
本当の意味で笑えなくなってしまった期間がありました。
なのに、元気がない人は誰にも頼られない、と思い込み、
笑えない心境なのに、無理に笑顔を作らなきゃと思ったり。
サバイバーズギルト、という言葉があるように、
常に罪悪感に苛まれていた形だった。
この状況は、大学4年を過ごしいく中で、
少しづつ新たに支えてくれる人達が増えて、
本当にゆっくりと氷が解けるように解消はされていったものの、
それでもやっぱり今でも、申し訳なさや、やるせなさは絶対に消えていない。
誕生日が好きでないのも、友人が生きていたら同い年になるのになと思い、
どうして自分だけ生きてしまってるのか、と自分を責めたくなったり
恋愛をすることに前向きになれないのも、この話や心境を認識して欲しいと思うのに、
話をしたら少なからず好印象を持っている人にとって、「力になってあげたい」と思うきっかけになるわけで。
それが友人を利用しているような感じが嫌で。
そもそもこの話をするのも、喉が詰まって、言葉が出なくなってしまって、声に出せなくて。
有難いことに好意を持ってもらったとしても、一番大事にしたい人に、自分の一番軸となる部分が話せないからこそ、
それは本当の自分ではないと感じて、どこか他人事のように思えたり。
見えない壁があるように感じたり。
どうしてアルバイトなのに、そんなに頑張るのか?
なぜ今、人の人生に関わる仕事をしているのか?
今後はどんな人になりたいのか?それはなぜか?
どうしてそんなに仕事頑張るのか?
これまでも聞かれてきた。今も聞かれる質問。
その全部が原体験に繋がっていく。
その度に、当たり障りがないような言葉で誤魔化して、いつからか誤魔化すことも得意になって、
そのまま本当のことは何も言えないまま、自分の中の当時の想いがまた蘇って、また一人で後悔して。
この繰り返しが8年。
きっとこれから先も続いていくんだろうと思うと、
終わりのないこの後悔と折り合いを付けることが出来る日はどんな日なのかと
そんなことを考えながら、立ち直りたいと思って名前を変えてみました。
悲しい内容がベースになってしまったかもしれないけど、
この経験があったからこそ、感じ取れるようになったことも実は多い。
ふと見た時に出てきたドラマの中の言葉。
時間が解決する、という言葉が好きではない人もいるかもしれない。
けど、もうどうしようも無いほど終わってしまったことは、時間が解決してくれるものだと思いたい。
今、まさに忙殺されるような仕事で、
常に理想と現実のギャップと戦いながら、出来なかったことばかりを数えていたけど
こういう考えがあることを知れて、救われた気持ちになれた。
親友が勧めてくれた歌の歌詞。
積み上げてきた分の高さしか、見えるものは広がらない。
自信が無いから、やってきた事があって、
そんな過去や今を肯定してくれた気がした。
こんなに小さい言葉で、
たった一言で救われた気持ちになれることは
以前の自分では、きっと気付けなかった。
嫌なとこばかりじゃなかったけど、
今後はもう少し前を向けるようになりたい。
そんな想いを綴ってみました。
率直な気持ちを書いてみること、それを第三者が見れる場所に書くこと、
怖さはあるけど、これも1つの資産として残してみます。
いつかこんな日もあったな、と思える日を想って。
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