【詩④】 - ごろごろ、ころころ、だらだら -
それは年始の特権でね
ごろごろ ごろごろ
ごろろん ごろっっごろ
ころん ころころ
こころん ころころ
ころ………っ
ころころ。
だらだら。
あぁ、いつの間に。
時はころころ。心はごろごろ。体はだらだら。
ころろろろろん、ごろろろろろろん、だらーーり。
一緒こうしてごろごろろん。
もたれるソファーに体がだらだららん。
天井を見つめて、小さな蜘蛛が一匹。
伝うトウメイな見えずの糸がだらだららん。
生きるものすべては、ころころ、ごろごろ、だらだら。
あぁ、いつの間に。お正月は過ぎさって。
25.1.7