【蒸留日記vol.4】ニオイヒバ2本目!
はい!
やっと札幌の街中で戴いてきたトドマツかどうか怪しかったモミの葉っぱの蒸留をやっと終えることができました!
うっすら黄緑色がかっている、トドマツ(モミ)オイルです!
結果的に300mLボトルを満杯にする量のオイルを得られました!
なんと蒸留時間2h x 6セット!
手間暇考えるとおそろしいですね!笑
で!
やっと釜を空けることができたので、次の実験を兼ねた蒸留レポートです!
北海道のヒノキことクロべ属ニオイヒバ(Thuja occidentalis)冬の葉!
これは前回ニオイヒバ回のnoteですね⤴︎⤴︎
トドマツの蒸留経験から、蒸留時間は芳香蒸留水がセパレータに滴下しはじめてから2時間!としました。
個人的に、ニオイヒバ精油は香りがかなり強いんですが、ヒノキにも似たフレッシュ、トップノートな香りは好みだったりします!
■2本目はちょっと工夫してみた
トドマツ(Abies sachalinensis)を蒸留した経験から、「なんかニオイヒバってオイル収量少なめじゃね?」とか思い始めてたので、それの検証をかねて工夫をこらしました!
工夫を凝らしたというより、蒸留材料の処理に時間をかけた感じですね。
という疑問を確かめてみたかったのですよ〜
■結果どうなった??
トドマツ?と同様に、2時間は回してみた感じです。
2時間くらい蒸留すると、排水される芳香蒸留水の受け皿にしている1000mLビーカー(かなりデカい)を、2度満杯にする感じ。
なのでそれ以上やっちゃうと素材によってはコゲ付きが発生しかねない釜の水分残量になります。
で、前回ニオイヒバ1回目のときはとってきた葉っぱをわりとそのまま釜に突っ込んでいました。
しかし今回はシュレッダーはさみを使って細切れにしました←
正直、かなりの量を細切れにしてやった感じです。
指の背の皮がめくれるぐらいは細切れ作業をやり続けました。
ですが、結果的にトドマツほどオイル量(の歩留まり)は稼げないみたいです。
気持ち半分かそれ以上くらい…?
ニオイヒバ(Thuja occidentalis)はわりとハッキリした香りなので好きなのですが、それだけレア度も高かった感じでした!
そして、オイルの収量がやや低いほかに、山に生えている木じゃなく、庭園樹や街路樹などとして都市の施設緑地に植えられている樹木なので、葉っぱの入手もそれなりに手順を踏む必要があるんですね。
公園とかだと定期管理で剪定をやったりするので、そこで枝葉をもらいにいく感じです。
そんな感じでレア度高めなニオイヒバ精油でした!
お次はエゾマツ(Picea jezoensis / P. glehnii)を狙っていたりするおいらでっす!
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