【蒸留日記vol.2】ニオイヒバの精油抽出実験!
いや〜〜〜久々に林業っぽいことやりました!笑
昨日に引き続き、今日も蒸留day!
何を蒸留したかというと、ヒノキの仲間の葉っぱです!
一応針葉樹ではあるんですけど、クロべ属の”ニオイヒバ”という俗名がついた樹木の葉っぱです!
俗名なので、日本のヒノキやヒバとは隣同士の仲間ではないようですね。
日本にも同じクロベ属ネズコThuja standishii(固有種)という樹木がいます。
(鬼が出てくるアニメかな?)
針葉樹のくくりなので冬でも緑色の葉っぱなんですが、揉みしだくとヒノキっぽい強烈な匂いがします。
北海道人の僕からするとヒノキの匂いといえばコレだと思うんですが、ヒノキそっくりというわけでもないらしく、、、
(人によってはヒノキ+レモンのような香りらしい)
なにより北海道にはスギ・ヒノキ・サワラが生えてませんので、おいらには確かめようがないんですナ。。。
当ブログ初回の記事が、実家の近所に1本だけサワラ(Chamaecyparis pisifera)が植えられていた話⤴︎⤴︎
葉っぱめっちゃ似てるよね!
こっち(北海道)ではよく公園を囲った防風樹や小学校の囲い樹にニオイヒバがやたらめったら使われてたりします。
なので外を走り回ってた小さい頃はこれのことをヒノキというんだなぁと思ってた次第です。
けど針葉樹であり、匂いがあるならば、エッセンシャルオイルが作り出せます・・・!!
■材料調達!
やたらめったら集めてきました。
地を這うラベンダーとは違って普通の樹木から葉っぱをいただいてきたので、作業としてはかなり楽です!
オイルの出が良くなるように(意味あるんかなぁ)さらに葉っぱを細かく仕分けました!
このほうが寸胴鍋にたくさん入ってくれるので!笑
さすが針葉樹。
大量に枝葉を仕分けているとヤニがつきます。
これが蒸留器で純粋な精油成分となって、キレイなエッセンシャルオイルになるわけです。。。
「手袋はいて作業すりゃいいじゃん」と今思ってしまったおいら氏。
■いざ蒸留器始動!今日は針葉樹!
鍋に収まりきらなかったのはこの一文だけの説明にさせていただきますね。
これから冬の期間は針葉樹の蒸留がメインになるので、ラベンダーを先に蒸留したかった都合があります。笑
なんでも、ニオイヒバやトドマツを先に蒸留してしまうと針葉樹の香りがラベンダーオイルに出てきてしまう可能性があったので、前後順あった感じです!
まぁ細かいこと言わずサクサク進みましょう!
すごい!と思ったのが、ニオイヒバは蒸留開始からすぐにセパレータに油玉が見えはじめます。これには驚きました。
抽出量が多いということなのでしょうか、、、!!
これは時給換算にて期待大です!!(銭ゲバ臭も芳る)
■ニオイヒバ精油これだけ採れたよ!
12月1日昨日に作り出したラベンダーリーフ精油はオリーブ油のような濃い黄色をしていたのですが、一転ニオイヒバ精油は明らかに薄色で透明感があります!
そしてラベンダー精油が比じゃないほどの量採れました!すごい!
30分ほど枝葉をちょきちょきしてきただけなのにこの量が作り出せるなんて、、、ニオイヒバさすがやで!!
おそらく10mlボトルじゃすぐに満杯になるので、30mlボトルに入れました!
半分近くの量が採れていたのですごい歩留まり!
蒸留開始してからすぐに溜まってきたんだからそらそうか。。。
北海道にはヒバ・ヒノキが生えてないので、ニオイヒバオイルは北海道版ヒノキオイルといった位置付けでしょうかね!
明日も試したいことがあってだね、、、
そうなのですよ。
実は抽出方法をある程度アレンジしてみたいと思っているのですな。
蒸留抽出終わった後のニオイヒバ(葉)残渣なんですけど、割と葉っぱそのまま突っ込んだ感じなんですよね。
ただ葉っぱ表面を100℃蒸気で撫でるだけじゃオイルそんな採れないんじゃない?
と疑問に思っているので、明日はこの葉っぱをさらに細かく刻んで蒸留してみたいと思います。
実家にちょうど持て余してるシュレッダーはさみがあったので、それで細切れにしてやる感じで!
んな感じで!
引き続き明日に引き継ぎます!
明日も林業林業するぞーーーォ!!
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