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Silent itのサービス概要と使用機材の詳細
Silent itとは – サイレントイベント専門サービスの概要
Silent it(サイレントイット)は、日本初・最大規模のサイレントイベント専門ブランドです。
ワイヤレスヘッドホンを使い、周囲に音を出さずに音楽や音声を共有する「サイレントディスコ」形式のイベント(サイレントフェス®)を中心に、サイレントヨガ、サイレントトーク、サイレントシネマなど様々な無音イベントを企画・提供しています。
屋内外を問わず防音設備がない場所でも騒音問題なくイベント開催できる新しい音楽体験サービスで、2015年の創業以来9年間で延べ300回以上のサイレントイベントを開催してきた実績があります。
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Silent itでは、利用目的や規模に応じて以下の3種類のサービスプランを提供しています
レンタルプラン: 専用機材一式のレンタルに加え、必要に応じてDJの派遣など、サイレントイベントに必要な物品・人材の手配までサポートするプラン
パックプラン: サイレントディスコというコンテンツ自体をイベントに手軽に導入したい方向けのパッケージプラン
プロデュースプラン: 会場や目的に合わせてオーダーメイドのサイレントイベントを企画・運営させていただくプランです
以上のように、ヘッドホンの機材レンタルだけでなくイベント自体のプロデュースまで柔軟に対応できる点がSilent itの特徴です。
例えば小さな交流会でのコンテンツ提供から、野外フェスでのライブ演出、企業研修へのプログラム導入まで、規模や用途に応じて最適なサービスを選ぶことができます。
また、Silent itが提供するサイレントイベントは、ダンスパーティー形式の「サイレントフェス®」以外にも、映画上映イベントのサイレントシネマ、ヨガクラスのサイレントヨガ、講演会のサイレントトークなど多彩なジャンルに及びます。
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次章では、その中核となる機材と技術について詳しく見ていきます。
使用機材のスペックと特徴
Silent itのサイレントイベントでは、主に専用ワイヤレスヘッドホンと送信機(トランスミッター)を使って音声を伝送します。必要に応じてFM電波を使う「FMバッジ」システムや、イベント内容に合わせた追加機材も活用しています。それぞれの仕様と特徴は以下の通りです。
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専用ワイヤレスヘッドホン: サイレントイベント用に採用しているヘッドホンは、2.4GHzデジタルワイヤレスヘッドホンです。充電池式で最大8時間連続駆動できます。電波はシングルチャンネルの受信が可能です。
送信システム(2.4GHz送信機): 音源側にはコンパクトな専用送信機を使用します。一般的な3.5mmステレオミニプラグでミキサーやPC・スマートフォン等の音声出力と接続するだけで送信準備が完了し、特別な設定は不要です。
最大で半径30m以内まで電波を送信することができますが、会場の電波環境次第で大きく変動するので実際の距離は実地テストが必要です。mini USBで給電しながら使用します。FMサイレントシステム:FMバッジと有線イヤホン(orヘッドホン)のパッケージです。最大6chまで発信、受信が可能ですが、音質は2.4GHzに劣ります。バッジは充電式で送信機は電池式です。
その他の関連機材・サポート: Silent itのレンタルキットには、ワイヤレスヘッドホンと送信機のほか、必要なケーブル類(ステレオミニプラグケーブル、標準プラグ変換アダプタ、RCA⇔ステレオミニジャックケーブルなど)が一通り同梱されており、ヘッドホンにはあらかじめ電池を装填済みで届くため手元に届いてすぐ使用できます。
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Silent itの強みと競争優位性
同種のサイレントイベントサービスや音響レンタル事業者と比較して、Silent itには以下のような強み・差別化要因があります。
場所・時間の自由度が高く、騒音問題を解決: サイレントイベント最大のメリットは、周囲に音を出さないため場所や時間の制約が大幅に減ることです。
豊富な実績と全国ネットワーク: Silent itは2015年の創立以来、約10年で300回以上ものイベント開催実績を持つ国内最大手ブランドです。
柔軟なサービスと独創的なコンテンツ力: 前述の通りSilent itはレンタルからフルプロデュースまでワンストップで提供できるため、利用者のニーズに合わせた柔軟なサービス提供が可能です。
環境に優しいサステナブルな運営: Silent itの掲げるサイレントイベントは、環境負荷の低さでも優れています。大音量スピーカーや大量の電源を必要としないため必要電力を大幅カットでき、屋外でも小規模な発電機やバッテリーでまかなえます。
導入事例と主な活用シーン
Silent itが提供するサイレントイベントは、音楽フェス以外にも様々な分野・用途で活用が広がっています。最後に、実際の導入事例や活用シーンをいくつかご紹介します。
企業イベント・パーティー: 大企業の表彰式やカンファレンス後の懇親パーティーでサイレントディスコを採用するケースが増えています。
観光ガイド・同時通訳用途: サイレントイベント用の無線システムは、ツアーガイドや同時通訳機器としての活用も進んでいます。例えば多言語対応が必要な観光地のツアーで、参加者にそれぞれヘッドホンを配布しチャンネル別に異なる言語の解説を流すことで、一つのツアーで多国籍の旅行者に対応することができます。
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サイレントシネマ(無音映画上映): 野外映画祭や屋外シアターでも、Silent itの仕組みが活躍しています。ヘッドホンで音声を届けるサイレントシネマなら、夜間でも近隣に迷惑をかけずに映画上映イベントを開催可能です。
サイレントヨガ・フィットネス: ヘッドホンを通じてインストラクターの声やBGMを各参加者に届けるサイレントヨガも全国で広まりつつあります。
教育・学習への応用: サイレントイベントの手法は教育現場での学習プログラムにも活用されています。例えば学校の校外学習で「サイレントガイドツアー」を行えば、生徒全員にヘッドホンで解説を届けつつ、他の来館者に迷惑をかけず博物館見学ができます。
語学学習でもヘッドホンを使ったサイレントレクチャーを導入すれば、生徒それぞれが自分のペースで音声教材を聞き取ることができるため効果的です。また、Silent itの代表が協力した事例として、兵庫県の西はりま天文台で開催された「Silent Learning(サイレントラーニング)」という体験型ワークショップがあります。
その他ユニークな事例: 上記以外にも、Silent itは数多くのユニークなコラボイベントを実現してきました。例えば、老舗銭湯を丸ごとクラブ化した「ダンス風呂屋」では、お風呂場でサイレントディスコを開催する斬新さがSNSで話題を呼びました。
騒音ゼロでありながら大勢で音楽や音声を共有できるサイレントイベントブランド「Silent it」は、現代の課題を解決しつつ新たな価値を生み出すプラットフォームです。
Silent itは独自の技術と創造力で「やさしい静寂」と「あたらしい熱狂」を両立させる体験を提供してきました。イベント運営者や企業研修担当者、教育関係者にとって、Silent itのサービスは場所や時間の制約を超えて参加者に没入体験と一体感をもたらす強力なソリューションとなり得ます。
もし「音を出せないけれど盛り上がる催しをしたい」「新しい形の体験イベントを企画したい」というニーズがあれば、お気軽にお問い合わせください!
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