ヤグルマギクの種まきをしたりなど。
こんちゃこんちゃ。
今夜のタイトルはラベンダーからちょい外れて寄り道的other herbplantsのお話。。。
昨年はこの時期に青いハーブティが作れるウスベニアオイ(Malva sylvestris)を新たに植えたりなんかしてました。
そして今年。
自分が知る限りもっとも真っ青で美しい立派な花を咲かせる、とあるキク科植物を知っています、、、しかも食えちゃう。
ヤグルマギク/コーンフラワーですな〜!
和名では紫馬連菊とかって名付けられています。
今年2024年はまずこやつを育てます!
ヤグルマギクはMinecraftの花アイテムにも登場する、ヨーロッパではありふれたハーブの一つで、花の色はとても美しく色鮮やかな青、紫、ピンク、白といったカラーバリエーションがあるようです。
どうやらこの青色発色は鉄分/Feを中心核とした色素分子なんだとか。
これイギリスの農業番組なんかみてると、向こうでは牧草地にごく普通に生える雑草でありワイルドハーブのようなんです。
日本人からみると薄茶緑のメドウな景色に真っ青な花がポツリポツリと咲く景色はなかなかの異国情緒を想わせます。。。
今年はそんな見た目真っ青な花を咲かせてみたい!という願望が湧きまして、ひいてはハーブティの茶葉として美味しく頂くべく、種まきからやってみることにしました!
(種まきに使用したのはアマゾンで買える以下の袋タネ!)
■ヤグルマギクの種まき
1袋あたりのタネの数がそこまで多くはなかったので大事に水にうるかして発根させてからの定植?播種としました。
ヤロウの種まきの時は、同じキク科植物ではありますがヤロウ(Achillea millefolium)の種子はとんでもなく微細だったので蒔き付けに少々苦労した覚えがありました。
タネの数を正確には数えてなかったのですが、だいたいこれぐらいだろうかー?とポット苗作る感覚でこれらを用意。
プラグトレー播種ではなくポットに蒔きつけました!
ポット苗の培養土はホムセンで買えるわりと廉価な大容量の土にしました。
ラベンダーの挿し穂栽培ではないので、わりと種まき用土に準じていいのかなーと。まぁ調子悪ければ素直に別のグレードのものを使うことにします。
ヤグルマギク種子の方はもうすでに発芽発根しているため天地(上下)が生じてしまっています。
なので先にポットに培養土を敷き詰め、根っこ部分が下へ向くようピンセットで埋めていきます。
しかも、あとわずかで発芽(子葉となる部分)も起こるため、そこまで深く埋めすぎるとかえって発芽できなくなってしまいます。
(ヤグルマギクのタネは小さめで本来そこまで深い土壌に埋まることを想定していない)
なので浅く覆土は1cm程度となるよう心がけます。
でこのように種まき完了!
あとはこのポットでどれだけ大きくなるか要観察といったところですね。
すでに発芽したタネを播種しているのでタネが芽生えるまで水やりを続ける工程をカットできました。
おまけに確実に発芽したタネを蒔いているため、発芽するか不明で未発芽となったポットを後々始末する労力も削減できたワケです。
ちょっとは考えましたw
■播種完了後のようす。
ちらほら若葉が現れはじめました!かわいいですね🌱
エフゲニーマエダにとってたくさんのポットに若芽がたくさん現れるこの時期・光景がなんといっても大好物。
もう園芸店やった方が本望だったんじゃないかと思うばかりなんですよねぇ。。。
春の陽光を浴びて順調に大きくなるヤグルマギクの子葉たち。
画像をじっくりみて発芽本数を確かめてみると56本芽を出している。
断定はできないが、77%の発芽?生育率だろうか。
■他の子たち。
他にも昨年種まきしてからというもの、行き場を失いすし詰め状態となっていたセイヨウノコギリソウの苗たちをヤグルマギク同様にポット苗化してあげました!
キク科のセイヨウノコギリソウはヨモギと同様の地下茎による繁殖方式を持つので黙って植えておくと地下茎が回って見た目以上に個体の生育範囲が大きくなっている場合があります。
そんなときは株分けを行います。イネを手植えする際、苗をブチブチっとちぎって細かくするアレですね。
アレに近い感覚で個々を分けてポットに移植していきます。
まぁセイヨウノコギリソウはわりとタフで強い植物なので多少根っこを損傷してもすぐさま枯れる!という心配があまりなく安心です。
トレーで生えっぱなし根っこ絡みっぱなしの2年目セイヨウノコギリソウたちもこの際株分けしてそれぞれをポット苗にしてあげました!
5/9現在作業完了には至っていないですが、無秩序な種まきトレーから多数の若苗をポット苗へ移植できたのと、種まきトレーなどを回収することができました。
これで作業場がいくらか片付き、作業しやすくなりました!
と!
こんな感じの春の庭作業をやってるよ〜という昨今のレポートでしょうか!