SIKAGASIRA

SE、営業職を経て専門学校教員へ。 基本、思った事はTwitterに呟くのですが、書…

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SE、営業職を経て専門学校教員へ。 基本、思った事はTwitterに呟くのですが、書ききれない場合はここに戯れ言や独り言を書いていこうと思います。

最近の記事

ChatGPTに負けるエンジニアはエンジニアに非ず

「プログラム未経験者がChatGPTでスマホアプリを作ってみた」「非エンジニアがChatGPTでプログラミング」といった記事を最近よく目にする。 この記事に触発されたのか「エンジニアはAIに替わられる」と思い始める人が出始めているが、結論を申すとタイトルの通りだ。 その理由を述べていこう。 ①「エンジニア=プログラミング」ではない       エンジニアの仕事はプログラミングだけではない。顧客と仕様を話し、金額、納期を決めるのもエンジニアの仕事であり、プログラミングはその1

    • 若者よ、次はJavaだ!

      上記の記事にあるように、近年ホットなプログラム言語と言えばPythonだ。 簡略化された記述方法は習得が簡単であり、プログラマーの卵を養成するのに一役買っていると思う。 そんなPythonを身につけた若者には是非ともJavaを学んでほしい。(Cでもいいよ) それは何故か?PythonといいJavaScriptといい、近年人気の言語は「変数の型」を蔑ろにしがちだからだ。 「変数の型」はプログラマーにとって極めて重要であり、「その変数は数値なのか」「整数なのか少数なのか」を曖昧に

      • 一部の人が勘違いしているSEという仕事

        「SEなら在宅勤務なので、話さなくてもできる仕事だと思いました。」 SEを目指す高校生の口から出た言葉に私は驚愕した。 曰く、その高校生は話すのが苦手で話さなくても良い仕事を目指してるらしい。 単刀直入に言うと「話すのが苦手な人はSEに向いていない」。 理由は単純。SEは顧客ありき、顧客と仕様やお金の話しを頻繁に行う。 更に社内のメンバーとも打合せや仕事の調整もかなり多い。だから話さない人はやってけない。 「SE→在宅ワーク→話さない」という不名誉とも言えるイメージができてい

        • 楽天カードに付けられた「改悪」のレッテル

          楽天カードが4月から改定され、ゴールドカードのポイント倍率が大幅に引き下げられる。 改定が発表されるやいなや、ネットニュースには「改悪」の文字が躍った。 これまでの楽天カードゴールドカードは年会費2000円で楽天市場でのお買い物が常に5倍。年に2回まで空港のラウンジが無料という、2000円にしてはリターンの大きいお得なカードだった。 だから「改悪」という意見が出るのは仕方ない。 だが、ゴールドカード会員は冷静になってほしい。年会費2000円というのは月額換算で約167

        ChatGPTに負けるエンジニアはエンジニアに非ず

          四国で一番地味な路線の変革

          10月10日、四国で新しい観光列車がデビューした。 (写真は展示会の様子) 観光列車の名前は「藍よしのがわトロッコ」。 トロッコの名前が示す通り、窓の無い解放された車両を連結している。 藍染めをイメージした、美しい塗装の列車だ。 この列車が走るのは徳島線。 山と田畑と住宅街が延々と続く、JR四国の中でも特に見所の少ない地味な路線である。 「こんな所に観光列車なんか需要あんの?」第一印象はそれだ。 そんな疑問を抱きつつ、展示会の帰り改めて徳島線を通る事にした。 乗った

          四国で一番地味な路線の変革

          マイナンバーカード普及率に見る、国民のITリテラシーの低さ

          下の記事にマイナンバーカードの普及率は19.4%とある。 https://news.yahoo.co.jp/articles/22d0a27d49cf1af5e77d827fecb13c8546178723?page=1 この普及率の低さは様々な理由があるだろう。 その理由の一つに国民のITリテラシーの低さがあるのは間違いない。 マイナポイント事業で慌てて役所に駆け込む人々の姿がメディアに取り上げられていたが、マイナンバーカードはスマホからも申請できるのに何故役所に駆け

          マイナンバーカード普及率に見る、国民のITリテラシーの低さ

          迫り来る、コロナの余波

          緊急事態宣言が解除されて4ヶ月が経とうとしている。 解除直後は、JRが通常ダイヤに戻したり、飲食店も営業を再開したりと、制限付きではあるが、徐々に日常を取り戻しつつあった。 私の地元、四国は感染爆発は回避されており、このまま規制緩和が続けば、またいつもの日々が戻るものと思っていた。 しかし、周りから飲食店の廃業の話しが次々に飛び込んできた。 ことでんは利用客の減少による減便ダイヤのまま。JR四国も列車の減便を余儀なくされている。 コロナの余波はゆっくり確実に忍び寄ってい

          迫り来る、コロナの余波

          鉄道軽視の四国。走る列車は最先端。

          四国は車社会である。 買い物、遊び、観光、何をするにも車が使われる。 そんな四国で鉄道は当然ながら苦境に立たされている。 免許を持たない学生や車に乗れないお年寄りはともかく、大半の人は移動手段に鉄道を選択する事は殆どない。 そんな鉄道軽視の四国。では、どんな列車が走っているのだろう。 「田舎で車社会だから、昔のボロい列車が走ってるのでは?」いや、実は最先端技術を惜しみなく使った高性能車両が走っているのである。 最近導入された2700系特急型気動車は最高速度130キロ、加

          鉄道軽視の四国。走る列車は最先端。

          Gotoキャンペーンの真の問題点について

          7/22よりGotoキャンペーンが始まった。 始まる前から東京都や大阪府等の都市圏でコロナウイルスの感染者が増加しており、感染拡大の真っ只中で始まったこのキャンペーンは「Gotoコロナキャンペーン」と揶揄される通り、コロナウイルスの感染拡大に大きく貢献してしまうのではと、連日報道されている。 恐らくGotoキャンペーンは感染拡大の片棒を担いでしまう事になるだろう。 これはGotoキャンペーンを推し進めた政府の責任なのか? いや違う。 責任は旅をする側にある。 この状況

          Gotoキャンペーンの真の問題点について